1976-07-16 第77回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
○松林説明員 先生の御質問の御趣旨よく理解しているつもりでございますが、いままでのところはやはり法の網をかぶせた上でやるということがたてまえでございますし、先般、行政管理庁の方からこの急傾斜地崩壊対策事業についての勧告もございまして、それにつきましてもやはりまず法の網をかぶせる、指定をする、指定が前提であるということを言われておるわけなんでございます。
○松林説明員 先生の御質問の御趣旨よく理解しているつもりでございますが、いままでのところはやはり法の網をかぶせた上でやるということがたてまえでございますし、先般、行政管理庁の方からこの急傾斜地崩壊対策事業についての勧告もございまして、それにつきましてもやはりまず法の網をかぶせる、指定をする、指定が前提であるということを言われておるわけなんでございます。
○松林説明員 お答えいたします。 野尻川に今回の災害等で非常に土砂が堆積いたしまして、先生方ごらんのとおりでございます。この堆積しました土砂は次の洪水時に非常な悪い条件となりますので、直ちにこれの掘削を現在実施しておるところでございます。
○松林説明員 いま擁壁がもうすでに落ちておりまして、そしてこれがさらに二次災害の原因になるということが明らかでございます。そこで、これは何らかの処置をいたさなければなりません。緊急急傾斜地事業というものがございまして、これはもちろん急傾斜地の網をかぶせなければなりませんので、これを大至急やりまして、そしてその除去をする工事を県においてやろうというふうに考えておるわけでございます。
○松林説明員 お答えいたします。 ただいまの御質問は、砂防事業と災害復旧による復旧計画との調整ということであろうと思います。これは先生がいまお話しのとおり基本的な法律が違いますので、それぞれ調整をとりながら、どちらが最も効果的であるかということで実施いたしてまいりたいと思っております。現にそういうことで災害復旧につきましても砂防の改良計画に合わせた改良復旧をやっておるわけでございます。
○松林説明員 大沢くずれの拡大を防止するということは、先ほど申し上げましたように、現在の砂防の技術では、いままで経験のない分野でございます。標高が非常に高いということと、それから常に落石の危険のあるところで作業をしなければならぬというふうなことがございますので、そういうことが可能であるかどうかということでやっておるわけでございます。
○松林説明員 大沢くずれの研究と、それから現在やっております工事の内容でございますけれども、大沢くずれは源頭部の崩壊の部分と、それから扇状地の堆積地帯の二つに大きく分けられます。 源頭部につきましては、現在研究しておりますのは、ここに工事をやることがはたして可能であろうかどうか。
○松林説明員 防災といいますのは、上流の崩壊をとめるということではなしに、下流の流路工から出る土砂、これがさらにその下流の芝川へ入るとか、あるいはさらに富士宮市の住民、民家等に被害を及ぼすということであろうかと思いますので、そういうことで答弁さしていただきますと……。