2011-04-12 第177回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
しかしながら、我が国の森林の現状を見ると、戦後に植林された人工林が資源として利用可能な時期を迎える一方で、採算性の悪化等を背景とした森林所有者の林業活動への関心の低下により、必要な間伐等の施業が必ずしも適正に行われていない状況にあります。
しかしながら、我が国の森林の現状を見ると、戦後に植林された人工林が資源として利用可能な時期を迎える一方で、採算性の悪化等を背景とした森林所有者の林業活動への関心の低下により、必要な間伐等の施業が必ずしも適正に行われていない状況にあります。
しかしながら、我が国の森林の現状を見ると、戦後に植林された人工林が資源として利用可能な時期を迎える一方で、採算性の悪化等を背景とした森林所有者の林業活動への関心の低下により、必要な間伐等の施業が必ずしも適正に行われていない状況にあります。
森林がこのような役割を十分に果たしていくためには、持続的な林業活動を通じて適正な森林の整備が行われることが必要であります。
我が国は、伐採適齢期を迎えた森林資源が豊富にあるのに、低調な利用等のために林業活動が停滞している。 一つは、国産材の長所は、中に含まれる油分が長い間空気に触れ、あめ色になり、えも言われぬ風情を醸し出すことにあるんです。外材は、でき上がったその日が一番きれいなんです。ところが国産材は、五十年、六十年後に本当に輝く。それはまさに、女二人行く、若きはうるわし、老いたるはなおうるわし。
森林がこのような役割を十分に果たしていくためには、持続的な林業活動を通じて適正な森林の整備が行われることが必要であります。
昨今の状況を見ますと、かなり林業活動の停滞等があったわけでございますし、また木材需要の全体としての伸びも停滞をしておったということもありまして、近年は千七百万立方メートル程度で推移をしてきております。
また、機械化なりその体系が非常に進んでおりますので、こういった生産性の向上ということを考えますと、この現状程度の六万七千人程度が維持できれば、当面のその林業活動には十分対応できるのではないかというような見通しは持っております。
そういう意味で、まず一つは、人材の確保ということがやはり森林整備の適切な実施、ひいては森林の多面的機能の発揮ということで必要であろうと思っておりますし、そういう観点で、人材の確保、例えば緑の雇用といったようなことでの新規林業就業者の確保、育成といったようなこともやっておりますし、また、今はもう採算がとれないというような実態でございますが、経済ベースで林業活動が続けられるような方向での改善がなされないとなかなか
現在行われておる新ラウンド交渉の結果として、これ以上の大幅な関税の引き下げあるいは関税撤廃が行われるという状況になれば、林業活動意欲はさらに低下し、我が国の森林・林業・林産業は決定的なダメージを受ける結果になってしまいます。 一方、世界の森林に目を向けますと、世界の森林面積は大きく減少しています。
締約国は、第三条第四項での適格な土地利用、土地利用の変化及び林業活動を約束目標の達成に選んでも選ばなくてもよいことになっています。 ですから、土地利用、土地利用の変化及び林業活動を取り扱う際の原則に従うならば、これらの活動は約束の達成にできるだけ用いないことが必要であろう、私はこう思いますが、大臣はいかがお考えですか。
まず、林業基本法の一部を改正する法律案は、森林の有する多面的機能への国民の要請、林業活動の停滞その他の森林及び林業をめぐる諸情勢にかんがみ、森林及び林業に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、林業基本法を改正し、基本理念及びその実現を図るのに基本となる事項等を定めようとするものであります。
この森林を守るということは、林業活動がなければ守ることはできないと思うんです。 林業活動と公益的機能は別のものではなくて一体のものであり、決して矛盾はしていないと思うんですが、その点の認識はどうなんでしょうか。
この中で、私どもとしては、先ほど来お話が出ておりますように、森林が多面的な機能を十全に発揮する、そういう体制をつくることが重要だという観点に立ちつつ、それを実現する上でも、当然林業ということが不可欠なわけでありまして、一定の林業活動に伴って木材が生産をされてくる、これを国内でしっかりと使っていくという方途を立てる、これがまず基本的な考え方として重要ではないか、こういうふうに思っているわけでございます
これはアンケート調査でございますが、山林保有者の林業活動に対するアンケートというものがございまして、保有山林の境界の状況がどうかということを聞いた場合、特に不在村者の場合には、五二%の方が不明確だ、自分にとってはどこが境目か必ずしもわかっていない、こういうような結果も出ているわけでありまして、こういうことを放置しておきますと、ますます森林の整備ということにおいて問題が生ずる、こういうことでございます
こうした活動を通じて、もちろん森林の整備が進むということ自体もございますし、多くの国民が森林・林業活動の大変さを思い、あるいは森林の持っている、果たしている役割ということを改めて認識する、そういう点でこういったボランティア活動については、その主体性は尊重しつつ、技術レベルの向上だとか、活動の高度化を図ることが必要だろうと思っております。
それは当然、林業活動、林業生産活動というものがかなりの部分、それを担っているわけでありまして、当然そういった森林の整備を図るということになれば、一定の木材が国内で必ず生産される、それを利用にいかにつなげていくかということが、ひいては、森林の整備水準というか、森林が持っている多様な機能、多面的な機能というものを十全に発揮するという意味で必要なんだ。
私どもで流域管理システムというふうに申し上げておりますのは、川の上下流というものを通じて森林の整備あるいは木材の生産、そういうことについて関係する方々、林業活動をされる方、木材生産をされる方、あるいはボランティアで森林整備に参加される方、こういう方々がその流域単位でもって十分協議をし、話し合いをしながら、流域内の森林をどう育て、どのように木材を生産していくか、こういうものを一緒に考えていく、そういうことを
そういう意味において、今、林業の現状はかなりのサポートが必要だということは紛れもないわけでありますが、だからといって、林業活動というものをあきらめてしまうということではなくて、やはり正常な林業活動が行われ、一定の木材が出てくる、その木材をやはり国民が使っていく、そういう形を実現するためにどうサポートしていけばいいのか、こういう考え方でやはり取り組むべきだというのが私どもの今基本的な考え方でございます
もう一つは、国内のある程度の林業活動を維持していくためには、国内の森林の多面的機能を守っていくためには、どうしても林業の行為が必要でありますから、最低限必要な、ナショナルミニマム的な、それはどれくらいの市場の占有率がないと林業活動ができないのか、それをちょっと計算しろと今言っているわけであります。
時系列のデータが必ずしもございませんので、これがふえているか減っているかということを直ちには推測できないわけでありますが、御指摘のとおり、最近の林業活動というものが大変停滞しているという中で、このような伐採後植栽が行われない森林が今後一層増大していくのではないか、そういう危惧を抱いているというのが率直な私どもの現状認識でございます。
ところが一方、現在は非常に林業活動というのは停滞をしておる。何ゆえ停滞をしているかといいますと、木材価格が低迷をいたしておりまして、採算が合わない。したがって、山の手入れがなかなか滞っておって、山が荒れ果てておる。こういう状況にあって、国民の求めるものと山の働きというものがまさに今逆になりつつある、こういうことが大変問題だと思っております。
我が国といたしましては、議定書の、おっしゃられておりますのは第三条三項に該当するものでございますが、我が国は既存の森林におきます伐採、再植林のサイクルを対象とすべきである、そういうことによりまして既存の林業活動に適切なインセンティブを与える必要があると、こう考えておりまして、FAOの活動ベースが望ましい、こう考えたわけでございます。
中山間地をどうするのだ、こういうことの政策的配慮の中でこの事業も追求されているというふうに受けとめるべきだし、受けとめたい、こういうふうに私は思っているわけでありまして、その中で、林業活動も、それから農業生産活動もそこで展開するのだという位置づけだろうと思うのです。 しかし、そうはいっても、では現実に、農業生産活動としてそれが全うできるかというと、そう簡単なものでもない。
この大規模林道は、そういった骨格となる林道として、森林の施業、林業活動のためにも大変重要でございますが、あわせて、過疎化、高齢化に悩む農山村の生活や地場産業の活動等のための交通手段としても重要な役割を果たしているところでございます。 したがって、地元負担があるわけでございますけれども、地元からの強い要望に基づいて現在事業を推進しているわけでございます。