1951-10-29 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第5号 又柳橋小虎君に対する御答弁の中で、共産主義国と外交を調整することはできない。更に又、日本において共産主義の宣伝の中心を招き入れることはできない。かような御答弁があるのでございます。このことは、その意味からいたしまするならば、国の外交方針を決定するに当りまして、イデオロギー的な、思想的な立場からこの外交をきめて行くという態度を意味するのではないかという危惧を持つものでございます。 曾禰益