1975-08-26 第75回国会 衆議院 内閣委員会 第33号
御承知のとおり、米ソ間にはホットライン協定もありますし、核不戦協定もあることでありますから、どうもこの辺の事情を解明するのに私自身も非常に困難を感ずるわけでございますが、ひとつ日本の政府として、この問題についてはこういうふうにわれわれは思っておるのだということを、はっきりと国民にわかるようにこの席でお述べいただきたい、これが私の第一の質問でございます。
御承知のとおり、米ソ間にはホットライン協定もありますし、核不戦協定もあることでありますから、どうもこの辺の事情を解明するのに私自身も非常に困難を感ずるわけでございますが、ひとつ日本の政府として、この問題についてはこういうふうにわれわれは思っておるのだということを、はっきりと国民にわかるようにこの席でお述べいただきたい、これが私の第一の質問でございます。
それとその前に、これは外務省の方にお伺いしたいのですが、米ソの核不戦協定というものの内容をひとつ御答弁願いたいと思います。
したがって、その壊滅を避けるために、米ソの核不戦協定もできたわけでありましょうし、欧州安保もそういうことを踏まえて催されたわけでありましょうが、そういう傾向にぜひ全人類がいってもらいたい。
米ソは核不戦協定を結んだ、しかしソ中はどうだ、あるいは米中は今後どうするんだというようなこと等はまだ大きな未知数の分野として残っておるわけです。大勢は、しかし、非常に私たちの望む恒久平和の方向に進みつつあるであろう。このことは、私たちはそういうふうに見ても差しつかえないんじゃないかと思うんですが、その際において、沖繩の極東におけるアメリカから見た戦略的に占める価値というものも変化していく。
その尤なるものは今度の米ソの首脳会談によって核不戦協定を宣言したということに尽きる。しかしまだ、先ほど申し上げましたように、核防条約に批准するまでには相当なこれから努力を続けなければならない。
そして、日ソよりももっと激しい対立だと言われて、米ソもし戦わばというような本が出ておったにもかかわらず、両国首脳部はちゃんと核不戦協定を宣言しておるじゃありませんか。世の中変わっているのですよ。私は、日ソの間で領土問題が解決しないなんて思っていませんし、人類の平和のためにも、解決ができないなんて思っていません。だから、粘り強くしんぼう強くお互いが理解を求めて解決をする、こういうことであります。
まず、ニクソン・ブレジネフ会談による核不戦協定が共同声明で発表されたわけですが、そうした国際情勢、かつては東西冷戦の対象国であった二つが、そういう方向に行くという関係になっておる。そのニクソンが日本を訪問するという日程がいま俎上にのぼっているわけです。