1979-12-11 第90回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
高橋 辰夫君 東家 嘉幸君 中島 衛君 新盛 辰雄君 渡辺 三郎君 武田 一夫君 平石磨作太郎君 山田 英介君 寺前 巖君 横手 文雄君 田島 衞君 委員外の出席者 国土庁長官官房 審議官 柴田 啓次君 ――――――――――――― 十二月七日 柵原町
高橋 辰夫君 東家 嘉幸君 中島 衛君 新盛 辰雄君 渡辺 三郎君 武田 一夫君 平石磨作太郎君 山田 英介君 寺前 巖君 横手 文雄君 田島 衞君 委員外の出席者 国土庁長官官房 審議官 柴田 啓次君 ――――――――――――― 十二月七日 柵原町
本委員会に参考のため送付されました陳情書は、柵原町の台風二十号による災害対策に関する陳情書一件であります。念のため御報告申し上げます。 ————◇—————
○岡田(利)委員 昨年、私は岡山県の柵原鉱山の合理化問題で行ってまいったのですが、ここはかつて天皇陛下も参ったのですね。食糧増産のための東洋一の大変な鉱山であったわけです、硫化鉱の山でありますけれども。二千八百人当時おったのが、いま九十人になったわけです。
これは私は後で申し上げようと思ったのですけれども、これは私は柵原へ行ってもらってきたのですが、これはまさに天の恵みだと思うのですね。これは石ころじゃないわけです。硫化鉱です。硫黄分五〇%、鉄分四八%です。こういうものが、その辺に転んでおる石ころではなくて、あるわけですよね。
○後藤委員 硫化鉱の問題を私が言いましたのは、私が申し上げるまでもなく、製錬所の随伴硫黄だとかあるいは回収硫黄だとかということで、世界的にも優秀な硫化鉱の柵原の鉱山が実はいま大変な事態に追い込まれようとしているわけです。あの硫化鉱というのは、鉱害等との関係があって大量貯鉱というものはなかなかむずかしいだろうと私は思うのです。
きょうは、御承知のように岡山県の久米郡柵原町の東洋一の硫化鉱の鉱山として六十年の歴史を持ってきた柵原鉱山、要するに経営者は同和鉱業株式会社なんですが、この柵原鉱山が過去何回となく経営の合理化をやってきて、四十七年の十月五日に大合理化をして、そのときに約九百名の人員整理をやり、現在残っているのが三百六十名ですが、その三百六十名をまた昨年の五十一年十月五日に、要するに四年後にまた合理化の通告をしてきた。
○橋本(利)政府委員 御指摘の岡山製錬所の第二期計画、これは月間二万トンの焙焼能力を持っているわけでありますが、まさにこれは御指摘のとおり、柵原の鉱石を増量処理するという目的で計画したものとわれわれも承知いたしております。
○橋本(利)政府委員 ただいま先生御指摘になりましたように、同和鉱業の柵原鉱山と柵原町とまさに地域社会として一体的な歴史を持ってきておるわけでございまして、かつて一万五千人であった柵原町の住民は、現在八千人程度に減っておるとは聞いておりますが、その中でも柵原鉱山関係者だけでも千二百人おるということでございます。
事実柵原の鉱石はまだ一千万トン以上のものを持っておるわけであります。石がなくなったから、品位が下がったからやめるというんじゃございません。非常に鉱質のいい、高品位のものをまだ多量に持っております。いつでも出せる準備はできております。したがいまして、硫化鉱を対象でなく、あそこでも同時に銅を出しているんです。特に西側の方には別な鉱床がある。それはずっと昔から銅を掘っています。
○沢田政治君 特に柵原鉱山の場合は、平均年齢四十六歳という非常に中高年に差しかかっている人ですよ。二千人おったのがいま三百名そこそこですね。しかも地元に親類がおるとか、親がおるとか、いろんな関係で残った方ですよ。
○政府委員(橋本利一君) まさに鉱業所はその地域社会に完全にビルトインされていると申しますか、柵原の例で申し上げると、柵原の町自体が柵原の鉱業所に完全に依存しておるという関係にあろうかと思います。
○永末政府委員 先生おっしゃるのは、私ちょっと資料を持ち合わせませんが、岡山県の柵原吉ケ原の郵便局の問題ではないかと思います。これは局長が貯金を勧誘いたしまして、その証書は擬造の証書を発行したというようなことでございまして、内部監査してなかなか見つけにくかったわけでございます。
第二日目は、鳥取県内の森林の状況を視察し、人形峠を越え、岡山県に入り、奥津町の森林組合の活動状況を視察した後、柵原町の興国津山カントリークラブの現地調査を行ないまして、最後に、岡山県庁におきまして、岡山県知事、企画部長、農林部次長等から、岡山県の農林水産業の概要、土地開発並びに規制の状況、マツクイムシの被害と駆除の状況等についての事情を聴取いたしました。
同和鉱業は今度柵原鉱業所で、さきの視察にも、報告書にもあったように、非常にきびしい合理化方針が打ち出されている。それでその一つに、月産六万トンの生産体制から急に三万五千トンに減産縮小するということによって、現在千三百七人の従業員がいる、ところがこのうちの八百一人を整理する。半分以上です。これを整理する。その大部分が中高年齢層という実態なんです。
次に、同和鉱業株式会社柵原鉱業所の合理化問題について、会社側労働組合、さらに柵原町の各関係者からそれぞれ事情を聴取いたしました。 去る六月三十日に、会社側から労働組合、柵原町に示された合理化案は、すでに委員各位のお手元に配付された資料のとおりでありますが、簡単にその内容について御説明申し上げます。
いま問題になっておりますのは同和鉱業柵原鉱業所の問題であります。この実態を調査いたしまして、私は非常に問題点があるということを痛感してきた。御案内のように、月産六万トンの生産体制からこれを今度は三万五千トンに減産すると、それによって現在千三百七人の従業員のうち八百一人を整理する。ところが同和鉱業は柵原が中心だったのです。都市をあげて——労働省来ていますね。
それは地質の関係だと思いますが、例の岡山県に柵原鉱山という硫化鉄の鉱山があります。あそこなんかはわりあいに公害が出ません。すぐその下の川にアユがたくさん住んでおります。非常に大きな鉱山です。それで同じような硫化鉄を掘っておっても東北の松尾鉱山のように非常にたくさん硫酸が出て魚も住めない、こういう場合もありまして、どうも東日本のほうが大きいような感じがいたします。
なお、先ほど、公害が西のほうに少ないとおっしゃっておりますが、実は私どもといってはなはだあれでございますが、柵原鉱山は私十数年前所長を三年ほどやっておりまして、これは鉱業権者がやるかやらないかという違いであります。
先ほど平塚さんが言われましたけれども、あれだけの鉱山を発見する原動力になった柵原でさえたいへんな状況にあると思うのです。まして、今後の回収硫黄の進展に伴えば、国内鉱山に相当致命的に打撃を与える場合も容易に想像がつくと思うのです。
これはなぜそういうことができたかということは、同じ会社に岡山県に柵原鉱山という、これは硫化鉱の増産すなわち食糧増産に非常に貢献いたしましたが、非常にいい山がある。それのもうけた金をそこにつぎ込んで探鉱した結果でありまして、さようなことからいたしますと、まだ日本には資源は見つければある。
海音寺さんのお話にもありましたわけでありますが、二月十一日というのは、言うまでもなく元の紀元節の日でありまして、明治七年以来、終戦の年まで神武天皇が柵原で即位をしたという日となっておりました。しかし、今日、神武天皇の存在が疑わしい、まして二月十一日の即位ということが事実ではないということは学界の常識である、というよりも、もはや国民の常識と言っていいと思います。
それで日本では別子とか、それから北海道の下川鉱山とか、それから和歌山県の飯盛鉱山とか、それから茨城県の日立鉱山、それからなお岡山県の柵原鉱山、こういうような鉱山の鉱石は大体キースラーガーである、こういうふうに思っております。
私の調べたところでは、中小鉱山は千二百ございますが、ほんとうに探鉱資金が潤沢に投入されますならば、今日の銅の足尾、別子、日立あるいは硫化鉱の柵原、上北、亜鉛、鉛の神岡、こういうような有望鉱山はこの千二百くらいの日本の中小鉱山の中からまだまだ三分の一くらい必ず開発される、かように信じておるのであります。
柵原であるとかあるいは松尾のような高品位のものは別ですけれども、日本の硫黄鉱山はかなり低品位のものが非常に多い。低品位のものは何によって一番打撃を受けるかというと、輸送です。鉄道運賃の値上りによりまして、これらの低品位のものが円滑に供給できないということが起ってくることは明らかであります。
第四一号) 七 牛首別川の改修工事施行に関する請願(本 名武君紹介)(第八九号) 八 茂岩橋架設に関する請願(本名武君紹介) (第九〇号) 九 十勝川の改修工事促進に関する請願(本名 武君紹介)(第九一号) 一〇 尼崎市災害防止対策確立等に関する請願 (山口丈太郎君紹介)(第九二号) 一一 本庄橋を永久橋に架替えの請願(瀬戸山 三男君紹介)(第一〇八号) 一二 津山市、柵原町間
に関する請願(久野忠治君紹 介)(第四一号) 牛首別川の改修工事施行に関する請願(本名武 君紹介)(第八九号) 茂岩橋架設に関する請願(本名武君紹介)(第 九〇号) 十勝川の改修工事促進に関する請願(本名武君 紹介)(第九一号) 尼崎市災害防止対策確立等に関する請願(山口 丈太郎君紹介)(第九二号) 本庄橋を永久橋に架替えの請願(瀬戸山三男君 紹介)(第一〇八号) 津山市、柵原町間
私の先ほど申し上げましたのは、PHの四のものを中和ができるかということについては、ただいま尾去沢でそういう例があるとおつしやつておりまするが、しかし、たとえば柵原鉱山のごとく、あるいは最近の足尾鉱山のごとく、十分に施設をすれば中和ができるということを私は確信をして申し上げたのであります。
前委員会においても申し上げましたが、化学工業のもとであり、しかも硫安工業にとりまして最も基礎原料でありまする硫化鉱が、最近値下りをいたしておりまして、今S分を持つた硫化鉱をおもに産出いたしておりまする鉱山で、別子、柵原、松尾等を除きましては、ほとんど経営困難に陥るほどに硫化鉱の値下りをいたしておるような状態であります。これは鉱山局においても十分御承知だろうと思います。
これは割合に下げられていないようなものですが、従いまして今硫黄山といたしまして松尾、別子、柵原くらいがようやく経営が成り立つているようなもので、ほかの鉱山はみなほとんどつぶれかかつておるような状態です。その上さらにたたかれるものでありますから、実際こういう大メーカーの鉱山よりも、むしろ小鉱山の方がもつとたたかれておるような状態です。