1996-07-23 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第32号
それで、実は、栗村先生は別の方法で私のデータ、ギャロさんから来たことをおわかりになったのではないかと思うのでございますけれども、別のルートでですね、あるいはどこかから聞きつけになられたのでございましょうが、私にすぐに御連絡がございまして、そして、このように私にお尋ねがございました。
それで、実は、栗村先生は別の方法で私のデータ、ギャロさんから来たことをおわかりになったのではないかと思うのでございますけれども、別のルートでですね、あるいはどこかから聞きつけになられたのでございましょうが、私にすぐに御連絡がございまして、そして、このように私にお尋ねがございました。
○塩川証人 ちょっとその前の御質問で、多分、松本症例についてだれが依頼したかということかと思いますけれども、これは松本医師が自分で栗村先生に依頼したということでございます。
栗村先生を初めといたしました皆さんのお集まりがございました。そこへ先生に招待状が来て、しかし、先生は御出席にならずに松田先生が御出席になったというお話を聞いておりますが、そこでもこのギャロの報告はされなかったというふうにお聞きをいたしておりますが、そうでしょうか。
○松本参考人 これは、鳥取大学の栗村先生からこの結果をお知らせいただいたのが多分二月初旬だったと思います。この結果に基づいて、御本人の友人に連絡をとり、それから御本人に連絡していただいて、そこで、これはたしかそうだったと私は今記憶しているのですけれども、よく思い返すと、それは患者さん自身が私の方にお電話をしていただいた、その中でこういうことだというのをお話しした。
○山本(孝)委員 栗村先生のプロジェクトチームへの回答で、「当時帝京大ではギャロ博士の研究室にて検査された検体があるのを知った(十一月二十二日の会議にて)」というふうにおっしゃっているので、十一月二十二日の会議には、栗村先生の言葉で言えば帝京大の話は出ているのですね。それで、二十九日の調査検討委員会の汚いこの議事メモを見ても、安部、ギャロ云々という話は出てくる。
栗村先生の十一月二十二日のいわゆる分科会の報告は、そのときに紙で印刷したものをいただいたものですから、それで、ああ、こういう二十二例中四例だったなということを覚えているわけでございます。
○参考人(大河内一雄君) そのほかに、報告に基づいて、例えばエイズ学会といったものをつくった方がいいんじゃないかしらといったような話とか、それから栗村先生が仕事するために大変苦労なさっていることは知っています。もっと具体的に言えば、研究費のことです。
それをサポートするというか、間接的になりますけれども、私自身は、栗村先生のところで私たちがよく知っている方法でなさっていますし、信頼性が置けますから、これで日本でも疫学的な理解がしやすくなると思ったわけです。 一方、栗村先生は、今度は安部先生の方からたくさんの血友病の患者さんの血清をいただいて、もう一度調べ直したというのが後の話として続くわけですね。
それから、二十二例中四例というのは、多分、栗村先生の発表の数と帝京大症例とミックスアップしたものではないか、勘違いして書いてあるのではないかと思います。
一部の先生、日沼先生とか栗村先生は御存じだったのじゃないか。あるいは、そこに参加していた補佐は知っていたはずであります。
というのは、当時、栗村先生は蛍光抗体法によってHIVの抗体検査の開発を一生懸命努力なさっていたわけでありますが、それが正しい成績が出るか出ないかということを確認する方法がはっきりしていなかったわけであります。
そして、栗村先生たちがいろいろ検査をされる、それでその発症者がわかってもこれも採用しない。そして、何で同性愛者のこういう人を第一号にするということになったのですか。本当に納得がいかないのです。その点、どうですか。
ところが、今度出された二月二十八日付の質問調査回答では、公衆衛生局の吉村氏が、五十九年度の後半に、日沼先生と栗村先生が大きな模造紙のようなものを持参して厚生省に報告に来られたのを記憶している、「その報告を受けて、極く短期間の間に検査法を開発してしまう優秀な研究者がいるということと、検査法が確立されればエイズ対策は一歩前進するという期待感を感じた」こう述べているわけです。
これがもっと早く発表されていたら、それこそ、八三年の、先ほどから議論がある七月の四日のメモどおりに対応している、あるいは七月の帝京大学の患者さんをちゃんと、間違った結論を出さない、あるいは間違った結論だとわかったときにそれを見直す、あるいは栗村先生たちの結論もきちんと真摯に受けとめる、そういうことがあれば、こんなに被害を拡大することがなかったのじゃないですか。
七十四人については、栗村先生がはっきりとしたHIV感染だという報告をして、厚生省もそれを知っているわけですから、何で第一号患者を同性愛者にしたのか、そういう疑問に、今の大臣の感想も含めての答弁というのは本当によくわからない、納得がいかない答弁です。 厚生省が情報操作の——私は情報操作があったと思っているのですね。
○岩佐委員 さっきの宮脇さんの件もそうなんですが、栗村先生の件もそうなんですけれども、御当人に聞かれればわかるはずなんですね。あるいは当時の野崎課長ですか、そういう人に聞けばわかる話なんですね。私は、厚生省がわかりませんと二、三日前からずっと言っていてもわからないというので、きょうになって、けさ栗村先生を追いかけまして、十二時十分にお電話でお話しすることができたのですね。
○国務大臣(吹田愰君) ただいまの栗村先生のお言葉、ごもっともなことでありまして、特に自由民主党政府でありますだけに政策は一貫性を持たなければなりませんし、また、一貫しておるわけであります。
○政府委員(持永堯民君) 栗村先生の長年の御経験からの御発言だと思いますけれども、行政改革に関連いたしまして補助金の整理の問題でございますが、これはやはり地方行政の自主性あるいは主体性を高めていく観点からもそういうことが必要だと思いますし、同時に行財政の簡素化と申しましょうか、細かい補助金をもらうために大変な事務、手間もかかるというような問題もございます。