1991-10-17 第121回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
天災融資法及び激甚災害法の早期発動、自 作農維持資金等の円滑な融通の確保、つなぎ融 資についての適切な指導、既貸付金の償還条件 の緩和、農業共済金、森林国営保険金、漁業共 済金等の早期支払い、落下果実及びその製品の 調整保管に対する対策等その効率的利用体制の 整備、被害果樹の管理等に関する技術指導、被 害による規格外米等の円滑な流通の確保、米穀 予約概算金の利子の減免、農作物種子及び果樹 苗木
天災融資法及び激甚災害法の早期発動、自 作農維持資金等の円滑な融通の確保、つなぎ融 資についての適切な指導、既貸付金の償還条件 の緩和、農業共済金、森林国営保険金、漁業共 済金等の早期支払い、落下果実及びその製品の 調整保管に対する対策等その効率的利用体制の 整備、被害果樹の管理等に関する技術指導、被 害による規格外米等の円滑な流通の確保、米穀 予約概算金の利子の減免、農作物種子及び果樹 苗木
よって政府は、今次の台風による災害に対処し、天災融資法及び激甚災害法の早期発動、自作農維持資金等の円滑な融資の確保、つなぎ融資についての適切な指導、既貸付金の償還条件の緩和、農業共済金、森林国営保険金等及び漁業共済金等の早期支払い、被害果樹の管理等に関する技術指導、被害による規格外米等の円滑な流通の確保、米穀予約概算金の利子の減免、農作物種子及び果樹苗木の確保、被災森林・荒廃林地の復旧、各種事業の実施
ただ、一問だけお尋ねいたしたいと思いますことは、果樹の生産に対しまして、優良なる果樹を生産するのに必要なのは果樹苗木でございます。ところが、果樹苗木で最近非常にウイルス病が発生いたしまして、これがために苗木の生産に困っているという状態でございます。このウイルスの発生の状況等に対しまして、農林省としてどのぐらいの調査ができておるか、まずその点を承りたいと思うのでございます。
これは、すでに政府では御承知であると思いますが、最近、果樹苗木に対するウイルス病というものが非常に発生いたしております。しかも、これが非常に広範囲でありまして、特に柑橘類あるいはブドウ、リンゴ、さらには野菜にまで及んでいるというような状態であります。このままこれを放置いたしましたならば、わが国の果樹農業に大きな影響を及ぼすと思うのでございます。
○政府委員(野崎博之君) 先生がおっしゃいますように、現在でも相当数いろいろ種苗として入っているわけでございますが、輸入の種苗類につきまして植物防疫法の規定によって検疫をやっているわけでございまして、特に果樹苗木等につきましては、ウイルス病の侵入を防止するため一定の期間隔離圃場で検査をする。そこで植物防疫所またはその植物防疫所の指定する圃場に隔離をすると、そういう制度になっておるわけでございます。
それから「干ばつに伴う果樹苗木の共同育苗費、代作用並びに次期作用の種子購入費に対して助成措置を講ずること。」こういう、この災害に関連することとして、まだ十分でないと申しますか、私たちの見る限り非常に不十分な点があるのですが、このような点について、いま農林省としては、さらに四十二年、三年の要綱の内容を改良していく、改善していく、こういうような、この国会決議に沿うような意思がございますか。
それから次にエンドリンでございますが、これは作物残留性農薬及び水質汚濁性農薬に指定いたしまして、果樹、苗木以外の使用の禁止をいたしております。
五、干ばつに伴う果樹苗木の共同育苗費、代作用並びに時期作用の種子購入費に対して助成措置を講ずること。 六、松くい虫、コブノメイカ等虫害撲滅推進対策に要する予算措置を図るとともに、立木に対する害虫駆除予算枠の拡大を図ること。 七、粗飼料の不足に対処し、冬季飼料の確保について特段の措置を講ずること。 八、自作農維持資金及び開拓者災害資金の貸付限界額の引き上げ及び貸付枠の拡大を図ること。
次に、その被害を各県別に見ますと、福岡県は六月五日現在で総額七十七億円、そのうちおもなものは三麦で四十五億円、うち小麦三十六億円で被害率八〇%、裸麦六億円で八九・七%、大麦三億円で九〇%、なたね七億円、蔬菜九億円、果樹五億円、果樹苗木が四割被害を受け二億円となっております。
次に、その被害を各県別に見ますと、福岡県は、六月五日現在で総額七十七億円、そのうちおもなものは、三麦で四十五億円、うち小麦三十六億円で、被害率は八〇%、裸麦六億円で八九・七%、大麦三億円で九〇%、なたね七億円、蔬菜九億円、果樹五億円、果樹苗木が四割被害を受けて二億円となっております。
農林関係では、農作物の被害は、今後漸次明らかになるであろうが、すでに果樹、苗木などに倒休、折損、凍害による被害が見られ、特に果樹は全滅状態にあるといわれ、また、農地、農業施設、あるいは炭焼きがま、林道等の被害は、融雪期ともなればさらに増大するものと思われます。今後、これらの被害を極力軽減するとともに、消雪遅延に伴う農産物の減産を未然に防止することが必要であります。
こういうことで、今年度予算といたしましては、母樹園設置の予算としまして五百三十八万四千円、それから、果樹苗木の検疫事業費といたしまして二百五十二万円を新たに計上するということにいたしたわけでございます。
種種が農業生産にとつて、その根本であり、優良種苗の使用がきわめて重要であることは言うまでもないことであり、殊に蔬菜種子を始め、果樹苗木その他の農家が購入して使用するのを普通とするいわゆる販賣種苗は、その購入にあたつて、しばしば不良種苗によつて栽培農家が損害をこおむる場合が少なくない實情にあるのに鑑み、政府は優良種苗の育成と生産について種々施策に努めておりますが、今囘新たに農産種苗法を制定して、取引種苗
從つてこれらの弊害を除去し、販賣種苗の品質向上を図つて、農業生産に裨益し、且つ栽培農家の利益を擁護すると共に、園藝種苗等の海外輸出の振興にも役立たせる趣旨の下に、その内容として、第一には、普通一般に取引せられている蔬菜種子、果樹、苗木、その他農林大臣の指定する種苗を対象として、これらの種苗の販賣業者は何人でも販賣することは自由であるけれども、その営業所ごとに地元の市町村長に届出でさせますると共に、種苗
殊に蔬菜種子を始め果樹苗木、その他農家が購入いたしまして、使用するのを普通とするいわゆる「販賣種苗」はその購入に當つて、しばしば不良種苗によつて栽培農家が損害を蒙る場合が少くない實情にあるのに鑑みまして、政府は優良種苗の育成と生産について、種々施策に努めておつたのでありますが、今囘ここに新たに農産種苗法を制定いたして、取引種苗の品質の保持向上を期することにいたしたのであります。