1950-04-15 第7回国会 衆議院 本会議 第37号
私の知つておる松島謙三という人は、華族制度の改革を宮内省に上申したということで、十年間松沢病院に入れられておつたという事実があるのであります。従つて、精神病者の監置にあたりましては、人権の一番ということに十分なる配慮がなされるように法律によりて規定がなされなければならないのであります。 ところが、この今議案になつておる法律においては、この点に関する改正がほとんどなされておらない。
私の知つておる松島謙三という人は、華族制度の改革を宮内省に上申したということで、十年間松沢病院に入れられておつたという事実があるのであります。従つて、精神病者の監置にあたりましては、人権の一番ということに十分なる配慮がなされるように法律によりて規定がなされなければならないのであります。 ところが、この今議案になつておる法律においては、この点に関する改正がほとんどなされておらない。
本件の証拠品として正式に受入れられたものは、松澤病院任意提出にかかる松島謙三、佐々木正一両名の病床日誌二册であつて、この証拠品は檢察廳で不起訴拠分に付したので、告訴人側から刑事訴訟法二百六十二條により東京地方裁判所に審判の請求があつたから、その証拠品として記録とともに裁判所へ送つたということであります。
○梨木委員 最初の松島謙三の件については、当事者の言うところとちよつと違つておりますから、その違つている点について、のちほどまた質問いたすことにして、きようはこの程度にいたしておきます。 大津事件の処理の問題でありますが私の方へ入つている事実関係は、強制わいせつ罪の点のみならず、これは職権濫用罪に該当すると思うのであります。
松島謙三並びに佐々木正一というこの二名の方が、精神病者でないのに精神病者だということで、松沢病院へ入れられた。この松島謙三というのは九年間、佐々木正一というのは三年間、全然精神病者でないものを精神病者だということで、松沢病院に入れられたのであります。松島君は、宮内大臣あて、家族制度の改革の上申書を提出するため宮内省に出向いたときに檢挙されて、そのまま精神病院に入れられた。