1953-02-02 第15回国会 参議院 本会議 第20号 このために世は挙げて株式熱に浮かされて、大衆の資金も又株式界に動員されておることは御承知の通りであります。昭和二十五年から二十六年あたりにかけてり株式不況時代とは全く隔世の観があると言つてもいいのであります。いい方面といたしましては会社自己資本の増強、戦前六五%もありましたのが三五%ぐらいに転落しました現在、薄弱資本をこの株式好況時におきまして増資することは誠にいい機会であります。 竹中七郎