2018-04-19 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
この再生利用が困難な荒廃農地が増加している主な要因といたしましては、再生利用が可能とされておりました農地が更にその後荒廃化してしまうというようなこともございましょうし、あるいは、元々林地化してもう既に山林というふうに認識されておったものが、土地の状態は変わらないですけれども、市町村、農業委員会がチェックをする際に、これは農地台帳に載っているので荒廃農地じゃないかみたいなことで、状態は変わらないんですけれども
この再生利用が困難な荒廃農地が増加している主な要因といたしましては、再生利用が可能とされておりました農地が更にその後荒廃化してしまうというようなこともございましょうし、あるいは、元々林地化してもう既に山林というふうに認識されておったものが、土地の状態は変わらないですけれども、市町村、農業委員会がチェックをする際に、これは農地台帳に載っているので荒廃農地じゃないかみたいなことで、状態は変わらないんですけれども
○政府参考人(吉村馨君) 今答弁申し上げましたのは、まず耕作放棄状態を、解消可能な農地をどう解消するかということを申し上げたわけですけれども、一方で、先ほど申しましたように、実際にもう非常に荒廃の程度が激しくて耕作を再開することは事実上難しいという農地があることはこれは事実でありまして、それらについては、委員の御指摘にありましたような方向、まず森林化、林地化をする、あるいはビオトープあるいは遊水地として
三つ目のゾーンとしましては、環境保全の区域というふうに考えておりまして、生産・生活環境や景観を保全するために生産基盤と生活基盤を一体的に整備するとともに、景観作物を計画的に植栽するなど多面的利用を図る区域と、そのように考えておられまして、ここでは場合によっては広葉樹などの林地化も可能とすると。そのように三つのゾーンに分けてやっていったらどうかと、そのような提案をされておったわけであります。
ただ、その中で、やはりどうしても日当たりの悪い水田であるとか、急傾斜で農業生産によって公益的機能を確保するのが難しいとか、あるいは森林と一体になってしまったような桑園、そういうものについてはやむを得ず林地化をするということもメニューの一つに含めさせていただいたわけでございます。その方が公益的機能を発揮することもあり得るということでございます。
もちろん、耕作放棄地を例えば限界地であれば林地化するとか、そういうことについては妨げるものではありませんけれども、主たる目的は、これ以上耕作放棄が出ないようにということでございます。
的確な後継者や第三者に農地の権利が移転、設定されることが必要でありますし、経営移譲農地が農地として利用される等の要件が設けられておりまして、農地を林地化する、保安林化する、あるいは施設用地とすることにつきましては的確な経営移譲として認めることについてはなかなか制度の趣旨からして難しいんではないかというふうに考えております。
一言で言いますと、林地化、原野化にしていかざるを得ない。幾ら農地の貸し手がいても、借り手がいない、こういう状況が全国いろいろな地域で見られつつございます。さらに、農業労働力の高齢化というふうな問題が進展していきます場合には、どうしてもそれぞれの地域ごとの農業の構造改善という問題を進めていかざるを得ません。
そうした現象につけ込んで、離農跡地の荒廃、林地化を理由に、地目変更して、農外資本が原野、山林としたそれらの農地を買い占めていく、これは高度成長期にずいぶんこうしたことがありました。北海道農業会議は四十七年十二月に、四十二年以来六年間で十二万ヘクタールの農地が農外資本に買い占められたということを発表しております。いままた、そうした傾向が出るのではないかという心配を持っております。
なおかつ、農林家の自発的意思、つまり、その林野を自分たちで栽培林地化していこうとする要求があらわれているところ、そういう自発的な意思が大事である、こういうふうに申し上げております。 第二に、せっかく集団的になっている権利の関係を何ゆえ個別的にばらばらにしてしまうか、そういうことは、現在の経済の中でかえって不利、混乱を招くではないかという御指摘ではなかろうかと思います。
その天然林を急速に人工林地化して、そして天然林では期待できない成長量の大きい森林を造成して、そして国が木材需要の上昇にこたえていくためには、できる限り樹種、林相の改良を急がなければならないという意識の上に立ちまして、標準伐採量を、いま申し上げましたような意味においてきめていくということでございます。
○田中(重)政府委員 補助単価につきましては、やはり年々の労務賃の変動なり苗木代の変動なり、そういうことで違いますから、一がいに申し上げられませんが、要するに、拡大造林の場合には、その基準単価といたしましては、やはり林相改良、低質林分の伐採のあとへの造林ということで基準単価が高くなっておりますし、それから再造林の場合は、すでに人工林地化したあとにそれの伐採に伴う造林でございますから、そこで万端これは
が強いと考えられる樹種、それを選定をし、それから一定の計算に基づきましたヘクタール当たりの本数、そういうものを前提とし、さらには現在並びに将来にわたって可能であろうと考えられる造林技術の拡充、それからもろもろの薬剤の進歩、そういうものを勘案をいたしまして造林計画を定め、そうして昭和六十年度には現在の人工林をほぼ千三百三十万ヘクタール程度に持ち込む、そういうことでほぼ日本の森林の半分に近いものを人工林地化