2017-12-21 第195回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
○斎藤参考人 私、松木薫の姉の斎藤文代と申します。 このたびは、衆議院の拉致問題に関する特別委員会の参考人質疑に出席させていただき、心より感謝申し上げます。 北朝鮮による拉致被害者救出に取り組む家族会、救う会は、本年二月に会議を開き、政府に、拉致問題を最優先とし、今年中に全ての被害者を救出することを求めるという運動方針を決めました。しかし、残念ながら、その願いはかないそうにありません。
○斎藤参考人 私、松木薫の姉の斎藤文代と申します。 このたびは、衆議院の拉致問題に関する特別委員会の参考人質疑に出席させていただき、心より感謝申し上げます。 北朝鮮による拉致被害者救出に取り組む家族会、救う会は、本年二月に会議を開き、政府に、拉致問題を最優先とし、今年中に全ての被害者を救出することを求めるという運動方針を決めました。しかし、残念ながら、その願いはかないそうにありません。
そういう中で、横田めぐみさん、田口八重子さん、松木薫さん、それぞれのいろいろな動静や動向も、一片の情報でも欲しいというのが皆様の思いだと思いますね。 そうした情報は、安倍総理なり拉致担当大臣なり外交当局なり、あるいは警察当局、捜査当局から何らかの形で逐次提供されているのかされていないのかということを、ちょっと私は伺わせていただきたいんですが、よろしいでしょうか。 まず、横田早紀江さん。
まだまだこの拉致問題は本当に深い、なかなか解決しづらい、大きな大きな、この日本の国にとっては本当に最重要課題ということで、まだまだ勉強中の身ではありますけれども、今年の五月に引き続いて今日は様々御意見と思いをお聞かせいただきましたけれども、被害者の御家族の皆様方の毎日毎日の生活、その中で田口八重子さん、それから横田めぐみさん、それから松木薫さん、皆さんの中でずっとずっと大きな範囲を占めて、それが頭から
横田めぐみさんが拉致されまして今年でちょうど四十年、飯塚繁雄さんの妹さん、田口八重子さん、そして、斉藤文代さんの弟さん、松木薫さんも拉致されて間もなく四十年がたとうとしております。長い時間が経過したにもかかわらず解決できないのは、横田早紀江さんがおっしゃっているように国家の恥なんだろうというふうに思います。
私、松木薫の姉の斉藤文代と申します。 薫は、一九八〇年、スペインのマドリッドでよど号の妻たちに拉致されました。一九八八年九月六日、同じく北海道で拉致された石岡さんの自宅に手紙が届き、小さな紙切れに、石岡亨、松木薫、有本恵子、三人が北朝鮮にて暮らしているとのこと。残念ながら、私の父、松木益雄は、平成二年二月二十日、薫に会うことなく亡くなりました。
じゃ、ちょっとお聞きしますけれども、これは外務省というか拉致対策関係かもしれませんけど、拉致被害者の有本恵子さん、石岡亨さん、さらに松木薫さんとの違いをちょっと聞きたいと思うんですね。 これらの拉致被害者の方々は、昭和五十年代に欧州において失踪とされ、その後、北朝鮮に拉致されたとのことです。いまだに帰ってきていらっしゃらない。
また、拉致被害者家族は高齢化が進んでおり、先日も松木薫さんのお母さんのスナヨさんがお亡くなりになりました。大臣も就任二年目、救出に向けての決意も併せて伺います。
それが平成十九年―二十一年の間に、総理の資金管理団体から、このような石岡亨さんや松木薫さんを拉致した実行犯の、しかもその実行犯である森順子さんの息子、この方たちは日本に帰ってこられております。彼らは恐らく自由な発言権を持っておられますし、自由な意思を持っておられますから、この日本で立候補することも自由でしょう。
母親は石岡亨さんと松木薫さんを拉致した実行犯とされる森順子でございます。 こうした、菅総理は拉致対策本部長ですね、拉致問題、拉致の被害者を救出しなければいけないのに拉致の犯人側を応援している団体に民主党として献金をしている、この責任はどう感じていらっしゃいますか。
父は、ハイジャック犯リーダーの故田宮高麿、母は、石岡亨さんと松木薫さん拉致の実行犯森順子、こういったことを御存じだったですか。
また、Mさんの母は、石岡亨さんと松木薫さんをヨーロッパから拉致したとして結婚目的誘拐容疑で国際手配されている森順子であります。 総理、こういう拉致容疑者の近親者、親族との関係のある団体にあなたが多額の寄附をしておる。総理として問題だと思いませんか。
御指摘のよど号の妻、森順子及び若林佐喜子につきましては、昭和五十五年当時、ヨーロッパ旅行中の石岡亨さん、松木薫さんを被害者とする拉致容疑事案、罪名的には結婚目的誘拐容疑ということで、六月十三日に逮捕状を取得いたしました。直ちにこの両名につきましては、現在ICPOに対しまして国際手配の追加手配、彼女らは既に旅券法違反で手配をしておりますが、この手続を行っております。
そして、松木薫さんなんというのは私と同じ松木でございまして、本当に他人事には思えないわけでございます。 この方々、亡くなられたと言われている八人の方、この方は大体二十代ないし三十代の前半ぐらいで亡くなられたという話になっておりまして、これは非常に、確率的に考えても本当にひどいことなんですね。十三人のうち八人が亡くなられているということは、死亡率でいくと六二%になるんですね。
この方々、横田めぐみさん、田口八重子さん、市川修一さん、増元るみ子さん、原敕晁さん、有本恵子さん、石岡亨さん、そして松木薫さん、これだけの方がまだまだわからないわけです、北朝鮮にいて生きているのかどうなのか。長官、何か北朝鮮に対して一言言ってやってください。これを最後にします。返せと言ってくださいよ。
○松原委員 それと、報道によると、松木薫さんの御家族の方々が、よど号犯人の妻である二人、これは一日か何かNHKの報道で帰国するというふうな報道もなされましたが、こういった者に対しての告訴をするということを訴えているわけでありますが、警察はこれについてどのような対応をし、どのような捜査をするのか、お伺いします。
松木薫さんのものとされます遺骨につきましても、我が方より改めて説明を求めました。そして、北朝鮮側はこれまでと同じ立場を説明をしております。 今回の日朝政府間協議におきましては、我が方からは、北朝鮮に対しまして改めて生存している拉致被害者の早期帰国、真相の究明、容疑者の引渡しを強く求めました。
○景山俊太郎君 そこで、横田めぐみさん、松木薫さんの遺骨と称されることについてお伺いをしたいと思います。 これも、十一月三日、四日の日朝政府間対話で横田さんと松木さんの遺骨と称されるものについて、我が国はもう優れた鑑定技術の成果に基づいてこのものが偽物であると、こういうことを確信を持っております。北朝鮮側のこの人道にもとる非礼極まりない対応を厳しく糾弾されたと思っております。
昨年末には、横田めぐみさん、松木薫さんのものとして提出された遺骨が、日本の捜査機関の鑑定の結果、別人のものと判定されたことは記憶に新しいことです。このような北朝鮮の不誠実な対応は、我が国の威厳を著しく損なうとともに拉致被害者の心情をもてあそぶものであり、強い憤りを禁じ得ないところです。
といいますのは、例えば、今回、同じ第三回日朝実務者協議で、北朝鮮側から、松木薫さんの遺骨の可能性があるという骨も提供されているわけでございます。北朝鮮側の説明によりますと、これも火葬したものである、こういうことでありますが、この松木薫さんの可能性があるとされた骨からも松木薫さんとは別人のDNAが検出されているわけであります。
第三回日朝実務者協議の際、北朝鮮側から横田めぐみさんの遺骨として提供された骨も、松木薫さんの遺骨とされた骨も別人のものであることが公式に確認されました。北朝鮮の態度は極めて重大かつ無責任であり、我が党は北朝鮮側の不誠実な態度に厳しく抗議するものです。 どうしてこんなことが起こるのか。その最大の問題になっている北朝鮮の特殊機関についてお尋ねしたいと思います。
さきの日朝実務者協議におきまして北朝鮮側から提出をされました横田めぐみさんの遺骨とされるもの及び松木薫さんの遺骨とされるものにつきましては、関係警察より国内最高水準の研究機関などに鑑定を嘱託しておりましたところ、いずれにつきましても、昨日までに、帝京大学から同人らのものとは異なるDNAが検出されたという鑑定結果を得たところであります。 遺骨の状況というお尋ねがございました。
既に御案内のとおり、今般、横田めぐみさん及び松木薫さんの遺骨とされるものが御本人のものでないとの鑑定結果が出ました。北朝鮮側の調査結果の核心を成すものであったと言えるこの調査が虚偽であったと判明いたしましたことは、極めて遺憾であると言わざるを得ません。
北朝鮮が以前に提供した松木薫さんの遺骨とされた骨についても別人のものであることが既に判明しており、虚偽が連続しております。なぜこのような虚偽が連続をしているのか、こういうことが引き起こされていると考えますか。
なお、松木薫さんの遺骨とされるものについても、欧州における日本人男性拉致容疑事案の捜査を担当する警視庁において、同様に鑑定を嘱託していたところ、八日、帝京大学より松木薫さんのものとは異なるDNAが検出されたとの鑑定の状況を聴取し、九日、内閣官房とも連携の上、御家族にもその旨の説明をしたとの報告を受けているところであります。
既に御案内のとおり、今般、横田めぐみさん及び松木薫さんの遺骨とされるものが御本人のものでないとの鑑定結果が出ました。北朝鮮側の調査結果の核心をなすものであったと言えるこの調査が虚偽であったと判明いたしましたことは、極めて遺憾であると言わざるを得ません。
○齋木政府参考人 おととい十一日でございますけれども、警察庁の方から、鑑定の結果ということで内閣官房にある拉致被害者・家族支援室の方に対しまして報告がございまして、それによれば、松木薫さんのものと思われる骨に関する鑑定をやった結果ですけれども、これが松木さんの御本人の身体的な特徴と合致する可能性は非常に低いと考えるのが妥当である、そういう結果を支援室の方に警察庁の方からお伝えしたということがあったというふうに
同僚委員からの質問もありましたが、松木薫さんの遺骨が別人のものであった可能性が高い、こういう鑑定が出ておりますが、この問題並びに日朝交渉全体についての外務省の、我が国政府の方針、それから見通し、相手方の出方についての予測、それらを含めてお話をいただきたいと思います。
○茂木副大臣 松木薫さんの遺骨の件でありますが、十一日、警察庁の方より拉致被害者・家族支援室に対しまして、松木薫さんのものと思われる骨に関する鑑定結果につきまして、松木薫さんの身体的特徴と合致する可能性は非常に低いと考えるのが妥当である旨の連絡があった、このように承知をいたしております。
そうした捜査の結果を総合的に検討いたしました結果、今般、曽我ひとみさん、曽我ミヨシさん、それから石岡亨さん、松木薫さんの四名につきましても北朝鮮による拉致容疑事案と新たに判断したわけであります。これによりまして、北朝鮮による拉致容疑事案は現時点で十件十五名となったところであります。