1959-03-05 第31回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
○河合義一君 松澤部落の農民がそう強欲なことを言うておるのでないということを、一つの実例をあげて申しますが、この松澤池の上手に奥ノ池というのがあるのであります。これにも堰堤がございます。しかし、新たに大きな松澤堰堤の土堰堤ができましたら、その奥ノ池の堰堤はもう水の中に入ってしまうのですが、それでありますから、この部落有の奥ノ池の堰堤を補償してくれというようなことは一言も申しておりません。
○河合義一君 松澤部落の農民がそう強欲なことを言うておるのでないということを、一つの実例をあげて申しますが、この松澤池の上手に奥ノ池というのがあるのであります。これにも堰堤がございます。しかし、新たに大きな松澤堰堤の土堰堤ができましたら、その奥ノ池の堰堤はもう水の中に入ってしまうのですが、それでありますから、この部落有の奥ノ池の堰堤を補償してくれというようなことは一言も申しておりません。
○説明員(清野保君) 安政池の補償につきましては、昨年の一月二十日に京都の農地事務局長、安政池の灌漑地域である松澤部落の区長である吉田寅男氏との間に一応協定が済みまして、その協定によりますと、安政池築造に伴う買収並びに損失補償といたしまして八百十七万一千円を支払う。
この東條ダムはもうすでにこれはでき上っているのでありますが、この補助ダムといたしまして、県下の加東郡東條町松澤部落の、今より百年ほど前に建設いたしました部落有の安政池を拡大いたしまして、ここに補助ダムを作るということになっているのでありますが、この補助ダムの建設におきまして、村民を初め、私たちもまことに不都合なやり方であると思っている点があります。