1951-12-14 第13回国会 衆議院 建設委員会 第1号 雨は十四日午後十時ごろよりどしや降りとなり、日雨量最高三百四十八ミリ、時間雨量最高九十八ミリという驚異的数字を示し、錦川を初め小瀬川、島田川、由宇川及び柳井川等の各河川は一挙に氾濫して、山地の崩壊、渓流の奔流、河川の破堤、道路の決壊、田畑、家屋等の流失、埋没等を各所に生じ、一方颶風のため電柱は倒壊して通信は杜絶し、電燈線も破壊して、錦川流域のごときは一瞬にして死の渓谷と化したのであります。 内藤隆