1981-04-22 第94回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
○政府委員(四柳修君) 私どもの方で所管しております仕事で言いますと、いまのがけ地近接と同じように、防災のための集団移転という仕組みがございます。 考え方としましては、建設省と同じでございまして、一つは現実に災害が起きた後で残った家あるいは壊れた家をどうするかという問題と、それからただいま建設省の方から御答弁ございました後段の建築基準法上の危険地域の指定、こういう形がございます。
○政府委員(四柳修君) 私どもの方で所管しております仕事で言いますと、いまのがけ地近接と同じように、防災のための集団移転という仕組みがございます。 考え方としましては、建設省と同じでございまして、一つは現実に災害が起きた後で残った家あるいは壊れた家をどうするかという問題と、それからただいま建設省の方から御答弁ございました後段の建築基準法上の危険地域の指定、こういう形がございます。
○政府委員(四柳修君) 確かに私どもの方と建設省との一つの違いというのは、個々の被災者なり、危険住宅にいくお金は同じでございますけれども、新しい団地をつくるための助成ということと、そのための補助率が高いということの差がございます。
○政府委員(四柳修君) 現在豪雪地帯に指定されておりますのは、ただいまお話ございましたように一道一府二十二県、つまり二十四道府県で九百六十七市町村。それから、そのうち特豪地帯に指定されておりますのが一道十四県、つまり十五道県で二百七十九の市町村でございます。
○政府委員(四柳修君) ただいま御指摘のように、五十六年度の予算に豪雪の特異現象のための影響調査の予算を計上しております。これはポイントだけ申し上げますと、地吹雪につきましての現在の資料がほとんど皆無でございます。それからどこの地域でそういった記録があるかということも正直言いまして全国的に記録がございません。
○政府委員(四柳修君) 第一点の科学技術庁との協力体制でございますけれども、私は実はこの間長岡のセンターの研究資料を拝見してまいりました。あそこではなだれの資料を非常におとりでございまして、各県別におまとめになって公表なさっていますが、残念ながら地吹雪の資料はまだとても手が届かないという状況でございます。
○政府委員(四柳修君) 前段のお尋ねの五十六年度予算関係の過疎の新しい施策というお尋ねでございますけれども、御案内のように新しい過疎法が実は五十五年度に発足したばかりなものでございまして、そのときに過疎債の対象に幾つか新しいものを取り上げるとか、あるいは老人対策、義務教育対策等で幾つかの新しい補助金を設けるとか、私どもの方の過疎関係でもそういったものはございましたけれども、そういうものを実は取り上げたばかりでございまして
○政府委員(四柳修君) 奄美の場合に、ただいま御指摘ございました徳之島の空港だけがDC9のジェット機が入る空港でございまして、ほかの空港、つまり奄美と喜界と沖永良部と与論はそれぞれ現在YSでございます。 そこで、いまの計画としましては、奄美の本島の空港につきましては現在地よりも北側に新しい空港をサンゴ礁の上につくりたい。
○政府委員(四柳修君) 沖永良部の場合には、御案内のように南北に長い島でございまして、その北端から飛行機が入ってまいりますものですから、実はその南の方の陸上部分に耕地をつぶして滑走路を延ばせばいいわけでございますけれども、しかしあそこは奄美としましては有数の農業の中心地でございますから、これはなかなか地元の同意がむずかしいと思います。
○政府委員(四柳修君) いま御指摘の点でございますけれども、現行制度では、たとえばA部落で三戸、それからBという部落で五戸、いろいろ各部落ごとに危険な住宅がございます。
○政府委員(四柳修君) 結局、お尋ねの場合に、たとえばいまの例で申し上げますと、Aという部落の中で、ここの地区は非常に危険である、そこの地区は全部動いてもらわなくちゃ困る、そこで一戸、二戸残っちゃうと困るわけです。
○政府委員(四柳修君) ただいまのお尋ねのうち災害にかかわる分につきましては別としまして、一般的な関係、特に豪雪地帯に指定されました市町村のうちの、二十四県ございますけれども、そのうちの半分につきましていままでいろいろ状況を聞いておりますけれども、大変申しわけございませんが、いまお尋ねのような個人の負担の状況を国土庁において直接調査した例はございません。
○政府委員(四柳修君) ただいまの御指摘の点、一応計画はつくっておりますけれども、この法律が実は五十六年度で時限切れになります。そういう関係も含めまして、いま審議会で検討中でございます。
○政府委員(四柳修君) いまお尋ねの点、実は国土審議会の関係で豪雪関係の特別委員会がございまして、そちらの方でもいろいろ議論して検討しておりますが、いましばらく時間をいただきたいと思います。
○政府委員(四柳修君) お尋ねの法期限切れまでの検討問題、あるいはその課題という点でございますけれども、この点につきましては、穐山委員にも委員をお願いしております国土審議会の離島対策の特別委員会というのがございまして、そちらの方でいろいろ御検討もいただいております。
○政府委員(四柳修君) お尋ねの新産、工特の財特の問題だろうと思いますけれども、御承知のように、五十五年度末でいまの財政特例法が切れる法律になっております。
○政府委員(四柳修君) 御案内のように、硫黄島の総合調査につきましては昭和五十五年度から関係省庁の御協力のもとにやりましたが、いままでやりました主な調査が、一つは硫黄島問題の小委員会の委員さん方あるいは旧島民の御参加をいただきました現地調査と、もう一つは関係省庁によります総合調査団の調査でございます。
○政府委員(四柳修君) 大変むずかしいお尋ねが若干入っていると思うんです。ということは、この際、いろいろの構想を整理しまして、その中から特別事情をしぼっていく、それをやはりそれぞれの入れ物に合わせて計画をつくらなくちゃなりません。そういう過程の中で、地方におきましても、部門別あるいは地域別にそういったことの調整が必要でございます。
○政府委員(四柳修君) まだ最終的に数字をまとめておりませんが、いま御指摘の点は、確かに個々の地域の個々の団体なり個々の事業の関係者の方からごらんになりますと、この際というお気持ちがあるかもしれません。しかし、それを全部寄せ集めてみますと膨大な額になるだろうと思います。逆に言いますと、その裏負担というものが当該地域でできるかどうかという問題にもなろうかと思います。
○政府委員(四柳修君) 当然のことながら、この定住圏計画の中心をなします特別事業につきまして各省一緒でヒヤリングをするわけでございますから、それぞれの省庁でそれぞれのおつもりでそういう対応をしていただけるものと思います。
○政府委員(四柳修君) 通告がなかったので正確に法的なことは調べておりませんけれども、私どもの承知しておる範囲では、自力でお帰りになりましても特別に罪に問われるような事情ではないと思います。
○政府委員(四柳修君) 簡単に申し上げます。 総合調査団につきましては、小委員会の先生方を中心に、あと御推薦いただきます専門の学者あるいは関係省庁の技術者等を中心として新年度早々に出したいという方向でいま検討中でございます。
○政府委員(四柳修君) 御案内のように、防災科学センターと海上自衛隊とで観測を続けておりますけれども、五十三年十二月十一日の小規模な水蒸気爆発以降には特段の変化はございません。
○政府委員(四柳修君) 現在の段階では、そういう意味で非常に技術的な問題でございますから、一応、入れる考えはございません。
○政府委員(四柳修君) 現在、関係府県、あるいは県に置かれました計画策定のための機構でいろいろ検討中でございますが、私ども各県から聞いている感触を申し上げますと、大体、来年の六月ぐらいをめどに四十のうちの半分近くはつくりたい、早いところは本年度いっぱいというところはあろうかと思います。
○政府委員(四柳修君) 御指摘のように、国の方からいわば補助金とか、そういったかっこうでメニューを示しますと、そのメニューに縛られましていま御懸念のような点があろうかと思いますが、このモデル定住圏の計画は、国が助成のためのメニューを示すということではなくて、ただいまお話がございましたように、地方が自主的にそれぞれの圏域の整備の目標を定めまして、その実現のために必要な事業を御自分で選択される、こういうことでございますから
○政府委員(四柳修君) 予算と圏域との関係といいますか、そういう点では、御案内のように、すでに要求を出しておりますから、その要求は要求としまして、各圏域ごとにヒヤリングをいたしますと、その個所づけの問題としまして関係省庁それぞれ御了解いただける部分があろうかと思います。
○政府委員(四柳修君) ただいま御指摘の宮城県沖地震でございますが、先生現地でお住まいで十分御案内のことと存じますけれども、私どももいわば中枢管理機能の集積でございます地方の中核都市、それが地震によって市民生活に非常に大きな影響を受けたと。
○政府委員(四柳修君) 御指摘の点、重々ごもっともな点が多かろうと思います。今回の場合でも特に緑ケ丘の地区から移転を余儀なくされた方々の負担を少しでも軽くしようという配慮から、いわば跡地の買いがえということだけは手がつきましたけれども、決してそれだけで十分でないというお気持ちもあろうかと思いますけれども、御指摘の点、やはり一つの宿題として私ども検討さしていただきたいと思います。
○政府委員(四柳修君) 藤枝市につきましては、先般五月十二日に中防の先生方の御報告をいただきました報告の中では、強化地域に指定すべきものと入っておりまして、多分そのような方向で市長さん、知事さんから入れてもらいたいというお答えがいただけるものと思います。
○政府委員(四柳修君) お尋ねの点につきまして先ほど大臣がちょっと触れましたけれども、大都市震災対策推進会議という場で関係省庁寄りましていろいろ検討しているところですが、いま例に挙げられました問題でとりますと、どこに本部をつくるかとか、どういう連絡体制をするとか、どういう形で閣僚以下お集まりいただくとか、そういう方向については、事務的にはほぼまとまっておりますけれども、それを正式の中央防災会議の決定
○政府委員(四柳修君) 先生御指摘の点につきまして、御案内のように大規模地震対策特別措置法ができました。そのために東海地域を中心に強化地域の指定を準備しております。
○政府委員(四柳修君) 一九六八年十勝沖地震非常災害対策本部でございます。
○政府委員(四柳修君) お手元に配付してございます資料によりまして補足説明を申し上げます。 昭和五十四年度におきます防災関係予算の総額は、一ページの右下にございますように、一兆八千九百五十二億円、前年度に比べまして一二%の伸びでございます。
○説明員(四柳修君) 先ほど村沢委員の御質問にお答え申し上げましたように、鹿児島県の方から正式な御要望がありました場合には、前向きの方向で検討いたしたいと、こう御答弁申し上げたわけであります。
○説明員(四柳修君) 御案内のように基準がございますから、十分県の方で基準を踏まえて御要請いただけると思いますから、その基準に合う場合には、指定の対象になろうと思います。
○説明員(四柳修君) 具体的な問題としましては、現在建設省の方で水害保険という話を検討しておりますが、いま御質問の点は自動車についてというお話でございまして……
○説明員(四柳修君) お尋ねの順序と答弁が逆になるかもしれませんけれども、安全宣言ということに関連しまして第一点の問題としまして、私ども現地に参りまして北海道大学の先生、あるいは札幌管区気象台長から伺った話で恐縮でございますけれども、有珠山の今後の見通しということが安全宣言という話につながるということになりますけれども、御承知のように、昨年八月七日の大噴火以来、数次にわたり昨年噴火がございまして、その
○説明員(四柳修君) 御指摘の点、神ならぬ身と申しましては恐縮でございますけれども、私どもも防災側の担当としまして、あるいは地元の道庁も町長以下も、せっかくいままで人身災害のないことでほっと胸をなでおろしたものが、この間のような事故になりまして、いまのところは、大変恐縮でございますけれども、天気予報を見ながら、とにかく逃げることに精いっぱいということでございまして、そういう過程の中から来年の雪解けまでに
○説明員(四柳修君) ただいまの御要望かたがた御叱正、私ども十分受けとめまして、道なり町ともよく相談しまして、具体的にはやはり部分的には集落移転のような話もどうしても出るのではないかと思います。
○説明員(四柳修君) 今回の宮城沖地震のいわば教訓について関係省庁どういう見直しをしているかと、こういう総括的なお尋ねと思いますが、今回の宮城沖地震につきまして各省庁ともいろいろ受けとめ方はあろうかと思いますけれども、先ほど来の遠藤先生の御質問等にも出てございましたように、一つはやはり現在の災害対策というのが風水害中心という形でいろいろ物事を考えてきた。
○説明員(四柳修君) 本年度発生いたしました主な災害の現況とその対策の概況につきまして御報告申し上げます。 まず最初に、六月十日から七月一日までの間の梅雨前線豪雨等による災害につきまして御報告申し上げます。 梅雨入り後各地に災害が発生いたしまして、特に六月二十五日から二十八日にかけまして梅雨前線の活動が活発になり、北陸及び東北の南部地方に雨が降り続き、新潟県を中心に大きな被害が生じました。
○説明員(四柳修君) 去る六月十二日に発生いたしました一九七八年宮城県沖地震の災害対策の実施状況等について御報告申し上げます。 まず、この地震によります被害でございますが、その後の調査の結果、先般当委員会に御報告申し上げました点、並びにただいま当委員会の御調査の御報告がございましたが、その当時の数字に比べまして非常に大きなものとなっております。
○説明員(四柳修君) 御指摘の点につきまして私どもの方から概括的に御報告申し上げます。 妙高高原町におきます土砂災害の現在までの復旧状況の要点でございますが、道路、橋梁につきましては、国道十八号線にかかっております白田切橋でございますが、御案内のように帝国石油のパイプの臨時架設がございました。それら等もございまして交通規制を実施しておりましたが、去る六月十九日からこの規制を解除しております。
○説明員(四柳修君) 先生議事録をごらんいただきまして御案内のように、毎回出てくる問題でございますけれども、この法律をつくりましたときは、観測を強化いたしまして各観測成果というものを常時観測という形で気象庁にオンラインをしますと、いまの技術水準ではマグニチュード8程度でございますが、衆議院の委員会のときにも参考人の先生方がおっしゃいましたように、できることならばそのマグニチュード8というものを担当者