1995-03-17 第132回国会 参議院 運輸委員会 第6号
それから架線も重くしている、重架線化している。それから、その後出てきた防音壁をつくらなきゃいけないとかいうことで、要するに頭を重くする構造になっちゃっているんですね。一番最初の設計に比べて頭が重くなっている。そうすると、高速道路と同じように、頭を重くしたときには必ずひっくり返っているということがあるわけでございます。
それから架線も重くしている、重架線化している。それから、その後出てきた防音壁をつくらなきゃいけないとかいうことで、要するに頭を重くする構造になっちゃっているんですね。一番最初の設計に比べて頭が重くなっている。そうすると、高速道路と同じように、頭を重くしたときには必ずひっくり返っているということがあるわけでございます。
○市川正一君 いま全体としてやっぱり低迷しているという状況のもとで、今回のこの対策で、設備能力の増加につながらない投資ですね、たとえば配電線の補修だとかあるいは交換だとか、都市部での地下架線化だとか等々ですね、いわば苦肉の策で政府はやっぱりそこへ織り込んでおると。
これらの故障原因は、振動疲労、経年劣化等によるものが多いので、日常の保守管理を充実させるとともに、重架線化等設備の強化を更に推進することが重要である。また、架線・パンタグラフ系の事故については、その原因の解明が進められているが、更にその促進を図る必要がある。」となっています。これは五十年度だけじゃないのです。四十九年度も同じような指摘を受けているのです。
ただ、先生のおっしゃるとおりでありまして、四十九年度は、新幹線を初めといたしまして、いわゆる汽車がうまく走らない年でございますが、根本的な問題としては、車両、レールの疲労、それに伴う故障というようなものもやはり数多く見られたわけでありまして、それらに対して根本的な切開手術ともいうべき、たとえば新幹線のレールの総取りかえとか、架線の重架線化への総取りかえとかいうような、あるいは車も取りかえていくというような
その第一は、車両の取りかえ、重軌条化、重架線化をはじめとする体質強化工事の実施にあたっては工事が計画に対しておくれることのないように推進をはかっていくことが第一でございます。 第二は、外注作業を含めた保守作業体制の充実、機器の更新時期の明確化など、総合的な見地から対処する体制をさらに強化するように指示いたしました。
○青木薪次君 時間がありませんから先に行きますけれども、要するに三百六十車両の取りかえのほかは、六十キロレールヘの更換と、それから重架線化、いわゆるこういう進行中の作業を早めるということは山陽新幹線と同じふうにしてしまうんだということでいいんですか。
○山岸説明員 架線につきましては、いわゆる新大阪以西の山陽新幹線につきましては全部重架線化構造でできておりますので、そこの亘長百十五キロという数字は線路のほうと計算がちょっと違いまして、いわゆる営業キロと申しますか、上下で百十五キロ区間を五百十五キロのうちやるということでございますので、残りは四百キロ弱ということになるわけでございます。
あるいは重架線化の問題にいたしましても、今日多発する電気関係の事故であります。これは線路が非常に劣化する、それで車両が老朽化する、それらの振動がそのままもろに架線に衝撃ハンマーとなってあらわれますから、今日の架線ではそれに耐久することができないわけですね。だからいま急いで何とか交換をおやりになっておるけれども、これまた計画がなかなか遂行できない。
○山岸説明員 レール、架線等の重軌条化、重架線化の工事につきましては、いまの保守基地の容量からして私どもは直していかなきゃいかぬと、こういう観点で、この保守基地の容量を早急に拡大して対処してまいりたいと考えておりますが、いまの予定では、大体昭和五十六年度一ぱいに全線六十キロ化いたしたい。これは、レールと申しましても、カーブのところ、直線のところではいたみ方が違います。
架線につきましては、強風区間並びに構内等の架線を百キロぐらい五十二年度までに重架線化いたしたい、このように考えておるわけであります。
同時にまた、そう手もかからぬというようなことでございますので、その方向を目ざして、現在線を運転しながらその軌道強化あるいは架線の重架線化というものを施工していくやり方でございますが、これにつきまして、いまもう少しピッチを上げるような方法を勉強中でございます。
いずれ将来は山陽新幹線で使っておりますような重架線化にするほうがよりよいと考えておりますが、この点今後在来線においてこのような型式をどうするか、さらにじょうぶな架線の開発を進めてまいりたいと考えております。