1990-06-21 第118回国会 参議院 建設委員会 第9号
沿線の地価は平均してここ二年に公示価格で一・五から二・〇倍の上昇を示している、しかも流山、松戸周辺の実勢価格は公示価格の五ないし十倍以上になっている、こう言っておられるんです。こういうふうな実例を見てみますと、大都市法の監視区域指定の規定も、結局役に立たなくなるのではないかと心配になります。
沿線の地価は平均してここ二年に公示価格で一・五から二・〇倍の上昇を示している、しかも流山、松戸周辺の実勢価格は公示価格の五ないし十倍以上になっている、こう言っておられるんです。こういうふうな実例を見てみますと、大都市法の監視区域指定の規定も、結局役に立たなくなるのではないかと心配になります。
それから、三つ目の理由でございますが、これは常磐新線の整備に絡む事情でございまして、昭和七十五年までに常磐新線が計画どおり整備されたといたしましても、この常磐新線を整備するだけでは、現在の常磐線の混雑率はそれほど際立って大きくは低減いたしませんで、さらに松戸周辺から都心に向けての利用客を十一号線を利用して都心に流すことによりまして、現常磐線の混雑緩和を大きく図り得るというふうな判断があったものでございまして
それから千葉市内、市川、松戸周辺につきましては、まだ地元関係、特に市川市等ではいろいろ反対等の強い意向がございます。これは現在抜本的な計画、構造を一応県当局に提示して、今後とも御理解を得た上で建設に進んでまいりたいというふうに考えて、これは相当時間がかかるんじゃないかというふうに見ております。