1979-03-27 第87回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
苦情の内容もいろいろございますが、たとえば、コールドパーマの液とか染毛剤による皮膚障害とか、そういういろいろなものが報告されております。やはり、こういう苦情というものがありまして、その中にはいろいろ零細企業であるがゆえにそういう苦情が出る原因もあるわけでございます。
苦情の内容もいろいろございますが、たとえば、コールドパーマの液とか染毛剤による皮膚障害とか、そういういろいろなものが報告されております。やはり、こういう苦情というものがありまして、その中にはいろいろ零細企業であるがゆえにそういう苦情が出る原因もあるわけでございます。
○村山(富)委員 それはあなた方薬を扱う専門の方から考えるとそういうことも必要かと思うのですけれども、実際にこの染毛剤というのは市販されているわけでしょう。ですから専門家が扱うだけでなくて、一般の家庭でも扱っているわけですよ。
それからもう一つ、染毛剤ですけれども、これはやはり同じく薬務局長ですか、公衆衛生局長ですかの通達によりますと、この染毛剤を使う場合あるいは施術をする場合に、四十八時間前に皮膚の試験をしなければいかぬ、こういうふうになっていますね。
○本橋政府委員 ただいま御指摘の染毛剤に関しますパッチテストにつきましては、染毛剤がいわゆるフェニレンジアミンとかその他、いわゆる酸化染料と称します染料を使用しておりまして、体質あるいは健康状態によりましてはかぶれという現象が起こるわけでございまして、それを予防するためには、どうしてもパッチテストというテストが現在の皮膚科的なテストとしては最良の方法であるというふうに私どもも考えておるわけでございまして
○政府委員(武藤き一郎君) 染毛剤につきましては、先ほどから、先生からの御指摘、あるいは私からお答えいたしたように、いろいろと原料の品質が多様化し、または新しいものが出てきておるわけでございます。その点につきましては、現在、当局でもいろいろ検討しておりまして、製品の基準等をもあわせて、これの検討と並行して、基準につきましても、問題がないように、早急に検討してまいりたいと、かように思っております。
○政府委員(武藤き一郎君) 群馬県で事件が起きましたものにつきましての、染毛剤の中身、どういうものが含まれておりまして、それについてどういうような審査をして、承認したかということは、詳細、あとで調べたいと思いますけれども、承認になっているものにつきましては、当然、当方で、差しつかえないということで承認をしたと、かように考えます。
○政府委員(武藤き一郎君) 染毛剤の問題でございますが、これもまあ部外品として私どものほうでいろいろ許可をやっておるわけでございますが、最近は非常に染毛剤がいろいろ新しい流行といいますか、社会のいろいろの要望に応じまして、いろいろ新しいのが出てきております。こういう点につきましては、コールド・パーマのように基準が一律にまだきめられておりません。
○説明員(加藤威二君) 染毛剤につきましては現在メーカーが約三十社くらいございまして、最近非常にこの染毛剤を使われる向きが多いようでございますが、これは薬事法上は一部化粧品でございますが、大体医薬部外品ということで取り扱いをいたしております。これにつきましては、個々に申請がありました場合に、製造の承認につきましては厚生大臣のところで一つずつチェックして、それで無害のものについて承認している。
たとえば三十四年度の第一回につきましては、日本薬局方オキシドール、それから染毛剤の助剤としてのオキシドール、それから日本薬局方の苦味チンキ、硼酸軟膏、オーバクエキス、脱脂綿、それから国民医薬品集のマーキュロクローム液、それからマーキュロクローム液を主成分とする医薬品、それからコールド・パーマネント・ウエーブ用剤、それだけを選んで実施いたしました。