1996-09-12 第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
ところが、大阪大学の栗村教授が、マスコミに対する証言でございますけれども、最近になって、八四年の十一月の二十二日、厚生省の輸血後感染症研究班の会議で二十二例中四例が陽性の結果を報告した。
ところが、大阪大学の栗村教授が、マスコミに対する証言でございますけれども、最近になって、八四年の十一月の二十二日、厚生省の輸血後感染症研究班の会議で二十二例中四例が陽性の結果を報告した。
同時に、同年の十一月二十二日に、鳥取大の栗村教授ですか、研究班の会合において、血友病患者二十二例中四例が陽性だと、こういうふうな問題からすれば、これらの問題で厚生省は緊急対応すべきであるのに作為義務を怠った。すなわち不作為の過失だという点が問われている。
○塩川証人 これは、私は、栗村教授に聞いていただかなければわかりませんし、調査検討委員会としてはそういう抗体の検査を依頼するというようなことはないと思うのでございます。
これは班長あるいは分科会長の栗村教授に聞いていただきたいと思います。
栗村教授に依頼というのはだれがでございましょうか。
○野崎参考人 その会議に先立ってだと思いますが、日沼教授、栗村教授から厚生省に、検査法が確定して、現在、今おっしゃいました百六十三件中四十七名の血友病患者に抗体陽性が出たという御報告がございました。
○衛藤(晟)委員 栗村教授が十一月に出しました二十二例中四例、それから、明けまして六十年の百六十三例中四十七例、確立されたというぐあいに、これだけのこともずっとわかったわけでありますが、やはり対策が一体どうなっていたのだろうかということが、私ども、どうしてもここのところが理解がしづらいところでございます。
○岩佐委員 先ほども紹介がありましたけれども、八四年の十一月二十二日に開かれた輸血後感染症研究班エイズ分科会で、栗村教授は、日本の血友病患者の抗体陽生二十二例中四例を報告しました。この会合の後の雑談で、栗村氏はギャロ博士の報告について知らされ、栗村氏の検査が確かなものかどうか、ギャロ博士のデータと突き合わせをする、そういうことになったのです。
既に、先ほどもお話がありましたように、鳥取大学の栗村教授も血友病患者さんの中に抗体陽性者が出ているということを言っておられましたので、私たちも帝京大学の症例も抗体陽性ではないかということをいつでも考えていたわけですけれども、この事実につきましては、また何か新しい資料が出れば別ですけれども、今のところ三月二十一日、すなわち先ほどのいわゆる第一号症例を報告する前の日に新聞報道で抗体陽性の血友病の患者さんがいるということがありまして
ただ、この十一月二十九日の文書というのは、後にいろいろ問題になるといけませんので、そこで私の感じたことを一つ申し上げておきますけれども、先ほど小委員長からお話がありましたように、栗村教授が、血友病患者の二十二例中四例が陽性だったということなんですが、この文書にも、血友病患者さんの血液をドクター安部がギャロに送ったところ、やはり二十二例中四例陽性だったということでございます。
○松村政府委員 御指摘の議事メモでございますけれども、これは、昭和五十九年の九月に保健医療局長の私的諮問機関として設置されましたエイズ調査検討委員会の第二回の委員会において、栗村教授による抗体検査の結果が報告されたこと等が記載された議事メモでございます。
このエイズ分科会には、栗村教授、北村教授それから参考人、この三人が属しておられたということなんですが、そのグループの一人の栗村氏が、安部氏が依頼したギャロ博士のデータの存在について知ったのは一八四年十一月二十二日の京都で開かれたいわゆるエイズ分科会の会議だったというふうに言っておられるのですね。
○岩佐委員 鳥取大の栗村教授に、先ほども話がありました、資料を提供されたということでしたけれども、直接栗村教授から参考人のところに資料を要求されたのか、それとも厚生省を経由してその資料を渡したのか、その点はいかがですか。
九月には帝京大学の血友病患者の多数がエイズに感染していること、その後鳥取大の栗村教授により日本の血友病患者がエイズ感染していることがわかっています。 厚生省にこれらの事実が報告されながらなぜに隠されたのか。そして、今日では既に明らかになっていますが、エイズ発症者ではない、単に感染者であるホモセクシュアルの男性がエイズ第一号患者としてなぜに認定をされ大々的に宣伝をされたのか。
その後、栗村教授も同じようなことをやりまして、お聞きしますと何百例、それは外国のものも入れて、それからさまざまな患者の血清もやってそういう結果であったということでございますからどの一例が何というわけじゃありませんけれども、血友病の方が当時血液製剤でHIVに感染したということはほぼ一〇〇%確かというふうに我々は考えるわけですけれども、御意見いかがでございましょうか。
○水島裕君 それでなおかつ、栗村教授は厚生省にも十一月末までには報告したということでございますから、一九八四年の十一月の時点では行政の中枢はHIVが血液製剤によって感染した、あるいはし得るということを認識していたという認識でよろしゅうございますですね。
しかし、この年のうちには栗村教授の抗体検査の結果が刻々と厚生省に報告され、厚生省は血友病患者の三割が感染していることがわかっていたのです。それでも厚生省はこのことを隠し、被害を拡大させたのです。当時の生物製剤課長の松村氏やエイズ調査検討委員会の塩川優一氏、西岡久壽彌氏たちは、僕たち被害者の前で、この国会でぜひ真相を話してほしいのです。当時、僕らは知らないまま安心して注射をしていたのです。
それから、一九八四年に大阪の栗村教授が、血友病患者の血液分析によって二十二例中四例が陽性だった、こういうことを厚生省に報告しておりますが、こうした報告を厚生省はきちっと把握して、どのようにこの報告を扱ったのか。 また、例の安部英氏がギャロ博士のところへ送りまして、自分の患者四十八人中二十三人がHIVに感染していたということが判明をした。
○松村政府委員 栗村教授によります抗体検査の結果につきましては、当時の感染症対策課の課長補佐から事情を聞いたところ、保健医療局としては、六十年三月半ばごろに栗村教授から、血友病患者さん百六十三名中四十七名がLAV抗体陽性であるとの結果を聞いております。
私は、昨年の十一月、厚生委員会で質問したのですけれども、八四年末から八五年の一、二月にかけて、栗村教授が血友病患者のうち七十四人がHIV感染をしている、そういう調査結果を出しているにもかかわらず、厚生省は発表しませんでした。そして八五年三月には、米国在住の同性愛者を日本人エイズ患者第一号として大々的に発表しました。
○岩佐委員 先ほど栗村教授の件で私は言いましたけれども、私、ちっとも厚生省は努力してないというふうに思います。 それで、私は、感染症対策課長の野崎貞彦氏あるいは同補佐森尾真介氏、こういう人たちをぜひこの委員会で参考人として呼んでほしいというふうに思います。委員長にお取り計らいをいただきたいと思います。