2021-05-12 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
しかしながら、その後、一部の地域の指摘により、昨年八月、枝肉価格の極めて高い県については県単独で算定する運用改善をされたとお聞きしました。 まず、どのように改善されたかをお聞きいたします。また、今後そうした状況が指摘された場合には現場の声をしっかり聞いて対応してほしいと思いますので、よろしくお願いをいたします。その点についての御見解もお願いをいたします。
しかしながら、その後、一部の地域の指摘により、昨年八月、枝肉価格の極めて高い県については県単独で算定する運用改善をされたとお聞きしました。 まず、どのように改善されたかをお聞きいたします。また、今後そうした状況が指摘された場合には現場の声をしっかり聞いて対応してほしいと思いますので、よろしくお願いをいたします。その点についての御見解もお願いをいたします。
牛マルキンにつきましては、従前から交付金単価の県間格差が大きくなっていたところ、昨年春に新型コロナの影響で枝肉価格が大きく下落した中で、十万円以上の交付金単価となる県もあれば発動がない県も見られ、このままでは関係者間の不公平感が高まり牛マルキン制度自体への信頼が失われかねない状況であったことから、昨年の五月、標準的販売価格を県別算定からブロック別算定とする見直しを行ったところでございます。
枝肉価格は持ち直しているといっても、例えば、私の地元兵庫の但馬牛につきましては、一頭当たり四百キロ台と他県のブランド牛に比べて百キロほどサイズが小さいので、販売価格は一頭当たり百二十万から百三十万とかなり低い金額です。一方で、二年前の素牛価格は一頭当たり百万円を要しました。
○野上国務大臣 福島県の畜産、特に肉用牛につきましては、現在においても、東京市場における福島県産牛の枝肉価格が同市場の平均値に比べまして一割程度、一頭当たりにしますと十万円程度低い状況になっておりまして、これは原発事故の風評被害による影響も考えられることから、その払拭は重要な課題であると認識をしております。
これは、従前から、マルキンの発動について県間に格差があって、単価についても大きな差が問題となっていた中で、コロナによる枝肉価格の下落に伴って、相対取引価格の下落率が市場価格の下落率より大きくなるという、交付金単価の県間格差が更に広がる懸念が生じまして、セーフティーネットとしての牛マルキン制度自体への信頼が失われかねない事態となったことから見直しを行ったものです。
まず、農畜産物への影響ですが、和牛につきましては、昨年の緊急事態宣言を受けたインバウンド、外食需要の減少により、昨年四月は対前年比で二七%のマイナスと価格が大幅に下落いたしましたが、四月以降は、経済活動の再開に伴い枝肉価格は反転し、回復基調に入っており、十一月以降、コロナ発生前を超える水準で推移をしております。
具体的には、月平均の枝肉価格がキロ当たり二千三百円が三か月間超えた場合に、その後、二か月間の準備期間を経て納付を再開する方針というふうに伺っています。現在のところ、一月はキロ当たり二千五百七十四円、二月は二千五百五十三円と承知しますので、このままでは六月から負担金が再開されることを大変懸念しているところでございます。
○国務大臣(野上浩太郎君) 牛マルキンは、御案内のとおり本来保険的な制度でありまして、生産者が負担金を支払うことが原則でありますが、今コロナの影響によりまして、枝肉価格、大幅な下落を踏まえまして、昨年四月からこの納付猶予を実施をしているところであります。
そうした中で、昨年の春、新型コロナの影響で枝肉価格が大きく下落した中で、十万円以上の交付金単価となる県もあれば、発動がない県も見られまして、このままでは、関係者間の不公平感が高まり、牛マルキン制度自体への信頼が失われかねない状況でございました。
牛マルキンにつきましては、昨年の四月以降、コロナによる枝肉価格の大幅な下落を踏まえまして、肥育農家の資金繰り支援という観点から、生産者負担金の納付猶予、これは実質免除になるわけでございますが、これを行っているところでございます。 ただ、一方、最近になりまして枝肉価格もかなり回復してきたところでございます。
コロナ禍により、和牛、とりわけ高級ブランド牛、私の地元兵庫でも、但馬牛、神戸ビーフの枝肉価格が影響を受けています。 お配りした配付資料一を御覧ください。これは、本年四月以降のブランド牛の枝肉価格と肉用牛肥育経営安定交付金、いわゆる牛マルキンの交付額、そして一頭当たりの実質負担額の推移を示したものです。
今年の二月以降でございますが、新型コロナの影響によりましてインバウンド、外食の需要が減少いたしまして、和牛の枝肉価格、大きく下落をいたしました。 これに対しまして、農林水産省といたしましては、対策といたしまして、まず体質強化に資する取組を行った肥育農家に対しまして、出荷頭数一頭につき二万円の交付を行いました。
○政府参考人(水田正和君) 新型コロナウイルスの影響でございますが、外食とかインバウンド需要の減少に伴いまして和牛肉の需要が低下をいたしまして、在庫が積み上がって枝肉価格が下落をしたということでございます、まずは。
○野上国務大臣 牛マルキンの状況につきましては先ほど答弁したとおりでありますが、一方で、福島県の枝肉価格の低下につきましては、原発事故に伴う風評被害による影響があると考えられるわけでありますから、復興予算等も活用して、福島県と連携しながらその諸課題の解決に向けて取り組んでいくことが重要であると考えております。
本年の二月以降、新型コロナウイルスの感染拡大によりまして、インバウンド、外食需要が減少ということで、特に和牛の牛肉の在庫が積み上がりまして、枝肉価格が大きく下落をしたところでございます。ことしの四月の和牛の枝肉価格は、前年に比べまして二七%の下落といった状況でございます。
○葉梨副大臣 御指摘のとおり、新型コロナウイルスの影響によるインバウンドあるいは外食需要の減少ということで、この三月、四月、和牛、さらには交雑種の枝肉価格は非常に低下をいたしました。ただ、経済活動が回復してまいりまして、徐々に回復しているというふうに認識をしています。 十一月の和牛枝肉価格の平均価格は、一キロ当たり二千五百三十二円ということで、対前年比でプラス二・二%というふうになっています。
例えば、大臣の地元の宮崎からも、これは宮崎県の農民連に寄せられた生産者の声なんですけれども、子牛の販売価格が下がって餌代、維持費が払えない、税金が払えない、肥育も、枝肉価格が下落、赤字状態、出荷できない、A5ランクでも採算がとれない、ニンジン、里芋、バレイショ、ラッキョウ、大根、タカナ、価格が下落して経費が払えない、契約していた四十アール分のキャベツが出荷停止、出荷済みのキャベツ四トン分の支払いもない
ただ、一つ御理解いただきたいことは、例えば牛肉について、枝肉価格が大きく下落しておりまして、マルキンの負担を、支払いを猶予するとか、さまざまな手を打っておりますけれども、それは市場価格が現実に落ちたという事実をまず受けとめた上で、その対策を打たせていただいている。
これに加えて、新型コロナの感染拡大で、和牛の枝肉価格が全国的に低迷し、国内の肥育農家などに重大な影響が出ています。 三月十四日付の地方紙の報道によると、青森県畜産農協連合会の会長が、今回の価格の大幅下落について、繁殖農家のダメージは相当大きいと述べ、安値の要因が重なり大打撃、和牛を含めて肉がだぶついた状況だと指摘した声を紹介しています。
肥育、本当に、子牛を高い値段で仕入れて、餌代をかけて、枝肉価格が今の状況ですから、マイナスですよ。 この肥育牛経営等緊急支援特別対策事業、これもやってもらっています。これはメニュー方式だというふうに言われますけれども、これも先ほどの高収益作物と同じで、条件が細か過ぎて。畜産農家の方がこれを見られて、これをやり出すとどれだけ金かかるんだ、逆にと、こんなことを言われていますよ。
しかし、これは、ちょっと考えていなかったんですが、今回の豚熱の経験則から考えますと、正直、ワクチンを打ったら豚の枝肉価格が下がるのではないかということを非常に恐れておりました。
現在、和牛枝肉価格が低下しています。例えば宮城県では、和牛枝肉価格は加重平均で前月比で約一〇%下がりました。子牛一頭の価格も約十万円落ちています。出荷時期を迎えた牛は、牛舎に残せば肉質も低下すると。畜産業、地域経済への影響はもちろん、生産者の経営に大きな打撃が出ています。インバウンドの減少で需要が減っているというので、在庫が一万四千トンに積み上がっているというふうにも聞いています。
枝肉価格の下落で肥育経営が悪化し、それに伴い子牛価格も下落し繁殖経営も危機的状況だと。三月の子牛相場が前年比十五万円の値下がりということであります。さっき、そのたまっているものを出すというお話がありましたけれども、今、外食需要の減少でA5、A4という高級和牛肉、これが在庫が積み上がっているということであります。
そして、ことしになって、御承知のように、新型コロナウイルスの感染症拡大に伴うインバウンド需要の減少などで、更に和牛の枝肉価格が下落をしております。 幾つか資料を見たんですが、最近の、なかなか統計、率でちょっと見られない部分があったので、改めて、政府が把握しています最新のそういった価格の下落状況について、その状況と認識についてお伺いさせていただきます。
限度額六百万を一千二百万にする、あるいはまた、償還期限を大幅に延長させる、無利子化する、こうしたところでありまして、今後とも枝肉価格を注視するとともに、肥育農家の皆さんの不安を払拭するためにどんなことができるのか、現場の声を丁寧に伺いながら検討してまいりたいと思う次第であります。
和牛の枝肉価格でございますけれども、新型コロナウイルスの影響によりまして、インバウンド需要、そして外食の需要が大きく低下をしてきております。二月の下旬以降、前年の価格を大きく下回っているような状況でございます。三月のこれまでのA4価格の平均でございますが、前年に比べまして二五%程度下がっているといった状況にございます。
牛肉の消費に関しても同様でございまして、需要が大幅に減退し、インバウンドの観光客が減り、あるいは外食を控える動きもあり、その中で枝肉価格が大幅に下落をしている。
和牛の枝肉価格でございますが、新型コロナウイルスの発生に伴いますインバウンド需要の低下、それから、消費者の方が外出を控えておられることによりまして、外食需要の減少によりまして、昨年に比べて価格が大きく低下をしている状況にございます。こうした場合におきます肥育農家の経営安定対策といたしましては、委員御指摘のとおり、牛のマルキンが措置をされております。
次に、肥育牛、牛肉の枝肉価格のことについてお尋ねをさせていただきます。 佐賀県は佐賀牛を始めとするブランド牛の産地でありますが、枝肉価格が、やはり昨年同期に比べてキロ三百円ないし五百円ぐらい下がっている。一頭当たり枝肉を五百キログラムとして、農家からしてみれば、一頭当たり十五万円から三十万円近い収入の減少になっている、こうした声が聞かれました。肥育農家にとっての死活問題であります。
また、和牛に関しましても、インバウンド需要の低下、消費者の外出控えによります外食需要が減少しておりまして、三月の枝肉価格は前年を大きく下回っているなど、極めて重大な事態というふうに私ども受けとめております。 このため、生産者の皆様への支援については、きのう、三月十日付で決定をいたしました新型コロナウイルス感染症に関する緊急対策第二弾の中で措置をしたところでございます。
一方で、和牛枝肉価格、子牛価格も下落をしています。そういう中で、畜産農家の資金繰りも大変です。そして、廃棄乳が発生した場合の補償もどうなのか。 様々な課題がありますけれども、花卉に関しても、自粛で卒業式、送別会等が中止になって、消費が減退しています。