1981-04-23 第94回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
したがいまして、この機屋さん以降自生地問屋なりあるいは染加工業者あるいは問屋、小売店、流通過程はいろいろあるわけでございますけれども、逐次そういうものが、この糸代がどうなるか、下がれば下がったということで、それは最終的には逐次最末端の方の末端商品にも影響が及んでいくということで、需要拡大という面での効果はあろうかと、かように考えております。
したがいまして、この機屋さん以降自生地問屋なりあるいは染加工業者あるいは問屋、小売店、流通過程はいろいろあるわけでございますけれども、逐次そういうものが、この糸代がどうなるか、下がれば下がったということで、それは最終的には逐次最末端の方の末端商品にも影響が及んでいくということで、需要拡大という面での効果はあろうかと、かように考えております。
そして、なぜ市新が工場閉鎖をしたかにつきましては、オイルショックによりまするさらし染加工の需要減退に関連しまして捺染に転換したと、その結果それがうまくいかずに、捺染に転換したけれども捺染の需要の減退によって事業の廃止を行ったというのも事実でございます。
特にそれに捺染とか注染とか型染という染加工を加えまする場合におきましては、こんなものを大工場で一度にたくさん作ったならば、そんな柄は売れっこありません。各社の別々なアイデアによっていろいろな柄を作ってこそ、ネクタイも売れ、あるいはこれから夏に向いまするゆかた地、あるいは夏の洋服地等々も、売れていくわけでございます。
これの技術なども愛知県でも行われておるし、大阪でも行われておりますし、東京の染加工でもやられておりますが、これもけつこう向うの技術以上にできるわけであります。ただ酸どめがうまく行かないだけです。あれはおもしろいことに、溶けたほどいいのです。毒虫にさされないので溶けたほどいいというのですから、これはおもしろい国です。
又こういつた中間段階への課税は、小売商の染加工又は生産者の消費者への直結取引を助長する結果となりまして、絹織物全般の或いは毛織物全般の取引経路を混乱に陥れるばかりであります。 只今一例を申し上げますと、白生地が仮りに一反五千円といたしますれば、これに染加工賃五千円を加えれば一反一万円となります。
またこうした中間段階へ課税するということでございますと、小売商が直接染加工商の方へまわし、また生産者の消費者への直結取引を助長する結果となりまして、絹織物全般の取引径路を混乱に陥れるのみであります。
先ほどお尋ねになりました生産者の、生産者と申しますか、織物製造業者の賃加工に対してというお話でございましたが、輸出品の染加工につきましては、この卸商社の面におきまして加工をいたします分が相当にございます。従つて、私はその面について公述をいたしたいと思うのでございます。
尚補償金の対象となる、いわゆる調査の対象となりますものは、絹、人絹織物につきましては原反に納税印章を押捺してありますが、並びに後染加工等によりまして止むを得ないもので、納税印章の消滅したものについては納税証明書を添付する。尚税額の算定方法といたしましては、絹織物のごとく価格統制の解除されたものの税額査定は、在庫調査会がこれを評定をするということになつております。