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21件の議事録が該当しました。
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該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2003-04-03 第156回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第3号

二月八日に日本側松本案として提出してきた憲法改正規定はもちろんこの要件をクリアするものではなかったということは、これは先ほどお話ししました経緯からして言うまでもございません。  他方で、これも他方でございますけれども、総司令部の内部において、いわば今の憲法の原案になる草案が起草されるわけでございますけれども、その第一次試案がまず注目されます。  

高見勝利

2001-02-21 第151回国会 参議院 憲法調査会 第2号

当時の松本案では明治憲法と同様に国体護持が主張され、政府改正案でも天皇制について国民至高の総意と規定するなど、いわゆる国民主権は明確ではなく、むしろ天皇主権を擁護するものでありました。  こうした中で、日本共産党は、主権在民を明記した案を提出いたしました。明確に主権在民を主張した草案を提起したのは、当時の政党の中では日本共産党だけであったように思います。

橋本敦

2000-05-11 第147回国会 衆議院 憲法調査会 第9号

この制定過程の論議の中で、例えば、来られました独協大学古関先生が、なぜ急いだかということで二つの理由を言われていて、一つ松本案評価ということで、これがポツダム宣言に従った案ではとてもなく、GHQのげきりんに触れた、そして、任せておけない、理念的にもだめだ、具体的にやらないとだめだ、そういう気持ちを起こさせたということが一つ。  

太田昭宏

2000-05-02 第147回国会 参議院 憲法調査会 第7号

まず第一は松本案で、これがあるということをスキャップは知らなかったんです、新聞に漏れるまでは。そして、結局その松本案明治憲法の表面的な改正だけのものであるということがわかりまして、受け入れられないものだということが判明いたしました。  ですから、そのような案をもとに討議するよりは、連合国最高司令官草案をつくることを決定いたしました。

リチャード・A・プール

2000-04-20 第147回国会 衆議院 憲法調査会 第7号

彼はまた、二月八日に提出された松本案に対しても、ほぼ同様のコメントを行っております。  このように、民政局では、地方自治に関する条項憲法に設けること、そしてその骨子は、都道府県、市町村の主要職員公選規定であると考えられていたわけです。総司令部憲法草案にローカルガバメントの章が置かれたのは、直接的にはこういうような人たちがいたからだと考えられるわけです。  

天川晃

2000-04-20 第147回国会 衆議院 憲法調査会 第7号

のみならず、一般状況がそうであるだけではなくて、日本政府が用意いたしました松本案をはねのけて、みずから用意した案を日本政府が基本的に採択するように強要したわけであります。  そういう意味で、自由意思によって日本がみずからの手でつくり上げた憲法であると言いようもない経緯でありました。  ならば、これは押しつけ憲法であって、違法であり無効であると言うべきか。そうではない。

五百旗頭真

2000-04-20 第147回国会 衆議院 憲法調査会 第7号

マッカーサー憲法を強いられる、松本案をつくり上げる一月の閣議において、幣原松本に対して、戦争、軍備についての条項は削除したらどうかというふうに松本に求めているんですね、助言しているんです。その真意というのは、やはり侵略戦争の放棄というのが外交官としての常識であって、自衛戦争まで放棄しましょうなんということは考えてもいなかったと思うんですね。  

五百旗頭真

2000-04-06 第147回国会 衆議院 憲法調査会 第6号

しかし、この松本案は、これはもう既に何度もお聞きになっていらっしゃると思いますけれども甲案乙案があって、甲案は全く古くて、乙案は若干新しいけれども、いずれにしても明治憲法と基本的に同じ憲法案であることをGHQは知るわけですね。  同時に、GHQ占領軍が行ったことは何かというと、二つのことをするわけです。  一つは、GHQは、では在野の動きはどうなんだというわけですよ。

進藤榮一

2000-03-23 第147回国会 衆議院 憲法調査会 第5号

一つは、まず松本案を出したのだが、これは拒否をされました。そして、いわゆる司令部案というのが出てきました。それは意に反するものであったけれども戦犯で追放されるという恐怖心や、天皇陛下が戦犯にかかるのではないかという恐怖心、そういうようなもとで、一種の強迫による意思表示みたいなものでしょうか、そういう形でなされた。

石破茂

2000-03-09 第147回国会 衆議院 憲法調査会 第4号

それについて、松本案はそこは削ったわけです。  それはどういうことかといいますと、そこの部分はやはり削ろう、しかしながら、安寧秩序部分は残したわけで、そういった意味では限定的なわけです。つまり、法律の留保と一言で言いますけれども、表現の自由についても法律範囲内で保障をしているわけです。  

古関彰一

1962-03-09 第40回国会 参議院 予算委員会 第9号

国務大臣池田勇人君) 私は、寡聞にして松本案を全部読んでおりません。ただ、聞いておりますところでは、旧憲法とよほど似ておる。たとえば天皇統治権を総攬される、そうして大権事項も認める。しかし、今までの天皇大権事項は相当数削除して国会に出ておるのであります。あるいは国民権利義務を尊重する、これはある程度進んでおります。国務大臣は、国務全体について責任を負う。

池田勇人

1959-02-12 第31回国会 参議院 内閣委員会 第6号

第一点は、今、高柳先生アメリカ報告を私まだ拝見しておりませんけれども矢嶋委員との質問応答でわかりましたことは、この憲法押しつけられたものでないという結論を得られたというふうに伺ったのですが、私は、少くとも松本案司令部によって拒絶された、占領期間中であるというこの大きな事実から見まして、押しつけられたものでないという説には、先生報告をまだ拝見しませんけれども、拝見してからまた考え直す点もあるかもしれませんが

八木幸吉

1956-05-08 第24回国会 参議院 内閣委員会 第39号

先ほど私は松本案とそれからマッカーサー草案との遅い、そしてそれがなぜマッカーサーによってマッカーサー草案が出されたかということについての質問をしたわけでありますが、なおライフの昨年の十月三日号に、日本憲法マッカーサーによって支持されたいきさつについて若干簡単なここに記載があるわけです。それを見ますと、ホイットニーはこう書いているのです。

堀眞琴

1956-05-08 第24回国会 参議院 内閣委員会 第39号

国務大臣吉野信次君) 当時の事情は実は私もつまびらかにしよがないのですが、お尋ねの点は、松本案マッカーサー案とは違っておりますから、しかして権力者たるマッカーサー司令部は、自分の意思というもの通りにこれを強行したのですから、松本案はその意味において受け入れられなかったのだろう、それからまたマッカーサーの案につきまして、きのうも鈴木さんのお話がありましたが、日本の方でもこれは修正を加えたということはありますのです

吉野信次

1956-05-02 第24回国会 参議院 内閣委員会 第36号

果して押しつけであるのかないのか、私ども当時の関係者に伺わなければ、私どもが拝見いたし得るところでは十分でないと思いますし、私どもが見ます書類では、あるいは記録あるいは当時の関係人たちの話を聞きますならば、押しつけではない、国民は少くとも押しつけとは受け取っておらない、あるいは松本案、政府案等に比べてはるかに民主的なものとして受け取っているように思うのであります。

吉田法晴

1955-07-29 第22回国会 参議院 内閣委員会 第37号

しかし当時の近衛案とか、松本案とか、内容はほとんど明治憲法の精神を取り入れて案文を作ったということの事実、またわれわれ社会党の場合も一つの案を示しましたけれども、それは主権は国家にある、まだこの段階にあったことも、われわれとしても反省をしておるわけであります。そのやうな内容に対しまして、主権在民というGHQからの示唆のもとに、今日の憲法明治憲法から大きく発展して参ったわけであります。

田畑金光

1954-02-05 第19回国会 衆議院 予算委員会 第5号

民間の諸草案の発表はこれに相次ぎまして、一方政府松本烝治氏国務相として、いわゆる松本案を完成いたしました。ところがこれを司令部に提出いたしましたところ、マッカーサー司令部からこれを全面的に拒否された。そしてこれをやれといつて差出されたものは、アメリカ語で書かれた憲法草案でありました。これは昭和二十年六月十八日のことであります。

稻葉修

1952-03-23 第13回国会 参議院 予算委員会昭和27年度予算と憲法に関する小委員会 第1号

それからその裏付と申しますか、これは第七回かの国会で、自衛権を放棄すると言うたことはないと、取消されておりますけれども憲法審議の際の帝国議会においては、はつきりそういう答弁がなされておる、その裏付になりますのは、この間本会議で聞いたのでありますが、この松本案ですか、松本蒸治さんが委員長で案を作つておられた、その案を殆んど全面的に否定せられて、それで総司令部において独自に案が考えられたようであります

吉田法晴

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