1998-04-08 第142回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
松尾芭蕉が非常にへんぴで自然環境も厳しい貧しい町だったということで、記録にも残っている、その松尾芭蕉が「夢は枯野をかけ廻る」という句を最後に詠んで、最上町でそういう緑の野を駆けめぐるような状況に今なってきているんだということがここに書いてありましたけれども、今のお話を聞いて非常に重要な提起ではないかなと感じたわけです。
松尾芭蕉が非常にへんぴで自然環境も厳しい貧しい町だったということで、記録にも残っている、その松尾芭蕉が「夢は枯野をかけ廻る」という句を最後に詠んで、最上町でそういう緑の野を駆けめぐるような状況に今なってきているんだということがここに書いてありましたけれども、今のお話を聞いて非常に重要な提起ではないかなと感じたわけです。
私は、芭蕉の辞世、「旅に病んで夢は枯野をかけめぐる」の一句をしばし思い浮かべながら、病床にあって、越後平野の枯野に繰り広げられる選挙のきびしい戦いにひたすら思いをはせていたであろう先生をしのび、言いようもない無念さと深い悲しみに心打たれるばかりでございます。(拍手) 高橋先生は、明治四十三年二月、新潟市に四人きょうだいの長男としてお生まれになりました。
現代はムード時代といわれるほど、一たん燃え上がったムードの火というものは、枯野を走る火のように、なかなか容易に消えないものと思うのであります。従って、消費の増大を慎重に考慮し、明確適切な物価政策を堅持して、需要供給の調整をはかる必要があると思うのでありまするが、この点についての政府の所見をお尋ねいたす次第であります。 次に、減税についてお伺いいたします。