1966-09-10 第52回国会 参議院 法務委員会 閉会後第1号
それから三十七年度以降につきましては、これも調査中でございますが、やはり無申告でございまして、現在調査中でございまして、今後東京国税局の直税部あるいは査察部等におきましてどういうふうな課税処理をするか、調査を内々進めておった段階でございます。その段階で別件で本人が逮捕されたということになっております。
それから三十七年度以降につきましては、これも調査中でございますが、やはり無申告でございまして、現在調査中でございまして、今後東京国税局の直税部あるいは査察部等におきましてどういうふうな課税処理をするか、調査を内々進めておった段階でございます。その段階で別件で本人が逮捕されたということになっております。
こういう場合において査察部等の問題をどう解決するかということは今研究中でございまするが、原則としては、私は事務簡素化という建前から、これは内局が適当ではないかと思います。
また査察部等で行いました場合に、相当の税額並びに追徴税、加算税があることも聞いておるのでありますが、税務の執行といたしましては、その会社をつぶしたりなどすることはよくないことでございまして、実情に沿つたような措置をとつております。
しかし税務の実際面におきまして取り足らぬ点がありますので、最近は査察部等の特別機構を設けまして、課税漏れのないように努力いたしておる次第であります。
これは一面から申しますと、いろいろ非難もあつたようでございますが、調査査察部等におきまして、相当適正な調査ができまする関係上、一般の会社におきましても、申告に余程の注意と、今までより一層の関心を拂つておるようでございまして、正しい申告をしたという希望が非常に出て来ておる、そういう結果が一つは出ておるようであります。
なかんずく大口の方の滯納を片づけることに昨年から非常な努力をいたしまして、先般当委員会に提出いたしましたように、非常に大口の滯納は最近整理が促進しまして相当減つておりますが、他方新規に査察部等の力によりまして、相当大きな脱税を発見したようなものの税額が、なかなか納まらないで滯納になつておるものも相当ございます。
ことに終戰後の特別な理由で相当收益を上げておるような部面に対しましては、査察部等の活躍と相まちまして、極力課税の不均衡をなくして参るように努めたいと、考えておる次第でありまするので、一挙に完全に行くということまでは申し上げかねますが、できる限りそういう方向で努力いたしたいということを、この機会にはつきり申し上げておきたいと考える次第であります。