1996-07-12 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第31号
○岩佐委員 今お話がありましたように、栗村報告を知って、そしてメーカーの方に早く加熱製剤をやるように、治験を急ぐようにというような指示をされて、それで急いだといっても、それから七カ月後になってしまうわけですね。 それで、そういう事実を、例えば十一月二十二日から、それから十一月二十九日を経て一月、二月、三月に向けて血友病患者の方々から物すごくたくさんの感染者が発生をしているわけですね。
○岩佐委員 今お話がありましたように、栗村報告を知って、そしてメーカーの方に早く加熱製剤をやるように、治験を急ぐようにというような指示をされて、それで急いだといっても、それから七カ月後になってしまうわけですね。 それで、そういう事実を、例えば十一月二十二日から、それから十一月二十九日を経て一月、二月、三月に向けて血友病患者の方々から物すごくたくさんの感染者が発生をしているわけですね。
それから、時期が全く違いますが、先ほども指摘がありましたが、八四年十一月二十二日の輸血後感染症研究班の森尾課長補佐のメモの中に、これも何度も指摘をされていることですが、これは栗村報告でしょうか、栗村報告、ギャロ報告などによって日本でも血友病患者にHIVのウイルスの抗体陽性反応が認められたけれども、マスコミには発表をしないというようなメモが残っています。
すなわち、血友病患者さんの間にHIV感染症が広がっているということはもう先ほどの栗村報告でもわかりますし、既に昭和五十八年の時点から皆さんが考えていたわけでございます。しかし、一向に報告がエイズ調査検討委員会に上がってきていないわけでございます。
○参考人(塩川優一君) 今御指摘のとおりでございまして、今の文書をこれはぜひ解読していただいて、それで、今委員が御指摘になったようにそれは間違っているのか、栗村報告も安部報告も両方とも二十二例中四例というような混乱がもしあるとすれば、そういうことも正して、そして正しい情報にしていただきたい。私は、新しい書類が出てきたわけですから、今までの考えが間違っていればもちろん訂正いたします。
それには参考人が御出席なさっているんですけれども、その場所で栗村報告が出され、そしてギャロ報告がなされているかどうか、そのことについて思い出すことがありましたら。
栗村氏は、その分科会で初めてギャロ博士のデータを知ったというふうに言っておられるわけですけれども、そもそも、この十一月二十二日の分科会で、栗村報告がされ、それからギャロ博士のデータもそこに出たようなのですけれども、どのような形でそれぞれ出されたのか、参考人、御記憶ございますでしょうか。
○岩佐委員 そうすると、その会議では栗村報告はされたということですね。それで、帝京大症例について、その班の会議で改めて何かされたということではなくて、もう既に、みんな暗黙の了解というか、知っていたことだったのでしょうか。その辺はどうだったのでしょうか。