1972-04-06 第68回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
そして現にあの佐原から横芝の間の左岸のほうに、栗山川で溢水が起きておる。これをほったらかしておいておる。これで農民がやれるのかという。
そして現にあの佐原から横芝の間の左岸のほうに、栗山川で溢水が起きておる。これをほったらかしておいておる。これで農民がやれるのかという。
こうした長雨と集中豪雨によって、夷隅川、一の宮川、木戸川、栗山川、根本名川など各地の中小河川が、警戒水位を突破し、洪水となって、河川の堤防を決壊し、沿川地域の人家を流失埋没し多数の犠牲者を出すとともに、道路等の公共施設、農地など大きな被害が出ております。
それからもう一点、栗山川でございますが、これにつきましては、ずいぶん前から改修に着手をいたしておるわけでございます。最上流部は、これは農林省関係の補助事業として整備されたわけでございますが、もちろんこれは治水を直接の対象にしたものではございませんけれども、したがって中流部につきまして私どものほうで暫定的な改修を現在進めておるわけでございます。
その原因に、先ほどもお話が出ました夷隅川、一の宮川、木戸川、栗山川のやはり改修工事が進んでおらないことが一つの原因だということもございました。一の宮川は改修した地域は、夷隅川もそうですが、改修した上流の地域はあまり被害がありません。改修がまだできておらないところに非常に被害が大きい。栗山川の改修計画というのは全然進められておらないのじゃないですか。木戸川もそうです。
第二に、栗山川、作田川、一宮川等九十九里河川の中・下流部においては、明治以来初めてという三百ミリをこえる雨量と高潮あるいは高潮による河川の逆流のため、堤防の決壊、溢水等によって床上・床下浸水、農地の冠水、流埋没等の発生を見、早場米の野積みされた水稲、ビニールハウスの施設園芸等が大きな打撃を受けたとのことであります。
先ほどお話しの栗山川は工事完成後流域変更ということになりますので、先ほど申し上げましたように、工事中はそういう措置で水の流出、土砂の流出等で下流に影響がないように措置いたしております。なお、栗山川につきましては、下流のほうは中小河川として現在施行いたしております。
ただいまの空港の地域は約十平方キロございまして、そのうち千葉県の利根川に流れております根本名川、この流域になっている部分と、それから栗山川になっている部分とございますが、これはいろいろ河川の上から検討いたしまして、根本名川流域に排水するということで、根本名川の河川工事につきましては昭和三十三年からやっておりますけれども、これをさらに拡築いたしまして、今回、根本名川の改修によりまして、いまお話のございました
○實川委員 それから排水の問題は、いまの資料を見た範囲では、鹿島川を通って印旛沼へいく、こういう道を使うようですが、いまのお話ですと高谷川も使う場合がある、こういうようなお話でございますが、これは大体多古町と芝山町の間、あの谷間のほうですか、それともあれは栗山川ですか、高谷川の上流になるかあるいは作田川の上流になるか、どっちなんですか。
○南部説明員 先ほどのことにもう少しふえんいたしまして、河川の改修という点にしぼっての点についてつけ加えますと、先ほど公団のほうからも申し上げましたように、一方の栗山川水系はかなり改修が進んでおる。
○木原(実)委員 これはおそらく決定をしたのはおっしゃるように県なり建設省なりだと思うのですが、しかしながら、われわれ多少地元の地勢を知っておる者から見ますと、いまおことばにもありましたように、片方はほぼ改修も済んでおる、こういうようなことですが、大体全部の水を高谷川なり木戸川なり含めたいわゆる栗山川水系に持っていくほうがはるかに近道でもありますし、それからまた工事もおっしゃったように半ば改修が済んだところが
見ますと、木戸川なり高谷川なり栗山川というような川が太平洋岸に注いでおるようであります。なぜ太平洋岸に落とさないのか——これは私は当然だと思うのですね。現に群馬県においては、農民の土地を取り上げて、そうしてダムをつくる、これは洪水調節だということで強行しようとしている。一方、成田におきましては、同じような意味で土地を取り上げまして、そこから出ます水についてはわざわざ利根川に落とす。
空港の建設予定地は支川の状態を変貌いたしまして空港建設いたすわけでございますが、その地域に在来の状態で雨が降りました場合に、その雨水があの地点はちょうど分水界になっておりまして、一部は栗山川というものを通って太平洋のほうに行く、一部は在来の根本名川のほうに入っておったというような状況でございます。それを空港の建設に伴いまして変貌するわけでございまして、分水界がはっきりしなくなる。
したがってこれは栗山川の本支流に流す、あるいは根本名川に流す、あそこには河川は二本しかないのですから。その実情をあなたのほうで調査されたなら、どの機関がいつ調査したか、それを答えてださい。
このような場合に、この水をどこから持ってくるのか、さらにこの水をどこへ排水するのか、あそこには栗山川があり、あるいは東金、九十九里方面には作田川がある。これらの用水はかんがい用水として、すでに農林省の所管で確保されております。水の問題は、いま建設省において利根河口ぜきの問題が大きな問題となっております。このように水の問題一つをとらえても、現地の調査が非常に不完全である。
また、これは千葉県にございます両総用水の例でございますが、水の取り入れ部分と排水の幹線の部分は農林省の工事をやっておりますけれども、中間は栗山川という川を使っております。農林省の工事は進んでおりますけれども、中間の河川工事がおくれておりました関係で、十分効果が上らない。そこで、この栗山川の方に、中小河川の予算では見切れなかった予算を思い切ってつけて、この問題を解決いたしております。
そうしますと栗山川の方に思い切ってつけなければならぬわけでございますが、河川局の予算ではやはり県内の河川とのバランス等もございまして、そこまでつけていくわけにはいかない。従って調整をやっていったわけであります。一々申し上げれば相当個所数もございますが、大体事業の設定はこういう線でやったと、いうことで御了解を願いたいと思います。