2017-11-21 第195回国会 参議院 本会議 第4号
森林に対する不安要素を排除するために、山村社会の活性化、林業後継者の育成、意欲と能力のある林業経営者による森林管理の再委託などを戦略的に展開することが必要であると思います。同時に、これらの政策を実施する主体として果たす役割が大きいと期待される市町村を組み込んだシステムの構築も不可欠であります。
森林に対する不安要素を排除するために、山村社会の活性化、林業後継者の育成、意欲と能力のある林業経営者による森林管理の再委託などを戦略的に展開することが必要であると思います。同時に、これらの政策を実施する主体として果たす役割が大きいと期待される市町村を組み込んだシステムの構築も不可欠であります。
このため、林業後継者対策といたしまして、林業普及指導事業を活用し、意欲的な林業経営者及びその後継者を対象とした現地検討会や研修等により、新しい林業技術の普及や経営手法等の指導を積極的に推進しているところでございます。 さらに、平成十九年度からは、団塊世代が一斉退職を迎える状況に対応するため、故郷に戻るUターン者等を対象として、新たに林業経営を開始する場合の支援を行うとしているところでございます。
緊急間伐五か年対策や緑の雇用対策などに取り組んでおられますが、しかし間伐がまだまだ不十分だと、林業後継者も不足をしていると。このままでは国土の七割を占める森林の整備やそれを支える林業・木材産業が本当に大丈夫なのか不安だと、こういう地方の現場の声は依然として大変大きいのであります。
○黄川田委員 そしてまた、林業就業者の高齢化とともに就業者数は減少の一途を余儀なくされておりますけれども、今日の林業をめぐる厳しい情勢のもとでは、林業後継者の増加を簡単には期待できないのが現状であります。 私は、森林組合が地域の森林整備の主体として、不在村地主や小規模な森林所有者の森林を預かって施業していくことが今の現状ではベストであると思っております。
国の制度として、林業後継者育成制度などを、そういうことを補てんするような制度を検討したらどうかと思うのですね。やはりそういう思い切った対応をぜひ望みたい。 大臣、最後に一言で結構ですから、この後継者対策、一言言ってもらって終わります。
後継者の問題につきましては、先ほど統計資料の中で見ていただきましたように、将来の予測をしますと、林業後継者がゼロになる可能性、あるいは高齢化して支えられなくなる可能性があるというようなことで、第三セクターを設立いたしました。
それから、林業後継者ということで、経営者の人たちの後継者、親の後を継ぐというふうな人たちを育てることも大変大事な話なわけでありますが、これは林業普及指導事業というふうなことで、地域林業のリーダーを育てる、その人たちを研修するというふうな事業をやっておりまして、平成九年度には新たに女性の林業への参入拡大を図ろうというふうなことでその対策も講じておりまして、そういういろいろな方策で林業後継者の確保に努めていきたいと
二十一世紀型農業の推進に関する陳情書 (第一七九号) 農業農村整備事業の促進等に関する陳情書外二 十六件 (第一八〇号) 中山間地域対策の推進に関する陳情書外三件 (第一八一号) 生糸価格対策に関する陳情書 (第一八二号) 肉用牛経営安定対策等の充実・強化に関する陳 情書 (第一八三号) 学校給食用米穀、牛乳及び果汁に係る助成措置 の存続に関する陳情書外一件 (第 一八四号) 林業後継者育成
○馬場政府委員 おっしゃいますように、林業改善資金は三つの分野から成り立っておりまして、今回改正をお願いしていますのは、林業労働安全衛生施設資金及び林業後継者等養成資金の部分でございまして、林業生産高度化資金については、償還期間の延長とか担保措置の物的担保でいいというような面は当然及ぶわけでございますが、特に資金内容等についての改正はしていないわけであります。
そこで、やはり方法といたしましては、森林・林業の役割や重要性についての国民の理解の促進を図る、それから教育機関との連携の強化を図る、また林業後継者の育成なり確保、あるいは婦人の参画の問題等についても一層努めていくべきであるということを打ち出したわけでございます。
林業改善資金助成制度は、昭和五十一年に発足して以来、林業普及指導組織等の指導と相まって、林業生産の高度化、林業労働安全衛生施設の導入及び林業後継者等の養成のための無利子資金の貸し付けを通じて、林業経営の健全な発展、林業生産力の増大及び林業従事者の福祉の向上に寄与してまいりました。
この林業後継者等養成資金のことについて、これが新規参入青年等というふうに枠が拡大されてきているというこの改正法でありますが、後継者が少ないということは先ほどからお話を伺っておりますけれども、実際に今回の新規学卒者だけ見ても、これは即林家になるとは限りませんが、農業千八百人、漁業が七百六十人ぐらいですか、それに林業が新規学卒者で百八十三人と絶対的に数が少ないわけであります。
それからもう一つは林業後継者等養成資金でございます。これにつきましても、林業関係の研究機関による研修を受けるための資金というようなことで資金を融通してきているわけでございますが、これはむしろ林業後継者というふうに限定をしておりましたために非常に融資の実績が減ってきているというのが実情でございます。
○説明員(林省吾君) 御指摘のように地方公共団体の中には自主的な取り組みといたしまして林業後継者対策あるいは林業労働者対策のための基金を既に設置している団体がありますことは承知をいたしております。 今回の私どもの措置は、このような地方団体における対策の充実を支援しようとするものでございまして、これに必要な財源といたしまして五百億円を地方交付税により措置することとしたものでございます。
林業後継者対策として農業年金のような年金制度を。流域管理システムの推進に国の積極的指導と支援を。森林組合の育成策を。 国有林野事業に関しては、予算と要員不足で森林保全に支障が。一般財源の拡大を。森林国債的なものの発行で累積債務の解消、累積債務の棚上げを。流域管理システムの推進に国有林野事業の積極的な展開を。営林署の人減らしは地域振興に影響。収支差管理方式は事業運営に支障。
林業改善資金助成制度は、昭和五十一年に発足して以来、林業普及指導組織等の指導と相まって、林業生産の高度化、林業労働安全衛生施設の導入及び林業後継者等の養成のための無利子資金の貸し付けを通じて、林業経営の健全な発展、林業生産力の増大及び林業従事者の福祉の向上に寄与してまいりました。
二 林業後継者の育成に資するため、地域社会との連携を強化しつつ、学習研究体制・林業試験研究機関の整備、グループ活動の活性化に努めるとともに、個性と魅力のある地域づくり、都市との交流の促進、その他有効な施策の充実を図ること。
三 林業後継者の育成に資するため、地域社会との連携を強化しつつ、学習研究体制の整備、グループ活動の活性化に努めるとともに、個性と魅力のある地域づくり、都市との交流の促進、その他有効な施策の充実を図ること。
さらに、地域林業整備育成対策事業及び苗木の需給安定を図るための優良種苗確保対策に助成いたしましたほか、担い手の育成確保につきましては、林業就業者の計画的育成確保等を図るための地域林業担い手育成確保対策事業を新たに実施いたしますとともに、高度な技能を有する林業従事者の育成、雇用体制の整備、林業労働安全衛生の確保のための対策及び林業後継者の育成確保対策等に助成いたしました。
○参考人(岸宏一君) 担い手の確保のための基本的な取り組みはどうすべきかということでございますが、小塚参考人からもお話がございましたけれども、林業労働者あるいは林業後継者、この仕事は非常に厳しい仕事でございます。例えば山を育てるには地ごしらえをして、木を植えて、それから下刈りをして、さらに間伐をして、そして数十年後に伐倒して搬出という非常に厳しい仕事があるわけでございます。
○向日参考人 ただいま林業後継者問題につきまして検討委員会の方へ諮問をいたしておるわけなのですが、大体のまとまりができました。 その主なものは、給料制ということで基本給あるいは加算給、そうした面を取り入れた給料制。現在は一日働いて幾ら、こういう日当制でございますが、給料制。それから加算給は、入山手当を出す。それからボーナスの支給を行う。
先生御指摘をいただいたような数字の農業、林業後継者であることで、農林水産省としても一番重要な点として考えてきておるわけでありますし、また実は正直一番頭の痛いところでございますので、何かいい知恵がないかと思って、今鋭意模索をしながら我々が取り組んでいるところを御紹介して、御了解をいただきたいと思うわけであります。
したがいまして、具体策といたしましては林業構造改善事業等の各種林業振興政策を通じまして、林業の活性化を図ることを基本と考えておるわけでございますけれども、特に林業労働者の育成、確保なりあるいは就労条件の改善、若い人は休日にはきちんと休みたいとかいろいろ御希望がございますので、このようなことを検討もしてまいる必要がございますけれども、とにかく林業後継者の育成確保対策を推進してまいりたいと考えております
林業後継者の定着のためにもやっぱり車が使えるということが大変大事である。ところが、この作業道がこれからの災害等でもし消えたり崩れたときに災害復旧の対象にならないとすると、せっかく定着しかかった若い人も山へ行かなくなってしまう。こういう点を考えると、何か作業道についても本当にやろうとするような林業地帯では災害復旧の対象にすべきでないか、こういうふうに思いますが、これについての見解をお伺いいたしたい。
また、地域林業整備育成対策事業及び、苗木の需給安定を図るための優良種苗確保対策に助成いたしましたほか、林業就業者の育成確保等を図るため、高度な技能を有する林業従事者の育成、通年雇用の促進等に資する林業従事者就労活性化対策事業を新たに実施いたしますとともに、林業後継者の育成確保対策等に助成いたしました。さらに、森林組合の育成を図るため森林組合活動強化対策事業等に助成いたしました。
このため従来から、造林事業、林道事業、林業構造改善事業といったいろいろな林業施策を通じまして林業の活性化を図りますとともに、就労条件の改善、あるいは定着促進を図る林業労働力対策、あるいは林家の後継ぎの育成、確保を図ります林業後継者対策を推進をしているところでございます。今後とも、これらの施策によりまして若手林業就業者の育成、確保に努めてまいりたいと存じております。