2018-04-18 第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
しかし、一方で、数字を見ていくと、例えば果実の需給構造を見ると、国内需要のうち六割、そして果実加工品だけを見ると九割を輸入に依存しているということで、こういう数字を見ただけでも、これからの果樹農業をいかに前進させていくかというのは、本当にしっかりとした取組をしていかなくてはいけない時期に来ているんだというふうに思います。 そこで、果樹農家を支えるための取組についてお伺いしたいと思います。
しかし、一方で、数字を見ていくと、例えば果実の需給構造を見ると、国内需要のうち六割、そして果実加工品だけを見ると九割を輸入に依存しているということで、こういう数字を見ただけでも、これからの果樹農業をいかに前進させていくかというのは、本当にしっかりとした取組をしていかなくてはいけない時期に来ているんだというふうに思います。 そこで、果樹農家を支えるための取組についてお伺いしたいと思います。
いずれにいたしましても、農水省といたしましては、今後も引き続き、日豪EPAの合意内容のいかんにかかわらず、国産ミカンの高品質化や国産ミカンジュースの高付加価値化に資するよう、消費者ニーズの変化に対応した優良品目や品種への転換を図るための果樹の改植、これに伴う未収益期間に対する支援措置というものを実施するほか、果実加工業につきましては、低コストで高付加価値化を図るために、原料果実の低コスト栽培体系の確立
○遠藤政府参考人 残留農薬についてでございますけれども、都道府県等が平成十四年度に検査をいたしました結果では、野菜類、果実加工品について三万二千四百十三件の集計を行い、そのうち違反が確認されたものが四十件ございました。 また、同じく十四年度に、輸入時の検査におきまして二万五千百六十六件の検査を実施し、二百五十八件の残留農薬基準違反が確認をされているところでございます。
——— 六月六日 国内生産・安定供給確保等米政策に関する請願(中林よし子君紹介)(第二九二〇号) 同(松本善明君紹介)(第二九二一号) 同月十一日 農家経営を守り、地域の農業振興に関する請願(中林よし子君紹介)(第三五八五号) 同(松本善明君紹介)(第三五八六号) 国内生産・安定供給確保等米政策に関する請願(中林よし子君紹介)(第三五八七号) 同(松本善明君紹介)(第三五八八号) 果実・加工
そしてこれは、農協等において県協会に報告すべき取引価格等の内容を十分理解していなかったり、県協会の審査・確認が十分でなかったことによるものと認められましたので、当局の見解をただしましたところ、農林水産省等では、八年十一月に通達を発し、県協会及び農協等に対して平均取引価格の趣旨を周知徹底させるとともに、果実加工業者からも取引価格等を報告させることとするなど県協会が取引価格等を正確に把握するための具体的
その一は、果実価格が著しく下落した場合に農協等を通じて生産者補給金を交付する加工原料用果実価格安定対策事業において、生産者補給金の交付単価のもとになる平均取引価格の算定に当たり、果実加工業者から受領した奨励金等を加算していなかったり、販売代金から手数料等を差し引いて取引価格としていたため、補給金が過大に交付されていましたので、これについて指摘したところ、改善の処置がとられたものであります。
今先生御指摘の制度につきましては、加工原料用果実の取引の安定化を通じ我が国農業と果実加工業の健全な発展に資するということをねらいといたしまして、昭和四十一年の法改正のときに導入したものでございます。本制度が創設されました四十年代前半におきましては、非常に零細な加工業者が多数操業していたこと等から、一部の缶詰用温州ミカンの取引に本制度が活用されておりました。
具体的な実例を挙げますと、例えば、輸入オレンジ果汁に対抗するために、風味向上のための新技術、窒素の充てん施設ですけれども、こういったものを導入するとともに、ラインの大型化などによるコストの低減を図ったかんきつ果汁メーカーの例、リンゴプレサーブ等の果実加工製造施設を導入して多角化を図ったリンゴ果汁メーカーの例に見られますように、各企業の経営改善の努力を支援し、一定の成果を挙げてきたものというように考えているところでございます
具体的には、輸入オレンジ果汁に対抗するために、風味向上のための新技術、これは窒素充てん施設ですけれども、こういったものを導入すると同時に、ラインの大型化などによるコスト低減を図ったかんきつ果汁メーカーの例、あるいは、リンゴプレサーブなどの果実加工製造施設を導入しまして多角化を図ったリンゴ果汁メーカーの例などに見られますように、各企業の経営改善への努力を支援し、一定の成果を上げているというように考えている
しかしながら、特定農産加工業を取り巻く情勢が厳しくなる中で、果汁メーカーがジャムなどの果実加工食品に進出するなど、特定農産加工業における多角化が進展してきております。こういった動きを支援して、その取り組みを一層強化するという観点から、今回、四つの業種を今回の制度の延長とあわせまして追加して指定をしたいというように考えております。
なお、具体的な実例を挙げますと、例えば輸入オレンジ果汁に対抗するために、風味向上のための窒素充てん施設を導入するとともに、ラインの大型化等によるコスト低減を図ったかんきつ果汁メーカーの例とか、あるいはリンゴのプレザーブなどの果実加工製造施設を導入し、多角化を図ったリンゴ果汁メーカーの例などに見られますように、各企業の経営改善への努力を支援し、一定の成果を上げたというように考えております。
現在、そういった観点から、関連業種としましてカンショ加工食品の製造業、バレイショ加工食品の製造業、この二種類が指定されておるわけでございますけれども、今回特定農産加工業を取り巻く情勢が厳しくなる中で、果汁メーカーがジャム等の果実加工食品に進出するなど多角化が進んでおるという実態にかんがみまして、さらに対象の関連業種を追加するという措置を講ずることとしておりまして、こういったことの対応をする中で加工業
果実加工食品製造業、それから牛肉以外の食肉調製品製造業、あるいは冷凍冷蔵食品製造業、また乳酸菌飲料・乳飲料製造業ですか、この追加される趣旨、それから、この特定農産加工業の経営改善というのは大変難しい問題でございますけれども、農産加工品等の輸入にかかわります事情の著しい変化にこれで十分対応できるかどうか、お答えいただきたいと思います。
また、原果汁の品質の向上、コストの低減、新製品の開発等により果汁の消費の拡大を図るため、新地域農業生産総合振興対策において、果実加工施設の高度化に助成いたしました。 野菜につきましては、野菜流通業者に対する啓発等事業に助成いたしました。
中小です、日本果実加工株式会社というところが出てきておるんです。ただ、進出に当たってはできるだけ地場物を使いたいと思ったけれども、まとまった量等が確保できないとかで、やむなく海外に依存しているというのがあるんで すけれども、できたら積極的に、そうした農業の振興と相まった原料が確保できるように、行政等からも一定の助成策なんかがあったらなという御要望が出ております。
まず第一に、果実加工品の需要拡大の関係でございます。やはり需要拡大をするためには、私先ほど参考人として意見を申し述べましたように、高品質化ということが何よりも基本である、こういう理解に立ちます。しかしながら、いいものさえつくればこの飽食時代の中で非常に売れるという保証はないわけでございます。
このほか、果樹の健全種苗の安定的供給を図るためのウイルス無毒化施設等の整備、原果汁の品質の向上、コストの低減等を進めるための果実加工施設の高度化に助成いたしました。
仮にこれらの果実加工品の輸入の自由化を実施した場合、その影響については具体的に予測することにつきましては困難なものの、その内外価格差から輸入が増大する、地域の果樹栽培農家に影響を及ぼすことが懸念されるということでございます。
そんなことで、今回の果振法改正によりまして指定法人として位置づけられました財団法人中央果実生産出荷安定基金協会、ここに果樹緊急特別対策基金でございますが、五十九年が大体三十五億、六十年度は十億円、約四十五億でございますが、これを使いまして、内外における消費宣伝とか果実、果実加工品の品質向上対策や海外市場への試験輸出等、広範な対策を実施し、この基金を活用して積極的な需要の拡大を図っていきたい、こういうように
それから二つ目は、諸外国からは、果実及び果実加工品の輸入拡大の要請が強まっておるということでございます。 そんなことで、今回の果振法の改正におきましては、これらの情勢の変化を踏まえ、生産と需給の安定を図ることが重要と考えて、現行制度につき所要の改善を行ったわけでございます。
果樹農業振興特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) わが国の果樹農業をめぐる最近の情勢は、需要の停滞に伴う生産過剰傾向や諸外国からの果実及び果実加工品の輸入増大等の厳しい事態に直面している。 よって政府は、本法の施行に当たり左記事項の実現に努め、わが国果樹農業の健全な発展に万全を期すべきである。
また、諸外国からは、果実及び果実加工品の輸入拡大の要請が強まっております。 以上のような果樹農業をめぐる情勢の変化を踏まえて、果樹農業の健全な発展を図るため、現行制度を整備強化することとし、この法律案を提出することとした次第であります。 次に、この法律案の主要な内容につきまして御説明申し上げます。
加工原料用果実、加工原料用のリンゴについて見ますと、なかなか変動の面で見通しが難しいわけでございますが、五十九、六十年度、二年間を対象に既に設定をしておりますので、現在、今の時点で、いわゆる業務年間中途での補てん単価の変更は難しいわけでございます。
また、諸外国からの果実及び果実加工品の輸入拡大の要請が強まっております。 こんなことで、今回の果振法改正案は、このような情勢の変化を踏まえて、現行制度につきまして、需要の動向に即した長期的な生産の誘導の強化と短期的な生産出荷の安定体制の整備等、生産と需給の安定を図るため所要の改善を行うものでございます。
そして、今後の果樹対策の方向としては、「果実加工品の大幅な輸入増加は、我が国果樹農業に大きな影響を与えるものと考えられる。」、したがって、こういう「厳しい状況下にある我が国果樹農業の保護及び安定を図るため、引き続き輸入割当制度等の現行輸入調整措置の維持に最大限の努力を払うことが必要」である。これが中心なんですよ、この研究会は。しかし、法律案にはちっともそんなことは書いてないじゃないですか。
また、諸外国からは、果実及び果実加工品の輸入拡大の要請が強まっております。 以上のような果樹農業をめぐる情勢の変化を踏まえて、果樹農業の健全な発展を図るため、現行制度を整備強化することとし、この法律案を提出することとした次第であります。 次に、この法律案の主要な内容につきまして御説明申し上げます。
この改正点の法律の目標として、果実の需要動向に即応し、その生産の計画的かつ安定的な拡大を図るということで、需給調整対策を実施する、また指定法人は果汁等の保管や加工原料用果実の出荷者に対して生産者補給金の交付あるいは果実、加工品の需給増進等の事業の実施というふうになっているのですが、大体この法律はどのような考え方に基づいて所管の農林省としては提起をされているのかということについての考え方を、まず大臣にお
○関谷政府委員 果実加工品の買い上げの問題についてのお尋ねであると思いますが、研究会報告の中でも、直ちに全国機関による買い上げを具体化すると明確には言っておるわけではございませんが、ただ私ども現状で見まずに、県段階の主として連合会が加工場を持ち、かつ調整保管を実施しておりまして、それに対して中央果実基金協会が調整保管の経費を助成するというのが現在の仕組みであります。
さらに、果汁の一般的な消費拡大、さらに言いますと、海外市場も調査をしまして、今わずかながらございますような輸出もさらに拡大していく、こういうような総合的な面で果実加工、特に果汁の加工施設の工場の経営改善、さらに需要拡大、こういう面についてさらに努力してまいりたい、こう考えております。
○関谷(俊)政府委員 一般に農産物の輸出は現在の状況から見るとなかなか難しい状況にございますが、この中で果実それから果実加工品につきましては、私ども所管局の立場としましても、現実的な問題として、輸出をさらに伸ばしていく、そういう可能性を持っている数少ない作物ではなかろうかというように考えております。