1996-02-29 第136回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
現状でございますけれども、成田新高速鉄道のいわゆるB案ルートのうち、印旛松虫と成田空港間につきましては、平成三年度と四年度におきまして、成田空港高速鉄道株式会社がこの調査を行うということになっておりまして、この成田空港高速鉄道により、開業後のJRと京成電鉄の輸送実態を踏まえました輸送需要、それから収支の採算性などにつきまして詳細な調査を行いました。
現状でございますけれども、成田新高速鉄道のいわゆるB案ルートのうち、印旛松虫と成田空港間につきましては、平成三年度と四年度におきまして、成田空港高速鉄道株式会社がこの調査を行うということになっておりまして、この成田空港高速鉄道により、開業後のJRと京成電鉄の輸送実態を踏まえました輸送需要、それから収支の採算性などにつきまして詳細な調査を行いました。
御案内のように、北総開発の線は千葉ニュータウンの通勤通学のための路線といたしまして昭和五十三年以降順次整備がなされまして、現時点では東京都心への直通ルートというものが完成しておるわけでございまして、さらにこれを平成十二年の開業予定ということで、現在の千葉ニュータウン中央からさらに印旛松虫の方へ整備を進めるということで作業を進めておりまして、この過程におきまして鉄道事業者、北総鉄道でございますけれども
となっておりまして、「高速鉄道網等の整備計画」の二十六番目、「千葉ニュータウンから新東京国際空港へ至る路線の建設」として「小室-千葉ニュータウン中央-印旛松虫-新東京国際空港」こういうふうに書かれているのです。 このBルート建設推進については、千葉県当局もB案実現に向けておりますし、地元の市町村もそういう方向で努力をされておるわけです。
これまでの経緯はただいま先生から御指摘のあったとおりでございますが、先生御案内のとおり、成田Bルートは都心から北総開発あるいは住都公団路線を経由して最終的に成田空港まで至るということでございますが、現在、都心から千葉ニュータウンの中央まで開業しておりまして、さらに千葉ニュータウンから印旛松虫までの間を現在工事中でございます。平成十二年三月の開業を目指して工事を進めておるところでございます。
また、B案ルートの中間部分を担当する住宅・都市整備公団鉄道二期の区間、いわゆる千葉ニュータウン中央から印旛松虫間については、平成四年度着工の方針が示されたところでありますが、問題は、その先の成田空港-印旛松虫間についてはいまだ事業化がされていない状況にあります。 そこでお伺いいたします。
○早川政府委員 成田アクセスBルートの関係につきましては、先生からるる御説明もあったところでございますが、空港から印旛松虫間約十九キロございますが、この十九キロにつきましては、運輸省から従来お約束したとおり、成田空港高速鉄道というものが現在おおむね二年間ということで調査を実施中でございます。
○早川政府委員 先生も先ほど御指摘でございましたが、この千葉ニュータウン-印旛松虫間につきましては、住都公団におきまして第二期といたしまして平成二年度から工事実施のための詳細設計を行うこととなっております。
○政府委員(阿部雅昭君) 先ほど申し上げました北総開発鉄道が公団線とつながって、現在千葉ニュータウンまで行っておるわけでございますが、それをさらに印旛松虫の地点まで延伸する。さらに長期的には成田空港へ乗り入れる。
私ども重ねて松虫―成田の事業主体をどこに置くか、こういうことをひとつぜひ早く決めていただきたい。これを石原運輸大臣、また運輸省に要望して、私の質問を終わります。
ただ、このBルートにつきましては、千葉ニュータウンの印旛松虫から空港間の建設の問題、北総開発鉄道の京成高砂―新鎌ケ谷間の二期工事の遅延の問題、あるいは千葉ニュータウン計画が三十四万人の計画人口から十七万六千人に縮小するというような厳しい状況がございます。
そういった技術的な問題を含めて、印旛松虫—空港間といったようなものについてはまだ主体が決まっていないとかいろいろ問題があるわけですが、それらについていわゆる勉強会を行うという考え方で五十八年からやられておるというものでございます。
一つは、印旛松虫から空港間の事業主体がいまだ決まっておりません。その事業主体をどうするのか。その建設、整備のあり方はどうするのか。この間、大ざっぱに見積もっても千数百億円というお金がかかります。 さらに第二番目の問題といたしまして、東京駅へ真っすぐ乗り入れることに相なりますと東京−江戸橋間の新たな区間の建設が必要になってまいりまず。この事業主体をいかにするのか。
まず、住宅・都市整備公団が今後建設し、運営することになるというふうに考えられております千葉ニュータウン中央から松虫の方への延伸につきましては、今後千葉ニュータウンの熟成の状況を踏まえながら検討していくことになるというふうに考えております。それから、北総鉄道の二期工事でございますが、これは間もなく着工の運びになることになっております。
さらに東部の方に向かいまして公団が小室から松虫の間鉄道を引くという計画になっておりまして、第一期計画は小室と千葉ニュータウン中央、第五駅と言っておりますが、そこの間四キロの分に手をつけておりますが、これは先ほどちょっと申し上げましたように用地の問題で難航をしておりますが、土地収用委員会の裁決等を経まして逐次進めてまいりたい、かように考えている次第でございます。
地元の御要請でございますので私どももそれでは引き受けようということで、運輸省の御許可もいただきまして、ニュータウン地区内小室から松虫までの間約十二・五キロでございますが、その分の鉄道計画を引き受けることにいたしました。
これをさらに奥に延ばしてニュータウン中央から松虫へ鉄道を建設するという余力はちょっと期待できないのじゃないかというふうに思います。こういうような場合に、宅地開発と鉄道の建設が整合性を持って行われるという観点からいいますと、住宅開発の主体が同時に鉄道を建設するということが、住宅を利用する方のためにどうしても必要なんじゃないかというふうに思うわけでございます。
この部会においてどんなことを検討しているかということを御説明いたしますと、この田村構想というのは御承知のとおり成田から印旛松虫を通りまして宅地開発公団のルート、それから北総株式会社のルートというのを経て、高砂から今度は地下鉄の八号線を下りまして、それから新幹線ルートの方に入って東京に入る、こういうルートなんで膨大な資金がかかる。
しかし、成田新幹線自体につきましてはいろいろと反対運動等がありまして、これを東京の方へ引っ張っていくということについては、大変むずかしい問題であろうかということでございますが、一方、いま先生のおっしゃいました成田新高速鉄道というものが成田への優良なアクセス、それからちょうど成田から松虫あるいは千葉ニュータウンというところを通るわけでございますが、そこらの千葉の開発効果といいますか。
そこで出てまいりましたのが成田新高速鉄道でございまして、いまの成田の新幹線をつくっておりますところから松虫を通って北総の方へ抜けていくという鉄道構想が片一方であるわけでございます。
○山上政府委員 この建設主体あるいは運営主体の問題につきましては、先生も御指摘のように、成田空港−松虫間につきましては、現在新幹線ルートとして先ほど申し上げました手戻りの生じない範囲内で工事を進めておるということでございます。松虫−小室間につきましては、宅開公団が免許を受けまして一部建設中でございます。それから小室と北初富との間につきましては、すでに北総開発鉄道が開業しております。
○山上政府委員 いわゆる成田新高速鉄道の構想につきましては、先生も御承知のとおり、たとえば松虫−小室間は鉄建公団がすでに免許を受けまして一部建設中です。それからいま、先生もいらっしゃったようですが、北総開発鉄道、これが小室−北初富間が三月の九日に開業いたしております。それから北初富から高砂の間につきましても、北総開発鉄道が本年度一部着工の予定でございます。
それから三番目の事業主体につきましては、現在松虫−小室間、これは宅開公団。それから小室−北初富間、これは北総開発ですでに営業いたしております。それから北初富−高砂間、これにつきましても北総開発が工事を進める予定でございます。
○山上政府委員 先生御指摘の成田新高速鉄道のルートの考え方につきましては、当初から先生いまおっしゃったような一応ルートを予定しておるわけでございますが、この中で成田空港と松虫間、これにつきましては、先ほど御指摘ありました新幹線、これが仮に困難であるという結論が出た場合にはこのルートを使う、これは間違いないと思います。
また小室-松虫間につきましては、宅開公団、これが千葉ニュータウンのための鉄道として建設するということになっておりまして、すでに小室の付近では工事が進んでおります。また他の区間につきましても、用地買収に着手しております。というようなことで、成田新高速鉄道につきましての千葉ニュータウン以西につきましては、それぞれ輸送力がつくという具体的なめどがあるわけであります。
○山上政府委員 成田新高速鉄道構想につきましては、先ほどもお答え申し上げましたが、東京方面と松虫間につきましては、すでに建設運営主体も決まりまして、具体的に建設を開始し、一部は開業するということであります。
問題は成田空港と印旛松虫、この間の路線の問題なんです。これにつきましては、やはり具体的に経営主体をどうするか、あるいは資金の確保をどうするか、こういう非常に大きな問題があります。これについてこの協議会を中心に詰めていきたい、そう考えております。