1994-05-26 第129回国会 衆議院 決算委員会第三分科会 第1号
まず、地球環境保全対策としましては、地球的規模における環境保全の推進を図るため、熱帯林の資源情報の調査・解析、開発途上国に対する情報提供システムの整備等を実施するとともに、開発途上国における林業協力の推進に資するための調査等を実施いたしました。 また、砂漠化防止等地球環境保全に資する農業・農村開発のための基礎データの収集、技術開発のための各種調査を実施いたしました。
まず、地球環境保全対策としましては、地球的規模における環境保全の推進を図るため、熱帯林の資源情報の調査・解析、開発途上国に対する情報提供システムの整備等を実施するとともに、開発途上国における林業協力の推進に資するための調査等を実施いたしました。 また、砂漠化防止等地球環境保全に資する農業・農村開発のための基礎データの収集、技術開発のための各種調査を実施いたしました。
今後の林政の重要課題としては、山村の振興、林業の産業としての発展の確保、林業の環境創造への貢献の助長、国産材時代を展望した木材の生産・加工・流通体制の整備、国有林野事業の経営改善、海外における森林・林業協力の積極的な展開などを訴えております。
今後の林政の重要課題としては、山村の振興、林業の産業としての発展の確保、林業の環境創造への貢献の助長、国産材時代を展望した木材の生産・加工・流通体制の整備、国有林野事業の経営改善、海外における森林・林業協力の積極的な展開などを訴えております。
今後の方針といたしましては、「森林に関する、原則声明」等を踏まえまして、熱帯林等の世界の森林保全、造成と持続可能な森林経営の確立に向けまして、国連によるUNCEDのフォローアップへの協力、ITTOの強化への支持等、国際的な森林・林業協力の一層の推進、特に国別造林計画の推進について努力してまいるつもりでございます。
例えば、林野庁のアジア地域への森林・林業協力では、フィリピンのパンダバンガン林業開発計画とか、あるいは広域森林情報分析管理計画調査とか森林セクター計画ローン、インドネシア、南スマトラの森林造成計画、産業造林計画、林木育種センター整備計画、セクタープログラムローン、マレーシアのサバ州の造林技術開発訓練計画、サバ州造林計画調査など、ずっといろいろあるのです。林野庁がやっているのですよ。
今後私どもは、この地球的規模での環境保全に資するために、砂漠化の抑制あるいは森林への復旧につきまして、国際の森林林業協力を通じまして積極的に推進してまいりたいと考えております。
林野庁といたしましては、こういう流れの上に立ちまして、またこれまで国際協力、森林協力を各国で進めておりますが、こういう協力の実績あるいは蓄積された技術、知見を生かしまして、今後とも熱帯林の保全と造成等、持続可能な森林経営の確立に向けまして国際的な林業協力の一層の推進、それから六月の国連環境開発会議に向けて森林保全のための国際的な合意づくりに積極的に取り組んでまいる考えでございます。
これは何といってもやはり国際的に可能なところで話し合いをしなきゃならぬという問題がありますし、熱帯雨林の保全、造成のために海外林業協力を実は進めておるところであります。 しかし、御案内のように、先進国と開発途上国のいずれにおいても非常に難しい問題を抱えております。
ですから、先ほど申し上げましたように、この森林というものは、持続可能な森林の経営ということは非常に大事になってまいりますから、そのために私どもは従来から海外の林業協力というものを植林でありますとかバランスよく進めていくということで協力をしていかなきゃならぬ。
海外林業協力の推進につきましては、開発途上地域等における森林資源の保続培養と林業生産力の向上に資するため、これら地域の林業開発に協力するとともに、有用な林木種の利用や保存に必要な基礎資料の収集、造林資金協力の円滑な推進を図るための調査等に助成いたしました。
それからまた、国際的な林業協力を支援する体制の整備を進めるために、これは専ら人材的な点に観点を置いておるわけでございますが、国際緑化推進センター事業というものを新たに起こすというようなことに取り組んでおるわけでございますが、今後ともこれまでに培われました技術や知見あるいはその他の経験も踏まえまして、海外の林業協力の一層の推進に努めてまいりたいと考えております。
例えば展開方向の基本的な問題として、水と緑の源泉である森林の整備、それから国産材時代を実現するための林業生産、あるいはまた海外の林業協力といったようなものを盛り込んだ内容になっておるようでありまして、この点はかなり積極的な方向を示したもの、こんなように受けとめておるわけでありますが、最初に大臣、これを見られてどのように評価をされておられますか。
このような状況のもとで、今回の報告におきましては、国民のニーズにこたえる木材の供給、国 内森林資源の有効活用とその整備の推進、世界の森林資源と我が国の海外林業協力等に重点を置いて記述し、また、今後の林政の重要課題として、国産材供給体制の整備、林業、木材産業、山村の活性化、国有林野事業の経営改善、海外林業協力の積極的展開等を訴えております。
また、我が国の国際林業協力の新たな展開といたしまして、熱帯林が急速かつ大規模に減少、劣化しているという状況に対処しまして、失われた緑を緊急に回復するための環境造林への着手、また熱帯林保全のための現地森林官の養成、さらには地域住民の生活向上のための地域社会林業というべきものの推進を図れと、こういうことを提唱しております。
○政府委員(甕滋君) 今、林野庁が国際林業協力に取り組んでおる姿勢は、林野庁の内外大変厳しい条件の中にはございますけれども、これまでの技術、一千万ヘクタールの造林をなし遂げてきたこういった林業技術を基礎にいたしまして、また日本がこれだけ林業先進国ないしは経済大国として国際的に責任を果たしていかなければならない、こういう立場を踏まえまして積極的に取り組んできておるところでございます。
したがいまして、今後林野庁といたしましては、これまでの海外林業協力の実績などを踏まえまして、現存する森林の適正な保全、利用、あるいは失われた森林の可及的速やかな復旧といったようなものに取り組んでまいりたいと思っております。
ただ、これはこれだけだというふうに言い切ることはできないと思います、批判を招かないように十分国際世論にも、あるいは南の国の方々にも気持ちの上で留意する必要は十分あるというふうに考えておりますので、むしろこの熱帯林の減少をこれからしっかり防止していく、そして適正な保存利用ができるように今海外林業協力にいろんな形でODAを含めまして我々がやっておる、また、これを続けていかなければならない、こういうふうに
海外林業協力の推進につきましては、開発途上地域等からの我が国への木材の供給の安定化に資するため、東南アジア等における森林の適正な開発及び森林造成を推進するとともに、造林資金協力を円滑に進めるための調査等に助成いたしました。
林野庁といたしましては、これまでの海外林業協力の実績を踏まえまして、熱帯地域における森林の持続可能な開発と失われた森林の早期回復を図るために、今後とも関係機関と密な連絡をとり、一層積極的な役割を果たしてまいりたいと考えております。
そんなことで、我が国の海外林業協力におきましても、早生樹を植えた後にマホガニー等の郷土樹種の植え込み試験などを行いまして、森林の回復技術の開発に取り組んでまいっているところでございます。
今後とも、今お話をいただきましたとおりに、これまでの海外林業協力の実績を踏まえ、熱帯地域における森林の持続可能な開発と失われた森林の早期開発を図るため、より一層積極的な役割を果たしてまいりたい、このように考えているところであります。
○鹿野国務大臣 これまでの海外林業協力の実績を踏まえまして、熱帯地域における森林の持続可能な開発と失われた森林の早期回復を図るために、この熱帯雨林の減少の問題は大変重要な問題だ、このような認識のもとに、関係行政機関等とも連携を図りつつ、より一層積極的な役割を果たしてまいりたい、このように考えております。
この中で、特に我が国の海外林業協力ということについて何点か私はここでお尋ねをしておきたいと思うわけであります。 先ほどもいろいろ議論がございましたけれども、我が国に今外材が大変な量で入ってきているわけでございます。その入ってきている外材も熱帯林からの材が大変に多いわけでありまして、開発途上国の用材生産量の約一四%は輸出に回っている、こう言われている。
○佐藤国務大臣 海外林業協力につきましては、これまでも積極的に取り組んでまいりましたけれども、特に最近に至りまして、今おっしゃいますように世界的に熱帯地域における森林資源の減少及びこれに伴う地球的規模での環境の悪化の問題が指摘をされておりまして、国際社会において林業先進国としての我が国が森林資源の造成等に一層の役割を果たすことが今後とも期待されていると考えております。
○水谷委員 長官にお尋ねをいたしますが、今回審議をさせていただいている森林開発公団法、この開発公団の事業として海外林業協力というものもしっかり事業の中で取り組んで、そのために法改正が必要であればそれもせねばならぬ。農用地開発公団は既にその所要の改正を行っている。このことについて、突然で申しわけありませんがお尋ねをしておきたいと思います。
○内田(勝)政府委員 ただいま私の手元にございます資料では、今般の熱帯木材機関が開始しましたプロジェクトの中に、インドネシアの熱帯雨林研究、タイの造林研究・訓練、ブルネイの林業協力といったプロジェクトを開始している次第でございます。