1992-04-16 第123回国会 参議院 建設委員会 第4号
○小林正君 今度の台風被害の教訓を踏まえて、例えば国民森林会議で言っていますのは、一つは「画一的な森林の仕立て方」云々という指摘もしているわけですが、治山とか林野行政全般についてあり方を再検討して、財政的な裏づけについても抜本的な検討が今求められているんじゃないかなという気がするわけです。
○小林正君 今度の台風被害の教訓を踏まえて、例えば国民森林会議で言っていますのは、一つは「画一的な森林の仕立て方」云々という指摘もしているわけですが、治山とか林野行政全般についてあり方を再検討して、財政的な裏づけについても抜本的な検討が今求められているんじゃないかなという気がするわけです。
私は、先般予算委員会でも若干こういうことを触れましたけれども、やはり国民から見て、林野行政全般について言うならば足元、これを正さにゃいかぬのじゃないですか。言いかえますならば、職員が働く意欲を持たなきゃならぬと。この働く意欲のないこと、これも赤字の大きな原因ですよ。それと同時に職場の規律ですよ。こういう問題が万全だと長官思われるか。あるいは次官、あなたも林野庁の大先輩だな。
私はそういう職場規律から、生産意欲から、林野行政全般についていま触れてきて、赤字も解消しなければならぬ、職場規律も直さなければいかぬ、管理職も整然とやはり行政にタッチできる状態をつくらねばならぬ。こういう中から、いま一万九千三百人の任用の場合の問題をとらえておるわけです。大臣が先ほど言ったような答弁をしておる。これに対して次官、どうなんですか。
林野行政全般の中でその組織問題につきましては、検討をしていかなければならぬ問題があると思いますので、国有林偏重という考え方でなしに、国有林と民有林とを一本にした一つの行政指導組織というものを確立する法律を急がなければならぬと考えております。 森林法の中におきまして、いまおっしゃいました計画制度の中の基本をなしております全国森林計画、この中の考え方を今度の法律で改めたのでございます。
だから私は、そういう林野行政全般に対する問題よりも、そのまず前提となるそういう問題が現状の中では何が進むんだ。これは、あなたたちの何といいますか、力に負けているというか、私は、そういうことは通してはいけない。少なくとも正しいことは正しい、主張は主張として聞く耳も持たなきゃならんし、あるいは円満解決のための話し合いも必要である。
ただ問題は、具体的な人員整理があるかないかというようなことになってまいりますると、御質問は、省内で一応の素案というようなものがあって、それが新聞等にも報道されておるということから、いろいろ御懸念をお持ちのようでございまするが、それについては、林野行政全般について、新しい時代の要請も取り入れて、これからどうしていくかということを詰めていく段階において、なお研究をする余地があると、こういうことを申し上げておるところでございます
○国務大臣(櫻内義雄君) これは先ほども申し上げましたように、これからの林野行政全般につきまして、現に答申を受け、一応の基本方針を出したという段階でございまして、具体的にそれではどうしていくかということにつきましては、なお検討する余地が十分あるわけでございます。
林野庁は林野行政全般に対して指導監督し、さらに林野の育成、保護等に当たる官庁だと思いますが、あなたのいまの御答弁を聞いておりますと、国有林国有林というおことばのみありますが、この地点が国有林が幾らあり、民有林がどういう状態であったかということを、私は現場をつまびらかにしておりませんが、国有林であれ民有林であれ——営林署は国有林のみを対象にする役所でありますか。
私は、特に国有林野の活用に関する本法案に伴う林野行政全般について質問をいたしたいと思う次第でございます。 そこで、まずお聞きしたいことは、最近、私有林経営が衰退の度を深めつつある。この原因は那辺にあるのか。また、それに対して、政府としてはどういう措置を今日までとってきているか。この点をまずお聞きいたしたいと思います。
実は、私は、林野行政全般について大臣並びに林野庁長官に質問いたすわけでございますが、これについては一般林政、あるいはまた国有林改革、こういう二点に分かれるかと思います。先ほど北村君から除草剤の問題あるいは特別会計の問題が質問されまして、私も若干重複する点もありますが、できるだけこれは省きたいと思います。
第二点の、災害防止のための国有林あるいは林野行政全般の点についての配慮でございますが、確かに中小河川のいわば水源に相当するような、あるいは山地になりますような地帯について、あるいはまた砂防の面から見まして、まだまだ全国的にたくさん、私どもが危険と思いながら手のつかないところもございます。
この辺のところを、やはり林野行政全般としても、あるいは治山の観点からいたしましても、もっと国有林として保有すべき地域、あるいは地方財政等と勘案をいたしまして公有林等で所有さすべき地域、あるいは里山その他の問題と関連して民有林等で保持すべき地域、こういうものを、やはり国土の総合開発、土地利用区分、こういうふうなものとも関連させながら、一つ根本的な検討を加えていったらどうか、こういうことを考えるわけでございます
今回の林野庁の処分は、定員の関係あるいは国有林野行政全般の合理化の見地から行われたものといわれておりますが、その趣旨が徹底を欠いているようであります。
また種苗法等についても将来改正の要があるのではないかという議論が出ておりますので、林野行政全般にわたる調査の対象になることと思いますので、本委員会が開かれました際は休会中における国政調査の対象として委員会に申し出でたいと思います。これで御了承願えないでしようか。
過日来長い間の森林三法の審議の経過にかんがみまして、あえてこの附帯決議を付さんといたすのでありますが、必ずしも保安林整備臨時措置法案に付することは当を得ておらない点もあろうと思いますが、趣旨は、森林三法審議にあたつて、林野行政全般にも及ぶ趣旨で十分これらの趣旨を今後の運営あるいは施策に織り込まれたいという点であります。満場の御賛成をいただきたいと思います。
委員長は非常に審議を急いでおられるようですから、私はまだいろいろ尋ねたいことがあるのですが、一般林業問題について小委員会もあるのですから、法案の審議はでき得る限り全体の委員会でやつて、今私どもが言つておるようなことは林野行政全般の問題ですから、そういうことについて今後小委員会の運営をやつていただいて、そうしてその小委員会に関係者に来てもらつて、うんとつつ込んだ話を伺いたい。
そうなつて参りますと、これは国有林野事業だけの問題からさらに林野行政全般の関係にまでこの基金が動かされることに今後なつて参ります。そうなりますと、これは森林基金というような国有林野特別会計の一つの口座のような形で持つておるというのはちよつと変じやないか、それならやはり特別会計にして、特別会計を別に持つべきではないか。
これは申すまでもなく課長も十分御認識でございましようが、この春あたりから、林野行政全般という建前で、民有林復興の一助としては森林組合を強化するのだ、こういう線が出ており、それには国有林にも御協力を願うのだ。この建前からできましたのが国有林の間伐材の地元森林組合への払下げという問題であります。