2002-03-20 第154回国会 参議院 法務委員会 第3号
○井上哲士君 次に、抵当権等の被担保債権よりも労働債権が劣後するという問題でありますが、これも京都の染織関係で破産した企業の例でありますが、管財人の報告によりますと、資産が三億四千九百万円、うち不動産が二億九千九百万円だと。これはもう金融機関の別途権の対象になっております。売掛金の回収可能分は一千万円弱ということですので、実質的に財団を構成するのは千四百万円程度と。
○井上哲士君 次に、抵当権等の被担保債権よりも労働債権が劣後するという問題でありますが、これも京都の染織関係で破産した企業の例でありますが、管財人の報告によりますと、資産が三億四千九百万円、うち不動産が二億九千九百万円だと。これはもう金融機関の別途権の対象になっております。売掛金の回収可能分は一千万円弱ということですので、実質的に財団を構成するのは千四百万円程度と。
西陣の機業にしても、清水の機業にしても、染織関係等は……。そうするとこの厚生年金保険法というものには京都の都市に働いておる大部分の労働者というものは漏れてしまうことになるのです。
マツチその他全部で数十の調整組合ができておるのでありますが、実際調整規定を発動いたしまして動いておりますのはマツチの調整組合と輸出入絹の染織関係の組合との二つのようになつております。その他につきましてはまだ本当に調整をやるという段階までは至つておらないように存ずるのであります。 以上概略を申上げたのでございまするが、足りませんところは御質問によりまして補なわせて頂きだいと思います。