2016-10-26 第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
株価だけには物すごく熱心に、GPIFの公的資金や、あるいは、今度日銀もETF等を通じて、株価維持操作と市場関係者が断定するようなやり方をなさっておりますけれども、なぜもう少し個人消費に徹底的に注力したような経済政策を打たないのか。株価頼みというか、株価だけは何か熱心なんですけれども、個人消費にもうちょっと目を向けていただきたい。
株価だけには物すごく熱心に、GPIFの公的資金や、あるいは、今度日銀もETF等を通じて、株価維持操作と市場関係者が断定するようなやり方をなさっておりますけれども、なぜもう少し個人消費に徹底的に注力したような経済政策を打たないのか。株価頼みというか、株価だけは何か熱心なんですけれども、個人消費にもうちょっと目を向けていただきたい。
○森副大臣 まず、実情でございますけれども、年金積立金の運用につきましては、長期的観点から定めた基本ポートフォリオに基づき運用を行っているところでございまして、実際の運用において、株価維持操作、いわゆるPKOは一切行っておりません。
現実に、三月危機をしのいだのは、実体経済が改善したからではなく、政府が公的資金によるPKO、株価維持操作や空売り規制強化など、小手先のびほう策を総動員し、無理やり株価をつり上げたからではありませんか。 ペイオフ凍結が解除され、多くの預金者は、いつまた金融危機がやってくるかと、不安を抱きながら生活しています。
自民党が出しております特命委員会のデフレ対策の中にも、この筋の悪いものが随分あって、一般事業会社から保有する銀行株や保険会社が保有する株式の買い上げ、郵貯、簡保、年金資金による株価維持操作、PKO、あるいは日銀に金融緩和の過度の要求というようなことで、決してこれも評価できるものじゃない、こういう感じがするわけであります。
もし仮に、株価維持操作というようなことにこれが使われるというようなことになっていたとしたら、それはもう厳重に我々も言わなければなりませんし、またそういうところにはこの運用を任せてはならない、そういうふうに思っている次第でございます。
一体、これがPKOじゃない、株価維持操作じゃないということで盛んに言われていますけれども、トータルで見ればこれは株価維持であり、かつ、お伺いしますが、一体こういう機構、機関を設けている諸外国というのはあるんでしょうか。
その典型は、株価PKO、プライス・キーピング・オペレーション、株価維持操作に代表される政府介入であり、その結果、市場原理はゆがめられ、金融機関も真の競争力を失い、不良債権問題は我が国経済にとって最大の重荷となるに至りました。 このような環境のもと、銀行等保有株式取得機構による銀行保有株式の買い取りを企図した本法律案が政府から提出されました。
本題に入る前に、重大な問題となっている株価維持操作、PKOについて伺います。 十七日の株価下落に対し、与党三党政策責任者は一兆円の公的資金による株式市場介入の方針を打ち出し、政府に申し入れました。総理はこれを重く受けとめると述べたと伝えられておりますが、これはその実施を検討するという意味ですか。そうであるならば事は余りにも重大であります。
もちろん、こういう株価維持操作だとか、あるいはそういう国によるところの株価操作というようなものは絶対やるべきではないということを改めて強く指摘しておきたいと思うのです。そういうことでやったのではないという大臣のお言葉ですが、今後ともそういう点は十分に注意していただきたい。
最近、株価暴落の懸念は去ったから、政府の施策は景気対策にとどめて、いわゆる株価操作、株価維持操作というのでしょうか、PKOはそろそろやめるべきだ、そうでないと株式市場の活性化は望めないと、こういうことを言う論者がふえているように思いますが、この点についてどういう御見解をお持ちか。また、株式市場の活性化対策ということで当面考えられていることはどういうことか。この二つ、お伺いします。