1971-02-23 第65回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第4号
このボドナラシュ氏が昨年松村訪中団のあと、五月の四日から十日ぐらいの間にルーマニア代表団を率いて訪中された。毛沢東に二回、周恩来にはほとんど毎日会った。友好国だと毎日会える。まだ藤山さん周恩来に会えないくらいですが……。ボドナラシュ氏がだれから聞いたとは私は申し上げないが、これらの中国の要人のうちで、満州国をつくったということに対する恨みは永久に消えない。人の国へ来て戦争をしただけではない。
このボドナラシュ氏が昨年松村訪中団のあと、五月の四日から十日ぐらいの間にルーマニア代表団を率いて訪中された。毛沢東に二回、周恩来にはほとんど毎日会った。友好国だと毎日会える。まだ藤山さん周恩来に会えないくらいですが……。ボドナラシュ氏がだれから聞いたとは私は申し上げないが、これらの中国の要人のうちで、満州国をつくったということに対する恨みは永久に消えない。人の国へ来て戦争をしただけではない。
もちろん私が松村訪中団の一人であるということは向こうも知っておる。姿勢の問題だと思うのです。その場合に、ルーマニアにある中国大使館がどういう態度をとるだろうか。われわれに会うだろうと思ったけれども、なかなか時間が制約されている。また日本の大使館員が一緒について行ったなら会わないだろうと私は自分で判断した。
昨今高碕さんが北京に行って周恩来会談その他で会談をしておられるのですが、この会談は去る九月に行かれました松村訪中団の松村さんが話し合いをしてこられたのを受けて、さらに貿易問題を具体的に推進しようということに運ばれると伝えられておりますが、この前提になるいわゆる松村・周会談の具体的な内容といいますか、どういうことが話され、どういうことが了解をされたのか。