2015-05-20 第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
そして、大野頭首工の直下にそんなに水を流したいのであれば、毎秒一・三立方メートルを大野頭首工から取水せずに魚道に流して、牟呂松原頭首工経由で森岡導水路を活用して豊川用水の東部幹線に流せば、設楽ダムと無関係に、国交省の言う流水の正常機能の維持流量が確保できるということを市民団体の皆さんも提案しております。
そして、大野頭首工の直下にそんなに水を流したいのであれば、毎秒一・三立方メートルを大野頭首工から取水せずに魚道に流して、牟呂松原頭首工経由で森岡導水路を活用して豊川用水の東部幹線に流せば、設楽ダムと無関係に、国交省の言う流水の正常機能の維持流量が確保できるということを市民団体の皆さんも提案しております。
この目的のため、豊川の上流の宇連川をせきとめて、貯水量約二千八百四十万トンの貯水池を作り、この貯水池へは自己流域の水のみならず、天竜川水系の水をも流域変更して導入し、貯水利用をするのであり、また佐久間ダムからも導水路を作って、年間五百万トンの水を豊川上流及び三輪川に放流するものでありまして、これらの水は下流の大野頭首工、牟呂、松原頭首工でそれぞれ取水をするのであります。