1952-06-02 第13回国会 参議院 本会議 第46号
即ち、曾つては松永公益委員長代理は、いわゆる銀座電力局なるものを作つて、電力界にそのボス振りを発揮されて、これが今は電源開発調査会として存続をしておるそうでありますが、土木事業者などはここの承認がなければ請負うことができないと言われておるということも、まあ利権と絡み合つて派閥を釀成する禍根があるのではないかと言われております。この間の事情を松本委員長から詳細に承わりたいと思うのであります。
即ち、曾つては松永公益委員長代理は、いわゆる銀座電力局なるものを作つて、電力界にそのボス振りを発揮されて、これが今は電源開発調査会として存続をしておるそうでありますが、土木事業者などはここの承認がなければ請負うことができないと言われておるということも、まあ利権と絡み合つて派閥を釀成する禍根があるのではないかと言われております。この間の事情を松本委員長から詳細に承わりたいと思うのであります。
私は公益事業委員会は非常に急いで、非常な誤りを犯しておると思うが、この点についての松永公益委員長代理の見解と、もう一つは安本のどなたか局長さんが来ておられましたならば、経済安定本部が考えておる日米経済協力の電力割当その他これから来る実際の影響について、どの程度の見通しとどの程度の分析をしておるかということを、この際ここに発表してもらいたいと思います。
それから融通の問題ですが、これは九分割されるときに、松永公益委員長代理が大見栄を切つて融通は必ずうまく行くという御意見だつたですが、これに対しまして私たちは非常に危惧の念を持つて、融通がうまく行かないということが電気を分割する反対根拠になつたと思うのですが、果して今日こういろ問題が起ると、融通がうまく行つていないのです。
○風早委員 松永公益委員長代理のこの委員会における態度自信も、今までとは大分この二、三箇月の間に変化があつたということを認めるにわれわれはやぶさかではないわけです。これもやはり輿論の力であるとわれわれは確信するものであります。そこで今のような率直な御答弁だと、非常に話はスムーズに行くのであります。
なお最近或る自由党のかたから耳にしたところによると、ついこの間自由党の総務会におきまして松永公益委員長代理の出席を求めていろいろ話され、自由党としては電気料金値上は反対の立場をとつているのだが、公益委員会では値上をするという建前で今度の問題を検討している。
先ほど松永公益委員長代理のお話の中に、定額法は不完全であるというようなお言葉があつたように存ずるのでありますが、果して定額法は不完全であるかどうか、不完全であるとすれば如何なる根拠からこれが不完全であるか、又定率法は如何なる根拠からこれが完全なものであるかということについての先ず理論的な根拠をお尋ねをいたしたいと思うのであります。