2004-06-01 第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第22号
それで、ただ同時に、幾つかの国で核兵器疑惑というのが顕在化をしたということもあったわけでして、九七年に無申告の原子力活動も対象にする追加議定書が作成をされたわけです。今、その追加議定書の締約国を増やしていくことがIAEAの保障措置の強化を図るということで効果的であるというふうに考えていまして、我が国としてこれを働き掛けていると、いろいろな国へ働き掛けているということであります。
それで、ただ同時に、幾つかの国で核兵器疑惑というのが顕在化をしたということもあったわけでして、九七年に無申告の原子力活動も対象にする追加議定書が作成をされたわけです。今、その追加議定書の締約国を増やしていくことがIAEAの保障措置の強化を図るということで効果的であるというふうに考えていまして、我が国としてこれを働き掛けていると、いろいろな国へ働き掛けているということであります。
お尋ねのテポドン二号でございますが、これは三千五百キロから六千キロの射程を有するものでありますからもちろん我が国は全域射程内におさまりますが、このような北朝鮮の長射程のミサイル開発は、核兵器疑惑と相まって、単に我が国のみならず、アジア太平洋地域全域あるいは国際社会全体に不安定をもたらす要因であると考えております。
現実にこれまで査察を受けてそれでは核兵器疑惑のようなことが日本にあったのかどうか。それにもかかわらず、北朝鮮だのイラクだのをほっぽらかしておいて、平和利用に徹している日本を何でそんなしつこく調べるんですかというのがどうもわからないんです。 それでは、ちょっとトーンダウンしますけれども、日本で査察した結果、指摘事項はどうなんでしょう。
○野呂田国務大臣 一月に韓国を訪れまして、千長官との会談を行ったわけでございますが、核兵器疑惑や弾道ミサイル開発の動きのある北朝鮮情勢について意見交換を行ったわけでございますけれども、その際、北朝鮮は既にノドン・ミサイルの開発と配備は完了した、テポドン一号及び二号についてもかなり開発が進んでいるというようなこと、また核疑惑につきましては、疑惑は非常に強いけれども、やはり決めつけるだけの確証がないというような
そしてその際、この核兵器疑惑の払拭の問題、李恩恵問題や日本人妻里帰りなどの人権問題、こういうものをあいまいにすべきではない、このように思いますが、いかがですか。
○上原委員 きょう参議院で北朝鮮の核兵器疑惑にかかわる問題に関する政府統一見解というのが出ている。非常に抽象的です。私もこれを見た。さっきニュースでやっていたから取り寄せてみた。そういった事実関係についてはっきりした根拠もない。まあだんだん明らかになってくると思うのですがね。
○国務大臣(柿澤弘治君) そういう御趣旨でございましたら、削除をさせていただくことにいたしまして、タイトルを「北朝鮮の核兵器疑惑に係る問題」というふうに修正をさせていただければと思っております。
それでは、時間もありませんから質問させていただきますが、北朝鮮の核兵器疑惑が緊迫の度を深めていると私は認識をしているのでありますけれども、きょう未明、現地時間では二日ですか、IAEAから国連安保理へどういった内容の報告がされたのか。同時に、これを受けて安保理では直ちに経済制裁の決議の討議に入るのかどうか、あるいは段階的制裁の可能性の方に行くのかどうか。
特に、朝鮮民主主義人民共和国の核兵器疑惑については、唯一の被爆国として核兵器の拡散に強い懸念を持つものであります。政府として米国、韓国、中国及び国連と連携し、北朝鮮の核兵器開発阻止に一層の努力を求めるものであります。