2012-04-17 第180回国会 参議院 内閣委員会 第7号
○副大臣(後藤斎君) 先生今御指摘のとおり、当然、九十数年前よりも医療水準も栄養水準も、また薬の効能も、いろんな形でプラスの面もございます。
○副大臣(後藤斎君) 先生今御指摘のとおり、当然、九十数年前よりも医療水準も栄養水準も、また薬の効能も、いろんな形でプラスの面もございます。
一九七四年十月、当時の農林省において、「輸入がストップした場合におけるわが国の栄養水準(試算)」という研究がなされました。
今、私の手元に、これは古い資料なんですが、二十六年前、昭和四十九年十月に役所が出されました「輸入がストップした場合におけるわが国の栄養水準」という資料があります。これは多分有事を想定したものであろうと思いますけれども、こういう資料があることを、きょう御出席の方は、突然で恐縮ですが、御承知でしょうか。
当時のことを見てみますというと、腹いっぱい食っていた人口が八億、栄養水準がぎりぎり、または飢餓が五十億でありました。買う力がなかったんですよ、途上国を中心にして。だから、生産過剰だということになって、それでアメリカとEU主導型で輸出拡大というのが強要されたという経過でありました。
望ましい栄養バランスや栄養水準の確保や地域の特性を基本に、消費者と生産者がともにつくり上げていく健全な食生活の指針が必要であると考えます。 六番目、消費者への支援。 低農薬あるいは無農薬栽培の試みがなされました当初は、農薬、化学肥料抜きで農産物はつくれないと、農業の異端者的な扱いでした。今日、環境保全型農業、有機農業へと発展し、消費者の支持層の広がりを見ますと、今昔の感があります。
そこで、新しい農基法案との関連でお伺いするわけですけれども、農地を守るということで、食料・農業・農村基本問題調査会の中間取りまとめでは、「国民にとって最低限必要な栄養水準を検証し、これに必要な農地総量を明確化すべきである。」
このため、国民にとって最低限必要な栄養水準を検証し、これに必要な農地総量を明確化すべきである。」こういうふうになっております。しかし、今回の基本法では、農地総量に関する明確化の条文はありません。なぜ農地総量の明確化とその確保についての記述が基本法にないのか、御説明をいただきたいと思います。
八十カ国、二千五百組織が参加した食料サミットNGOフォーラムの声明では、各国とも、みずからが適切と考える食料自給と栄養水準を達成するための食料主権を持つとして、WTO農業協定の改正を求めました。アメリカを含む家族農業者の組織、消費者運動、環境保護団体などにもその声は広がっております。
○島袋宗康君 基本問題調査会の中間取りまとめの中で、優良農地の確保について、「国民にとって最低限必要な栄養水準を検証し、これに必要な農地総量を明確化すべきである。」というふうなことが言われておりますけれども、その点については農水省としてはどのようにお考えなのか、お伺いします。
かつてマルサスは、これはイギリスの人口経済学者ですけれども、人口の数と栄養水準ということ、食糧という問題を扱ったわけですが、要するに人の数が多くなることはむしろ福祉水準が下がる、そういうことを言った。今の先進国の社会の中では、むしろ高齢者の場合は逆である。数が多くなることがむしろボーティングパワーにつながり、そのことが高齢者の福祉水準をどんどん高めている。
○政府委員(岡光序治君) 恐縮でありますが、現在もこういう医療用食品の加算制度をつくっておるということから考えてみまして、調理後の実際の栄養水準の値がずっと維持されてそれがきちっと患者に届けられるというシステムは、どうしてもやはり必要性があるというふうに認識をしております。
○政府委員(岡光序治君) 医療用食品の仕組みがどうなっているかというのを御参考までに申し上げますと、業者がこういうふうな仕組みでこのような栄養内容のものをつくりたいということで医療食協会の方に食品を申請して、そして確かにそれだけの栄養水準が保たれ、しかも一定の流通システムの上に乗っかって、その栄養水準が調理後も保たれて患者にちゃんと届けられると、そういうチェックをした上で登録するわけでございます。
○政府委員(岡光序治君) 個々のケースについて正確に調査しているわけではございませんが、私ども医療食協会の方から聞いております話は、それだけの材料も選別をちゃんとしている、一般の市場のものは材料の検査がちゃんとしていないという意味ではありませんが、一定の栄養水準を保つというためにはやはり材料の選定から手間暇がかかっているんだ、しかもいいものを選んでいる、しかも加工後においても栄養水準が落ちないようにという
現状においても、先進諸国家群は余っているけれども発展途上国側は足らないという関係でありますし、それから需給といいましてもこれ貿易でございますから、金のある人の需給でございますから、本当は欲しくても金がない人は食べられないわけですから、人口その他のいろんな調査によれば、物の言い方もありますが、一割の方は栄養水準がまともではない、世界人口の一〇%の人は栄養的には満ち足りてないと言われているわけです。
一つは、食糧の不足の状態から現在は飽食が語られるほど栄養水準が大きく改善されました。もう一つは、栄養水準が向上する中でその食生活の内容が畜産物や油脂類の増加等、非常に豊かなものになりました。これはだれしも認めるところであると思います。食生活の改善向上の裏にはもちろん経済の成長があるわけでございますが、同時に、戦後の政府・自民党による農業、食糧政策が適切であったと確信しております。
○政府委員(田中宏尚君) ここのところ国民の栄養水準はほぼ飽和状態に達しているわけでございます。したがいまして、国民一人当たりの供給純食糧の伸びは鈍化いたしておりまして、特に水産物と関係の深いたんぱく質の摂取量も大体横ばいという状況でございます。
今後におきます牛肉の消費は、食料摂取における全体の栄養水準との関係、日本型食生活の定着等の今後の食生活の方向等を総合的に考慮いたしますと、長期的には鈍化傾向をたどると考えられるわけでございますが、当面は牛肉消費水準が欧米諸国に比してまだ極めて少ない。例えて申しますと米国は日本の約八倍、ECは約四倍という形になっているわけでございます。
それからまた、国民の栄養水準につきましてもほぼ上限に達してきておるというふうなことでございまして、全体的に伸び率は鈍化してまいっておるわけでございます。 そういった中で生産面についてでございますが、土地利用面での制約が比較的小さい豚とか、あるいは鶏といった中小家畜につきましては、既に相当な規模拡大が進んでおりまして、生産性向上も進んでおるというふうな状況でございます。
五百五十万ヘクタールでもってそれを賄おうとすれば大体日本人の栄養水準というのはどういうふうになるのか、ちょっと説明してください。
○石川(弘)政府委員 牛肉の伸びについての御質問でございますが、畜産物は一般的に農産物の中では需要量の伸びが大きかったわけでございますが、最近時点になりまして国民の栄養水準がほぼ限界に来ているとかいろいろございまして、私ども長期的には安定的な伸びを期待しておりますが、かつてのような大きな伸びは期待できない状態でございます。
○石川(弘)政府委員 いま御質問のございました畜産の全体の姿でございますが、御承知のように需要面で申しますと、日本の食生活、二千五百キロカロリーというような栄養水準でほぼいっぱいのところまできておりますけれども、私ども扱っております畜産物につきましては、かつてほど大きな伸び率ではございませんが安定的に拡大をいたしております。特に、肉類あるいは乳製品等につきましては順調な拡大をいたしております。
これは昭和五十年、五十一年当時の古いものでございますが、それをちょっと申し上げますと、昭和五十年当時の日本人の栄養水準、これは厚生省の方の資料でございますが、熱量二千百カロリー、たん白質七十グラム、脂肪四十七ないし七十グラム、この程度のものが栄養水準であろうという資料がございましたので、これを仮に昭和六十年という時点を考えますと、その時の人口が一億二千万ぐらいだろうと思いますが、この人口の国民がその