1947-12-01 第1回国会 衆議院 治安及び地方制度委員会 第43号
地方自治法の一部を改正する法律案について、ただいまより林地方局長よりその経過の説明を聴くことにいたします。速記を止めて……。 〔速記中止〕
地方自治法の一部を改正する法律案について、ただいまより林地方局長よりその経過の説明を聴くことにいたします。速記を止めて……。 〔速記中止〕
林地方局長。
○門司委員 ただいま林地方局長からお話になりました地方自治委員會の問題でありますが、これは今後本委員會として修正すべきであるかとも思いますけれども、原案であり、さらに機構の問題でありますので、でき得れば政府の方からそれを再修正されて本委員會に付記されることが順序だと思います。さようお取計らいを願います。
すなわち二百六十五條の特別市制制定の場合における住民投票の問題、これについては前々議會における新憲法の審議にあたりまして、金森國務相の言明竝びに、この春の議會における参議院のこの自治法の審議における鈴木行政課長の解釋と、本年七月二十四日に現内閣から發表されました見解竝びに、前囘の委員會で林地方局長から發表されました見解等と、全然正反對なことになつております。
殊にただいま林地方局長から、今春この法律が通過したときにおける鈴木政行課長の発表せられました見解と、異る意見を發表しております。この問題は相當重大な問題でありますから、私もこれに對しては相當の質問を試みたいのでありますが、本日は時間も非常に經過しておりますから、この次の委員會まで質問を留保いたしておきます。
○阿竹齋次郎君 こういう大きい問題を前にして私は言葉尻を掴まえると思われるのはいやですが、九月二十四日の委員会に、内務大臣と林地方局長が見えて、そうしていわれた言葉の中に、こういう言葉が入つておつた。地方はまだ手放せぬ。地方は大いに監督する必要がある。それから中央の行政ぶりを地方に見せて、地方に見習わせる必要がある。既設の出先機関は廃止することはできない。こういうふうに御言明になつたのであります。
○千賀委員 木村内務大臣竝びに林地方局長、御兩氏の説明によりまして、大體は了承することができたのでございますが、この法案は選擧の關係がありましたり、これは非常に慎重を要するものでありまして、さらにまた一方の事情によりましては急速審議決議の必要もあるように伺つております。
○坂東委員長 速記開始――ただいま林地方局長竝びに久山警保局長から、内務省解體後に設置する各機關に關するいろいろな事情の報告を詳細伺いました。これを聽きますと、これは日本の國家の運營上、大いに研究いただかなければならぬ點がありますから、政府の諸君の御努力にまつと同時に、この委員會は自發的に十分檢討して、日本の治安が十分維持できるような制度を生み出すべく努力したいと思うものであります。
○坂東委員長 ただいまの林地方局長の説明に對しまして質疑がありますれば、この際お願いいたします。實はこの問題はすでに本委員會におきまして、確かに二囘調査した問題でありますが、ただいま林地方局長のお話のごとくに、二囘の調査の委員會の意向は、もちろん北海道開發問題は國策問題なるがゆえに單に役員だけでなく、衆議院、參議院の代表者竝に學識經驗者がはいることはよろしいと、大體一致しておつたわけであります。
林地方局長。
去る七月九日に小委員會が開かれまして、その際に小委員會の方が御出席くださいまして、政府より林地方局長が出席をいたしまして、極く大體について特別市制案の状况を説明をいたしたのでございますが、これによりますると、この問題は三十年來論議をせられ、特に昨年來これが研究が盛んとなりまして、その施行を促進せられ、その實現につき内務大臣よりは既に聲明もあり、議會においても附帶決議もあり、地方制度調査會においても、