2009-05-22 第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第24号
日本銀行の株式買い入れは、銀行の株式保有リスク削減の努力を支援するため、有価証券の保有実態や日本銀行の財務の健全性確保の観点を踏まえまして、一定の信用力を有する株式を対象に行っております。現時点で、この枠組みを変えることは考えておりません。
日本銀行の株式買い入れは、銀行の株式保有リスク削減の努力を支援するため、有価証券の保有実態や日本銀行の財務の健全性確保の観点を踏まえまして、一定の信用力を有する株式を対象に行っております。現時点で、この枠組みを変えることは考えておりません。
もっとも、金融機関は株式保有リスク削減が経営上非常に重要な課題であると認識しているというふうに理解しております。日本銀行がこうした金融機関保有株の買い入れを再開したということは、実際の買い入れ実績の多寡にかかわらず、金融機関にとって一種の安全弁として機能していると考えております。
この間、日本銀行は、金融機関による今後の株式保有リスク削減努力を支援し、これを通じて金融システムの安定確保を図る観点から、本年二月に金融機関保有株式の買い入れを再開しております。 最後に、今後の金融政策運営について申し述べさせていただきます。 現在は、経済、物価の先行きについて、不確実性が極めて高い状況にあります。
もっとも、金融機関の方は、株式保有リスク削減が経営上の重要な課題であるという認識は持っているというふうに理解しております。したがって、日本銀行が金融機関保有株式の買い入れを再開したということは、実際の買い入れ実績が多い少ないということにかかわらず、金融機関にとっては一種の安全弁として機能しているというふうに考えております。
今回の株買取りのスキームは、金融機関の株式保有リスク削減のために臨時的に一時的にやったんですけれども、そして買い入れた株式については、これは日本銀行の財務の健全性を確保するということから、できるだけ保守的に経理すべきだというふうに考えられます。