1949-09-05 第5回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第6号
この点につきまして再評償いたしますと株價が五円くらいになつてしまいますが、如何でございましようか。
この点につきまして再評償いたしますと株價が五円くらいになつてしまいますが、如何でございましようか。
○宮幡説明員 今澄委員からのお尋ねのうち株が値上りしたではないかというお話でありますが、この点はまことに残念なことでありましたが、きのうの株價をまだ見ておりません。初めて伺つたことでありまして、その点は今澄委員の仰せられる通り、大炭鉱の株が上つたものだという前提で考えを申し述べさしていただきます。
これはさつきも申し上げました通り、全体の資本主義閣内におるところの消費市場の狹隘、これが具体的にさつきも大臣から言われました通りに、アメリカを中心とするところの物價の下落、株價の低落、それから各産業人の生産の手控え、これもやはり関連しましてイギリスにおけるところの生産並びに貿易政策の変更、ある意味において狼狽、こういうことがもとになつて、これが東洋の市場にも重大なる影響をもたらした。
それから尚よく檢討して見ますと、この株式に振替えてこれを民間に出した場合は、これを殊に旧株主に割当てますと、一種の現物配当の形になりますから、まあ配当したのですから、それに或る程度課税をしても止むを得ないとい、う理論も成立ちますし、又株價の上にもそういう形をとつた場合は非常に敏感に反映されるわけでありますから、この分に対しては或る程度税をかけても止むを得ないが、併し積立金として社内に残して置いた場合
この会社は極く一部バスを経営しておるものもありますが、大体の事業の主体である鉄道をなくして、そうして会社の清算もできない、從いまして恐らく株價等は随分変つた値段に恐らくなつておるだろうと思います。そういうような実情にこれらの会社があるのであります。今の油井さんのお尋ねの、然らばその内容を調べたかということでありますが、実は私共その内容については詳しいものを知つてはおりません。
次に持株会社整理委員会等に関する経理でございますが、これも審議の経過は速記録に譲ることといたしまして、質疑を終了、討論に入り、共産党の井之口君から、いわゆる昭電事件から見れば、同社の社長更迭は持株会社整理委員会の同社についての株主権の行使が適正を欠いた一事例で、將來もこの種のことが惹起される懸念がある、放出した株式は再び元の所有者の手にもどり、株價値上りの利益を元の所有者に收得せしめることとなるとの
しかるにこともあろうに、この暫定炭價の問題が俎上に上るや、三井鉱山あるいは古川鉱山等の株價を見てもわかるように、驚くべき株の騰貴を示しておるのであります。その暴騰は何に原因するかというと、これら大炭鉱に最も有利に價格がきめられるであろうという兜町筋の見解によつて、これらの大炭鉱の株は軒並に——北海道炭鉱も含めて最近暴騰しておることはすでに御承知の通りであります。
端的に申し上げますれば株價が非常に上るということに相なります。これは前尾委員よく御存じのことでありますが、資本関係の税についていわゆる税率あるいは税のやり方によつて、資本價値が非常に動くということをいたしますのは、社会公平の観念からいたしましても、いかがであろうかという点が問題であります。
○竹中七郎君 持株会社の問題でございますが、讓受けせられました有價証券を処分せられまして、今の額面と現在の株價が上つたその利益というものはその会社にお返しになるのでございますか、それからその手数料を取られて負担金を取られて後には返してやる、こういうことになるのですが。
また株價につきましては、この三月ごろにいわゆるブームがございまして、相当上りまして、業者の中にも十分な決済ができない者があつた。その後の状態は、御承知のように株價としては低迷状態にあつた次第であります。ここが底ではないかというように一般の人々から観測されておつた次第であります。その後御承知のように経済の建直りはやや見られて参りました。
○川合委員 株價のポジシヨンがどうかということは、これはいろいろな見方がありますが、私のおそれる点は、株式界に対して第三國資本というものが動いているか、動いていないか、その点なかなか調査が困難でしようが、そういうようなことはどういうような実情にあるか、これをちよつとお聞きしたいと思います。
ユダヤ系統のサスーン、ジャーデン・マジソンという者が、いろいろな形態において今日本に進出しつつあるということをわれわれはおぼろげながら知つておるわけでありますが、現在日本の株價の状況から見るならば、ここに一億ドルなら一億ドル、千万ポンドなら千万ポンドという金をもつてくるならば、日本の会社の相当数というものは、かかる外國人によつて掌握されるわけであります。
これは当然でありまして、私どもはこの金額は今日の株價の状況から見ましても、むしろ少いではないかと考えるくらいであります。そういたしますと、大体証券業を営むについては、当然これだけの資本がなくてはならない。不時に備えてのこれだけの用意がなくてはならないというような金額が、おのずから出てくるのであつて、それに対する規制がこの法文自体の中にも、当然あつた方がいいのではないかと私は考えるわけであります。
いわゆる株價その他の値上がりというようなこを、非常に御心配のようでありますが、そんなことどころではなくて、勤労階級のきようの生活というものは、もうゆとりも何も実はないのであります。じりじり死期についてしまつているわけでありまして、何としてもここに水を注がなければならぬ絶体絶命の破目に追いやられているわけであります。
今日株價は五十円の拂込に対し、すでにプレミアムが附いて七十五円になつているというような現地の噂も聞いておるのであります。社会党はこういうような利権問題については触れない政党であるということを私はよく知つております。この問題につきましては天下の誰が聞いても本当に頷けるような解決をして貰いたい。私の常識的な考えで言いまするというと、これなんかは小倉炭鉱に当然許可すべきものである。
○西川甚五郎君 この金融機関の株を持つておりまする法人は、大体戰時中においてもこの株價の指教から見ましても殆んど変化がないと思います。これを所有する法人としても、殆んど堅実な法人がこれを所有したと思います。投機的な会社においては、これは金融機関の株券というものは持つておらないと思います。
尚その尺度につきましては、或いは確定價値附の公債とか、株價というようなもので考えることもあるかと思いますが、今のところそういう價値基準が得られない、價値變動の尺度の正確のものが得られないという點と、それから先程申上げましたようにそういうことをやるということは、もう貨幣の信用が失墜しつつあるという前提の上にやつておるのだという誤解を受けることを恐れておる次第であります。
株價は五十円の株券が二十円、十五円、三円くらいになつている。そうしたボロ銀行やボロ会社に誰が貯金をするか、新しい組織による銀行、会社、保險会社、無盡会社の許可を要求し、降壇いたします。御清聽を感謝します。(拍手) 〔國務大臣西尾末廣君登壇〕