1973-07-03 第71回国会 参議院 地方行政委員会 第13号
時間の関係もありますから、私は、御意見を聞きながら率直に感じたような点について、それぞれ一問ずつお伺いをいたしたいと思うんですが、最初、松隈参考人、広岡参考人、お二人に同じ質問をさしていただきたいと思うんですけれども、今度、利息は国がめんどうを見る、それから、元金については、地方公共団体でもって始末をしろというようなたてまえになっているようでありますが、地方公共団体に始末をしろということになりましても
時間の関係もありますから、私は、御意見を聞きながら率直に感じたような点について、それぞれ一問ずつお伺いをいたしたいと思うんですが、最初、松隈参考人、広岡参考人、お二人に同じ質問をさしていただきたいと思うんですけれども、今度、利息は国がめんどうを見る、それから、元金については、地方公共団体でもって始末をしろというようなたてまえになっているようでありますが、地方公共団体に始末をしろということになりましても
次に、松隈参考人にお願いいたします。
○小林委員長 ただいまの栗山委員の発言につきましては、この委員会の終了後に緊急理事会を開きましてこれを取り上げることにいたしまして、せっかく松隈参考人にもおいでいただいておるのでありますから、委員会はこのまま続行することにいたしたいと思いますので、さよう御了承いただきたいと思います。 ―――――――――――――
松隈参考人には、長時間にわたり貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。本問題の今後の調査にきわめて参考になりました。ここに委員会を代表して、委員長より厚く御礼を申し上げます。(拍手) なお引き続いて政府に対する質疑を続行いたします。和田君。
○松隈参考人 賃金水準の比較表のようなものは、参考資料として経済企画庁のほうからも配られておりませんし、ただいま申し上げましたように、具体的に、他と比べてどの程度の高さにあるかというような数字的な説明はございません。
○松隈参考人 WHOの勧告がございましたので、厚生大臣から大蔵大臣に相談があり、大蔵大臣が専売事業審議会に諮問をされました。
○松隈参考人 専売事業審議会といたしましては、大蔵大臣から、喫煙と健康の問題に関連して日本専売公社の業務の運営について、という御諮問がございました。そこで、こういう問題の性質に顧みまして、特別委員の方五人を追加していただきまして、その御意見も伺ったわけでございます。
そこで、きょうは松隈参考人に来ていただいております。 専売事業審議会は去る二日に、有害表示する必要はない、ニコチン、タールの含有量を表示するだけで十分である、さらに、たばこの宣伝もいまの程度ならかまわない――これは新聞で見たのですが、こういった趣旨の答申を大蔵大臣にしております。その審議過程、結論、簡単にお伺いいたします。簡単でけっこうです。
○松隈参考人 只松委員の御質問の所得税の問題に入る前に、先ほどの私の説明があるいは不十分であったかもしれませんけれども、税はやはり国民生活の充実、向上を期することが大事であるということで、お手元にありますように答申の五ページの書き出しのところに、「国民生活の充実、向上を期するためには、もとより経済の安定的成長を確保することが重要な課題である」ということで、やはり税は国民生活の充実、向上を期するんだけれども
○松隈参考人 中小事業者の場合に、その負担が大法人に比してどちらかといえば過重である、これについて特別の考慮を払うようにということでありますので、法人税段階においてそういう点を含めて検討が行なわれることは当然だと思います。
○毛利委員長代理 これにて松隈参考人に対する質疑は終了いたしました。 松隈参考人には、御多用中のところ長時間にわたり御出席いただきまして、まことにありがとうございました。委員会を代表いたしまして厚くお礼申し上げます。御退席いただいてけっこうでございます。 —————————————
○松隈参考人 税制調査会は直接国債の発行額を議論しておりませんけれども、税制調査会が結論を出します前に、政府の諮問機関であるところの財政制度審議会というのがございます。
○田村委員長 松隈参考人には、御多用中のところ長時間にわたり御出席をいただき、まことにありがとうございました。委員会を代表して厚くお礼を申し上げます。御退席いただいてけっこうでございます。 平林剛君。
○松隈参考人 イギリスにおいて選択雇用税があることは税制調査会のほうにも資料として出ておりますが、まだ日本でこれを実施するかどうかについては議論が進んでおりません。御提案もありましたので、税制調査会でも検討いたしたいと考えております。
○松隈参考人 石油が燃料資源としていかに大切であるかということは、私から申し上げるまでもないところでございますが、この備蓄設備についての租税特別措置を認めましたのは、近東状勢が緊迫いたしまして、石油の日本への回送が非常に困難になる、このままでは石油資源に不足を来たす。
○松隈参考人 お答えを申し上げます。 税制調査会が、昭和四十三年度の税制改正について答申を取りまとめまして、内閣総理大臣に提出いたしたのでございますが、四十三年度の税制改正を審議するにあたりまして、最近の経済、財政状況を参考にしまして案を練ったことは、御承知のとおりでございます。なるほど自然増収は九千五百億円程度ございますが、財政硬直化で七千億円程度の金が必要になる。
松隈参考人には、御多用なところ御出席いただき、まことにありがとうございました。厚く御礼申し上げます。 午後は、一時より再開することとし、暫時休憩いたします。 午後零時十七分休憩 ――――◇――――― 午後一時二十七分開議
○松隈参考人 それが望ましいということは、委員の大多数の意見でございます。最後に財源調整をどう書くかという、その書き方いかんによっては、またもとへ戻る可能性がないとは言えないというふうに御了解願いたいと思います。
○松隈参考人 御希望を十分に伺いましたので、今後は大蔵委員会なりあるいは政府等からの御連絡によって善処いたしたいと思います。
まず、松隈参考人から当面の税制調査会における審議状況、問題点その他についてお述べいただき、後刻質疑に入りたいと存じます。 松隈参考人には公私とも御多端のところを御出席をいただきまして、委員長から委員会を代表してお礼を申し上げておきます。 松隈参考人。
まず、松隈参考人からお願いをいたします。
○堀委員 松隈参考人にお伺いをいたしますが、税制調査会の法人税に対する考え方がいろいろ変遷がありましたけれども、中間答申で実在説を目ざすという方向にきまったようでありますが、この前も、少し私当委員会で議論をしてみましたけれども、実在説をとる、利潤税の方向をとると申しましても、相当シャウプ勧告以来の擬制説的な処置が所得税法にも法人税法にもあるいは租税特別措置にもいろいろなところにずっと根を張っておるわけですね
○松隈参考人 税制調査会のほうは、やはり全国的な世帯人数も参考にいたしておりますが、半ばは沿革的に夫婦子三人ということで扱ってまいりましたものですから、それでおそらく次の税制改正案の審議もされるんではないか、かように思っております。
○松隈参考人 国税犯則取締法を改正するほうがいいかどうかについては、税制調査会も審議したかどうか記憶がございませんが、これは政府の提案で国会で審議して通ったんじゃないかと思います。
○松隈参考人 ただいま明治三十三年からとおっしゃったのですけれども、私の税務官吏時代には間接国税犯則者処分法という法律だったのですが、終戦後になって、国税犯則取締法ですか、名前を変えたのです。
○松隈参考人 地方税、国税の、国と地方との間及び府県、市町村間の税源の再配分は検討して、適正なところに落ちつかせるということは答申にもうたってありますが、これを具体的にどの税についてどの程度の割合でやるかということは、十分検討して答えを出したいと思っております。
先般の松隈参考人の意見を伺いましても、現行法のたてまえどおりにしておくと、宅地に対する負担が一挙に数倍にもなっていくのだ。そこで毎年若干ずつふえていく漸増方式、漸増にとどめようとしたのだ、引き上げ幅が低い、中間的な経過的な措置を答申したのだ、だから税率調整のことには触れなかったんだ、こういう説明がございました。私たちもそのような理解のもとにこの地方税法案の審議に当たっているわけであります。
○松隈参考人 奥野委員の御質問の第一点は、固定資産税につきまして、土地の評価を毎年改定したらどうかということであります。国の経済発展ということは、土地の出産性向上ということが大きく寄与しておるので、したがって土地の評価を毎年見直して、それに相当する固定資産課税を実行すべきである、こういう理論に対しては賛成でございます。
○松隈参考人 固定資産税につきましては、税制調査会も検討しておりますが、まだはっきりかくあるべき性質のものであり、したがって基礎控除のようなものを認めるべきか、あるいは認めないほうがいいか、そういう問題について具体的結論は出しておりません。ただ、いま少なくとも私の了解しておる固定資産税というものは、物税的な性格を持った財産税である。
本委員会において審査中の地方税法の一部を改正する法律案について、松隈参考人には税制に関する学識者としての御意見とともに、さきに行なわれた昭和四十一年度の税制改正に関する答申について税制調査会における審議の経過等をも述べていただき、他の参考人の方々には、それぞれの立場から忌憚のない御意見をお述べいただきまして、本案審査の参考にいたしたいと存じます。
○松隈参考人 これもお説のとおり、所得のあるところに課税し、その所得の担税力にできるだけ正比例したような課税をすべきであろうと思います。
○松隈参考人 お説のとおりであろうと思います。
○吉田委員長 引き続き松隈参考人及び稻川参考人より御意見を伺うことといたします。 両参考人には御多用中のところ御出席をいただきましてありがとうございました。本委員会におきましては、昭和四十年度税制改正各案につきまして審議を行なっているのでありますが、本日参考人の方々より御意見を伺いますことは、本委員会の審査に多大の参考になるものと存じます。
そしてせんだって松隈参考人がこういうことを言っております。五〇%という上げ幅は大き過ぎると思いますけれども、道路の損傷状態、あるいは道路交通の混雑を緩和するという一役もねらって上げ幅を五〇%にしたんだ、こういうことでありました。この道路交通の現状にかんがみてというのが一つであります。
○松隈参考人 これはすでに御承知と思うのでありますが、政府の委員会として地方制度調査会がございまして、これが第九次の答申で、抽象的に国、府県、市町村の事務再配分、これに伴いまする財源の再配分を審議すべきであるという答申を出しまして、第十次の地方制度調査会の中に委員会が二つできまして、その第二小委員会というものは、もっぱら第九次の答申を具体化して事務別に移譲の範囲をきめて、それに伴う財源調整をする案を
次に松隈参考人にお願いいたします。
税制調査会におきましても相田審議をいたしまして、それにおきましても、学者、学識経験者等においても、昨日の松隈参考人の答弁の中にもあったように、中正という問題はさような意味合いにおいて残すべきだという意見が多かったからこれを残したということで、調査会において論議された多数意見というものは、私はいまの只松委員の解釈でなく、政府委員が答弁しておるような意味に解釈することがむしろ常識的である、私としてはこういうふうに
○佐藤(觀)委員 きのうも松隈参考人からいろいろ聞いたのでありますが、実は第一条に中正の立場でというようなことが書かれております。しかしこれは一体こういうような立場になれば納税者というものはどういうような運命になるか。御承知のようにいまの税の公平という問題についてはいろいろ問題があります。
○佐藤(觀)委員 松隈参考人に三、四点お伺いしたいと思います。松隈さんは御承知のように、主税局長、大蔵次官、最近までは専売公社の総裁をやっておられまして、たびたび委員会でお口にかかっております。そういう方であります。
○松隈参考人 これは結局字句の問題であるでしょうけれども、税務執行の当面の政府の責任の問題でもあると思うのであります。字句につきましては税制調査会がとにかく先ほど来申し上げたようないきさつによりまして意見を取りまとめておりますので、私はこれ以上に申し上げかねるわけであります。
○松隈参考人 簿記、会計を軽視しろなんて決して言っておりません。簿記、会計は大事なんです。だけれども筆記試験という試験があって、それが記憶を中心としている制度一本ということは、制度のあり方として不適当だ、他の制度と比較し、外国との比較においても、それは一種の、何といいますか、制度としては常識的に受け入れがたい制度だという意見が多数であったから、こういう答申になったわけであります。
そうして他面、土地、宅地等をめぐるいろいろな問題につきましては、きのう税制調査会の松隈参考人もお話ししておりましたように、やはり別に土地増価税なりあるいは空閑地税なりそういうことによって捕捉していくことが正しいのじゃないか。もう不動産取得税そのものは存在理由を失っているのじゃないか。
○佐野委員 きのう税制調査会の松隈参考人から、税制調査会におけるそれらの問題点をお聞きいたしたわけですけれども、しかしながら税制調査会におきまして、昭和三十八年度における答申の中に税金に対する物価調整という画期的な制度を採用いたしておるわけであります。
○松隈参考人 料理飲食等消費税の課税対象から外人を除外するということは、かってそういう扱いをしておりましたけれども、税制調査会は国内の消費税である限り内外人を問わず国内における消費の課税は同一であるべきである、そのほうが望ましい、こういう原則に立ってその廃止を希望したのであります。
○永田委員長代理 松隈参考人におかれましては、長時間にわたり貴重な御意見をお述べいただき、まことにありがとうございました。委員会を代表して厚く御礼を申し上げます。 午前の会議はこの程度にとどめ、午後一時三十分から再会することとし、暫時休憩いたします。 午後一時十三分休憩 ————◇—————