2003-06-13 第156回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
ただ、こういう将来の予測ですから、株式の下落等、これから先ですね、今の株式相場等を含めてどこまで行くのかと、こういう蓋然性から見て、まだしっかりと、今の状況まで資本が欠けますと、やはり五年というのはしんどいんじゃないだろうかということで今回は三年になったと、こういうふうに御理解いただきたいと思っております。
ただ、こういう将来の予測ですから、株式の下落等、これから先ですね、今の株式相場等を含めてどこまで行くのかと、こういう蓋然性から見て、まだしっかりと、今の状況まで資本が欠けますと、やはり五年というのはしんどいんじゃないだろうかということで今回は三年になったと、こういうふうに御理解いただきたいと思っております。
その後の事情におきまして、国内の円相場あるいは株式相場等が大きく変動いたしておりますのは御指摘のとおりでございます。ただ、私といたしましては現状も、日本から国外への資本の移動の状況を見ますと、それだけではまだ撹乱的な資本移動というものが生じているわけではないというふうに認識をしているわけでございます。
御承知のように、相場というものは、大体におきまして需要供給の関係でございますが、特に株式相場等は売り手、買い手の関係できまるものだ、また、これを根本的の考え方からいいますと、統制的な、あるいは管理相場的のものにすべきではないというふうに考えておるわけでございます。したがって、いまの相場が妥当であるかどうかということは——また、この相場はほかの相場と違います。