株式会社CICは、クレジット事業者などが共同して設立……
○政府委員(細川恒君) 情報の成熟度、その効用いかんということでございますが、クレジット業界におきます信用情報機関、これは株式会社CICでございますが、そこではクレジット取引に関する延滞等の事故情報、いわゆるブラック情報を中心にしまして、平成四年十月現在の数字でございますが、八千八百万件程度の個人情報を保有いたしております。
○政府委員(細川恒君) 大変細部にわたる質問でございまして、必要がありましたら細部にわたってお答えをさせていただきますが、株式会社CICの運営規則、附属規程等によりまして詳細にその保護をいたしておるわけでございます。加えまして、割賦販売法に基づきまして個々の企業に立ち入り検査をいたしておりまして、そういう形で情報の保護ということに十分を期しておるということでございます。
このクレジット業界は、通産省の御指導で昭和五十九年に、従来幾つかありました情報機関を統合いたしまして、株式会社CICというものをつくりました。そして今日まできております。少なくとも、その限りにおきましては、クレジット業界はこの信用情報機関に登録をし、これを利用するという体制がずっと続いておるわけでございます。