1988-08-26 第113回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
○増岡康治君 ひとつそういう方向でやっていただくと同時に河川砂防、林野砂防も、今回は非常な局部的範囲であるけれども、ある範囲で物をとらえないといけないということになると、これに対応する予防を含めてのことをやっておかにゃいけないということになる。
○増岡康治君 ひとつそういう方向でやっていただくと同時に河川砂防、林野砂防も、今回は非常な局部的範囲であるけれども、ある範囲で物をとらえないといけないということになると、これに対応する予防を含めてのことをやっておかにゃいけないということになる。
それと、われわれが現地に参っていろいろ陳情を受けまして反省させられるのは、同じ砂防工事でございましても建設砂防、また農林でも林野砂防、それから農業砂防と、どうも連携のとれておらない点がございます。建設砂防のほうが山の上をやって林野砂防が山の下をやってみたり、そういう点で連携のできておらない点もございます。
あるいは林野砂防の査定がきびし過ぎる。特にこれだけの人命を奪った災害でありますだけに、それ以来、夜もろくに眠れない。雨がちょっとしょぼついても避難をするという住民感情を官庁は察知すべきだ。まず同情から始めた措置でなければならぬ。私は、その温情的な措置を強く要望しておくものであります。
そうして末端へ行きまして、ここは砂防であるから建設省だが、もっと上に行けば林野砂防だというようなことで、現地の末端の町村としては非常に困っておられる。何とかこのいわゆる地すべり地帯というか、そういうところは、林野庁の関係と建設省の関係というものを密接にしてもらって、そうしてできれば一本でできないものかということを現地のほうでは言っておるわけであります。
これはたいへんなので、できるならば、この次の委員会は、委員長は幾日の日を予定しておられるか、まあ一週間くらいとさつき雑談のときに出たのですけれども、それまでに、林野砂防堤防というのは、私はあれは継続でいいと思うのですが、至急林野なら林野と澁谷さんのほうとお話し願って、あれの強化拡張をやるということでこの次の委員会までには決定しておいてもらいたい。
数年前に地震とは無関係にこれは危険な地帯だという要望がありまして、さてこれを建設砂防でやるべきか林野砂防でやるべきか、県の側でもなかなか話がつきませんでした。われわれのほうへ持って上がってまいりまして、結論的には林野砂防で堰堤を二基ばかり入れたことがございます。今回行ってみますと、確かにこれが大きく役立っている。
○草野説明員 建設砂防か林野砂防かということでございますが、事態が非常に緊迫度を加えておることでもあり、そうなわ張りの問題でなく、しかも、なわ張りの問題が解決しても分別に時間をかけておっては意味がありませんので、ひとつ実態に即応して両省の間でも相談しながら、どこでやるということよりも、即刻やれるような方向で努力をしてみたい、かように考えております。
○田村委員長 それでは私からちょっと、この間私自身が現地に行ったものだから、気がついたことを申し上げますが、大体いま下平委員の言われたとおりでありますけれども、特に私が、従来からの私の持論でもあったわけだけれども、今度行ってみてしみじみ痛感したことは、林野砂防と建設砂防が、いわゆる山腹砂防と渓流砂防の連絡の不十分という点が非常に目立ったように思います。
それから実際問題として、私どもの砂防と、それから治山課の砂防の林野砂防の問題につきましては、具体的に——抽象的な交換ではいけない……。去る三年ほど前から、実際の担当官の交換をいたしまして、治山課の担当官、こちらの砂防課の担当官を交換いたしまして、そこにいろいろな意思の疎通のないようにする。
五、林野砂防、建設砂防、農林砂防を、一貫し、かつ総合的に計画着工するよう考慮する。 六、農家住宅については、一般住宅とは別個の基準による特例を設ける必要がある。 七、胡桃地区の羅災者は、現在近くの中学校に収容されているので、至急仮設住宅への移住の必要あり、また職業あっせん等について十分配慮する必要がある。
午前中の赤木さんが言っておるところの林野砂防と渓流砂防の争いと同じように、その点は、どういう工合に割り切っておるのか、割り切ろうとしておるのか、道路局長は日本道路公団の立場だろうと思うのですか、それで一つ説明して下さい。
また、治山治水は、現在、建設、農林両省で実施されていますが、農林省の実施しているところの治山は林野砂防であり、治山というよりもあくまで森林営業のためのものであります。治山治水事業を一元的に実施してこそ効果があがると思うのでありますが、治山治水事業の一元化について政府はいかなる見解を持っておられるかお伺いいたします。 第五に、本案を実施する国の負担率並びに職員の定員化について申し上げます。
また澱下村村長からも、昨年の九月十二日の局地集中豪雨の被害のため、単年度の復旧にすら特例債の恩典を受けなければならない実情なのに、今次の災害と連続したので、高率補助の特例の道を講ぜられたいことと、早期復旧のために国の助成を願いたいこと、林野砂防等の抜本的改良復旧事業の施行を願いたいこと等の陳情を受けたのであります。
また藤原ダム等ダム貯水池の沿岸等に多くの土砂流出が見られるのでありますが、これらはダムの効果、寿命のためにもぜひとも林野砂防の実施を要請しなければならないと思われます。また足尾地区は鉱害で金山はげ山となり、明治三十四年田中正造による直訴事件まで起した鉱毒地区でありますが、煙害は昭和三十一年以後は施設により非常に減少しており、最近は植生板によりわずかに草が見られるようになっています。
これは、当然治水対策は何らかの処置をしなければならぬと考える、君たちの言うことももっともだ、ついては農林省の林野砂防との関係があって、数字の上において調整をしなければならない点も残っておるから、この調整を関係閣僚懇談会のようなものを設けて行なって、昭和三十五年度になって二月ごろか三月ごろ、年度末に至らないうちに踏み切るという方向で了承してくれないか、こういうことだったのです。
そうすると、林野庁に林野砂防をやれと言えば、林野庁は、林は私の方ですからやりますと言う。農地は農林省でやりますと言う。ところが、根本的にこの下の川の面をやらない限りは、この地すべりは停止しない。そこに役所間の大きなセクショナリズムがある。災害などを見た場合でもそういう感じを非常に受けるのです。これはあなたばかりではない。
そこで農地局の方では、あれだけのつぶれ地を出してはたいへんだから何とか直そうというのだが、問題はその下の林野砂防をやらなければこの農地の安全はない。その林野砂防の前に何をやらなければならぬかというと、河川事業を完全にして、地すべりしないようにとめなければならぬ。
いわゆる林野砂防と称し、河川砂防と称するのでありますが、山に関する砂防については、先ほど申し上げましたように、治山がまだ十分に行つておりませんので、これを精一ぱい拡充していただくということが、災害に対する私どもの最大の念願であります。
○理事(赤木正雄君) あなたは砂防を御承知ないからそういうことをおつしやるので、林野砂防とおつしやいますけれども、やはり河川砂防といつてもやはり或る程度の港湾、林野の面積があるのであります。それが民有林の面積に対して計上しておらないのはどういうわけですか。
私も率直に申しまして、今回の措置は、いわゆる災害復旧と、そうでないものとの取扱につきまして林野砂防、建設砂防の関係におきまして、いささか取扱を異にしておる点を一貫して解決する途を開いたということであります。
即ち県内に発生する電力量の八五%を県外に送電し、送電ロスの少い電力を使用し、且つ年々莫大なる額に上る災害復旧、河川改修、林野砂防等に多額の県費を投じ、水源の涵養、河川の管理に力に尽し、電気事業に多大の寄與をいたしておる本県が、農業揚水の使用にさえ事欠き、消費地よりも高い料金を支払うという矛盾は如何にしても了解しがたいから、本県の特殊性を認め、大幅に引下げてもらいたいという意見、第二に、電力は長野県の
現在の農林、水産に関しまする暫定措置の法律、あれによりまして補助率が、山林施設の中の林道につきましては五割、それから林野砂防の施設の、砂防施設の復旧につきましては大副五分という規定があるのであります。