1975-07-03 第75回国会 衆議院 農林水産委員会 第33号
○松元政府委員 御指摘のとおり、農機具の重要性は私ども十分認識しておるわけでございます。特に、生産費と申しますか、コストの中で占める農機具の比率が年々高まっております。当初、かなり昔でございますればたとえば肥料が一番ウエートが高かったが、それに対して最近は肥料よりむしろ農機具のウエートが高まっているという実態でございます。
○松元政府委員 御指摘のとおり、農機具の重要性は私ども十分認識しておるわけでございます。特に、生産費と申しますか、コストの中で占める農機具の比率が年々高まっております。当初、かなり昔でございますればたとえば肥料が一番ウエートが高かったが、それに対して最近は肥料よりむしろ農機具のウエートが高まっているという実態でございます。
○松元政府委員 私はただいま主として技術的側面、技術指導の面で申し上げたわけでございまして、こういう技術が普及すればできるはずだ、したがってそういう指導をしようということをまず申し上げたわけでございます。
○松元政府委員 そのとおりでございます。
○松元政府委員 従来著しい減少傾向をたどっておりました麦を六十年の長期見通しに即応してこれから大いに生産を伸ばすわけでございますから、端的に申しましてこれはなかなかむずかしい課題でございます。 この課題をいかにして実現するかということですが、そのためにはただいまの御指摘のように各般の生産対策をさらに充実させなければならぬわけでございます。
○松元政府委員 生産振興奨励補助金の交付につきましては、ただいまお話しのように交付の時期と単価について確かに御論議があり、一律早期支払いという御論議があったことは私もただいま御説明申し上げたところでございます。ただ、私が申し上げましたのは、そもそもその答申が今後六十年の目標に即応して生産を伸ばしていきますための対策の一環でございますから、五十一年産麦以後は基本になるわけでございます。
○松元政府委員 この麦の政策につきましては先ほど食糧庁から申し上げましたが、これはいろいろな角度にわたるわけでございます。御指摘の価格問題もございます。私のところでは生産担当でございますから、ただいま私は生産対策に即応して実は原因分析を申し上げたわけでございまして、おっしゃるとおり価格の問題と生産面の問題、それからまた技術の問題等いろいろございます。
○松元政府委員 御指摘のように、現在は六十年長期見通しがあるわけでございます。それから、確かに五十年産麦は二割という目標を立てまして、私ども指導をいたしました。その場合は五十七年の生産目標があったわけでございます。そこで、この長期目標に即応して伸ばしていくように努力をいたしたわけでございます。
○松元政府委員 新聞の報道の表現はちょっと不正確な点がございまして、先ほども申し上げましたが、現在物価の上昇も落ちつきを見せておりますし、特にその場合はメーカーが一方的に自分の要請を一一%と発表いたしたわけでございます。
○松元政府委員 五十年産麦の生産見通しでございますが、先般発表になりました都府県の面積に北海道の推定を加えますと、四十九年に比べまして約四%の増加という見込みでございます。
○松元政府委員 ただいま先生の方から、何か、両省間の覚書云々ということでお読み上げいただいたわけでございますが、これは担当課長同士の了解事項のものでございます。
○松元政府委員 ただいま先生の方から経過につきましてるるお話しがあったわけでございますが、この協同果汁は、一つはチルドジュースの製造によるミカン需要の拡大ということと、もう一つは輸入果汁の受けざらという、このいわゆる二つの目的で発足いたしたわけでございますが、御指摘のように、当初想定いたしましたときよりも果汁の需給動向が大分変わってまいったわけでございまして、特に、チルドの需要が伸び悩むという事態がございました
○松元政府委員 四十八年度、四十九年度、過去の分につきましては、これは工場を新設いたしませんから、残念ではございますが不用に立てざるを得ないわけでございます。 それから、なお、五十年度につきましてはこういう事態でございますから、実はチルドの工場新設の予算要求はいたさなかったわけでございまして、様子を見てその後さらに考えたいということで、一年間いわば休みにいたしておるわけでございます。
○松元政府委員 私も先ほど申し上げましたが、もちろん、米にかわって転作するということが一番望ましいことはおっしゃるとおりでございます。ただ、その場合、先ほど申し上げましたように、何分、数量規模が大きいものでございますし、全国規模でなければならぬ。したがいまして、すべての地域におきまして全部転作ということはなかなかむずかしい実態もございました。
○松元政府委員 御説明がまずい点は申しわけないわけでございますが、私が申し上げましたのは、ただいまは責任という言葉が出たわけでございますが、ただ、当時といたしまして、米を休んでいただくというのは、その場合に転作が望ましいということはもちろんそのとおりでございますが、当時の規模からしますと、全部転作というわけにはなかなかまいらなかった。
○松元政府委員 これは責任というお言葉の意味にもなるわけでございますが、当時といたしましては、休耕を含めて生産調整をせざるを得なかったというやむを得ざる経過的措置であったわけでございます。したがって、それに対しまして休耕奨励金の措置も講じたわけでございます。それを活用なさって休耕地を管理して、その結果生産に復帰したのは過半はあるわけでございます。その場合、そうでないところもある。
○松元政府委員 御案内のように、基準糸価は生産費、生産事情、需給事情その他の経済事情を参酌して決めることになっておるわけでございますが、ただいま御質問の生産費でございますが、これはまだ集計中でございますから計数的に何とも申し上げかねるわけでございますが、昨年一万円の基準糸価を決めたわけでございますが、そのときの前年、四十八年の生産費は約八千八百円でございますから、それから推定いたしますとただいまのような
○松元政府委員 事業団在庫は先生御指摘のとおりでございますが、民間在庫は、私が手元に持っておりましたのが一月末でございますが、一月末は一万九千百七十一俵でございます。
○松元政府委員 これは三月末——多少数字の振ればございますけれども、三月末に決めるということを目途にいたしまして、恐らく下旬のうちに蚕糸業振興審議会を開きまして決定する段取りに考えております。
○松元政府委員 一〇〇%という必要は必ずしもないのでございまして、おおむね一〇〇%に近いということで、六十年には九七%程度を目標といたしております。
○松元政府委員 信連も枠は設定いたしておりますが、現在手続中でございます。三月末ごろまでには出るという見通しでございますが、確かに目下手続中でございます。
○松元政府委員 まだでございます。
○松元政府委員 復活状況でございますか。ちょっと聞き取りにくかったので、申しわけございません。
○松元政府委員 年によって振ればございますが大体百八十万ケースないし二百万ケースというぐらい想定いたしております。
○松元政府委員 ちょっと答弁が不正確で申しわけなかったわけでございますが、絹撚糸は生糸をより合わして得られるものでございまして、より数は一メーターにつき百回以上よるというのが普通でございます。
○松元政府委員 事業団の一元輸入は、いわば需給に見合った数量を入れるわけでございますから、それによって品薄になることはないはずだというふうに存じております。
○松元政府委員 たとえば安い価格で輸入が幾らでも入ってくるという事態をそのままにしておきましては、安定措置はなかなかむずかしい問題だろうと思います。
○松元政府委員 私は先ほど、問題に従って、まず一般問題とお断りして答弁を申し上げたわけでございますが、そういった不作付地、荒地があるということは、食糧の自給度の向上という点から極力有効に活用すべきだと思っておるわけでございます。
○松元政府委員 ただいまの御質問は、一般的問題と具体問題とあろうかと思いますが、まず、一般的に休耕田がその後不作付地で残っているというものに対する対策でございますが、これは御指摘のとおり、休耕田のうち過半は稲作あるいは転作に復帰いたしましたが、かなりの部分は残っております。
○松元政府委員 ただいま先生お話しの種子と申しますか、新品種を保護して、それによっていい品種が伸びて、その結果農業生産の発展向上に役立つということ、私もまことに大事なことだと思っておるわけでございます。 問題は、その内容でございまして、その場合、従来わが国の場合には農産種苗法体系がございました。
○松元政府委員 ただいま先生お話しのように、昭和三十六年に、植物の新品種育成者の権利保護を図るために、植物の新品種の保護に関する国際条約というのが締結されまして、この国際条約に関連いたしまして、西欧の各国において新しい国内法制度が整備されているわけでございます。 それで、わが国の場合には、これも先生お話がございましたとおり、農産種苗法というのがございます。
○松元政府委員 ただいま先生の御提案の方向に即応いたしまして、技術的内容をさらにもう少し詰める事項もございますから、そうして国際条約加盟ということを目標にいたしまして、それで現行の農産種苗法の関連も整理いたしまして、そういう方向で前向きに検討を進めてまいりたいと存じます。
○松元政府委員 もし取り違えたら恐縮でございますが、ただいまの御質問の趣旨は、農林大臣が機種を、型式検査を行う農機具の種類を定めるときは、機械化審議会の意見を聞かなければならないと法定されているかということであろうと思いますが、法十四条に「意見を聞かなければならない。」と規定してございます。
○松元政府委員 選定基準として明文化したものはございません。いわば機械の普及度合いとか、あるいは検査をするについてのいわば技術的なこちらの検査の能力とかいうことを総合判断して決めるわけであります。 〔湊委員長代理退席、委員長着席〕
○松元政府委員 合格したものは発表いたします。
○松元政府委員 ちょっと私の理解が間違っていたら申しわけないのでございますが、現在も、植物防疫といたしまして、発生予察事業とか、あるいは防除体制の整備の中に組み込んで防除の指導はやっておるわけでございます。
○松元政府委員 私が申し上げましたのは、有機質肥料は大事であるということは私も十分理解いたしております。ただ、確かに、肥料というものは、特に化学肥料というものは速効性効果がございますから、いわば化学肥料によりまして収量も上がったということ、これも現実には事実でございます。そこで、その場合の問題は、化学肥料の機能たる酸性分の効能というもの、これはもちろん有機質肥料の中にも酸性分がございます。
○松元政府委員 化学肥料と有機質肥料の関係は、単に成分比だけで比べることは非常にむずかしゅうございます。ただし、従来かなり有機質は投下されておりまして、たとえば昭和三十年におきましては、堆厩肥が十アール当たり六百五十キロ投下されていた。それが四十八年では二百八十七キロに低下いたしておりますから、いわば三十年に近い数字に持ち上げたい。
○松元政府委員 説明がまずくて恐縮でございますが、いま申しましたのは、計数的に、化学肥料に対して有機質は成分で代替する関係がなかなかつかみにくい、そこで、有機質肥料を三十年ごろを一つのめどにいたしまして近づけるように努力してまいりたいということを申し上げたわけでございます。
○松元政府委員 これは果樹品種等更新事業というものがございまして、これはミカンだけではございませんで、ほかのものも含んでおりますが、それで品種更新をするわけでございまして、その場合に共同育苗をするものにつきまして助成をするという予算措置を現に講じているわけでございます。
○松元政府委員 この品種更新というのは、従来も、生産者の方々が、いわば自分のためと申しますか、自力でおやりになった分もあるわけでございますが、それをさらに推進しようということで、特に共同でやるという者に対しまして助成いたしたわけでございまして、漸次その波及効果が進んでいくというように考えているわけでございます。
○松元政府委員 これは、四十九年におきまして補助によって造成されると思われる見込み数量でございますが、約六百ヘクタールというふうに見込んでおります。
○松元政府委員 カリでございますが、これは物賃調査によりますと、塩化カリは前年に対しまして二割程度の上昇にとどまっているわけでございまして、これは、実は、全農とメーカーの価格と申しますか、元売り価格は二割ちょっと上がっておりますので、それに比べますと大体似たような上昇ではなかろうかと思います。二割ちょっと上がっております。
○松元政府委員 おっしゃるとおり、肥料の価格は着駅オンレール、貨車乗せ渡しということがたてまえになっておるわけでございまして、これは全国一本でございます。したがいまして、運賃分はプールされて、末端の着駅段階の価格は全国一本である、こういうことでございます。
○松元政府委員 国内の農業者が負担しているという、その負担のしかたの問題でございますが、全国プールをいたしておりますから、そういう意味ではそうかもしれませんが、要は全国一本の価格にしておるということでございます。
○松元政府委員 被害の実態の正確な把握が必要なことはもとよりでございます。問題は、その把握の方法でございますから、私、先ほど県の統計と申し上げましたが、この把握の方法につきまして、よりよい方法につきまして相談し、検討したい、こういう趣旨でございます。
○松元政府委員 一般的に広範な被害と申しますか、その場合は統計情報部で調査いたしますが、私もちょっと細部の点をよく知らぬ点がございますものですから、なお相談いたしますと申し上げた次第でございます。
○松元政府委員 これは、先方は先方の立場で要望するわけでございまして、私のほうは、わが国の立場からそれはできないと言っているわけでございましす。
○松元政府委員 グレープフルーツ、オレンジの季節関税につきましては、季節的に高いわけでございますから、その場合幾らまで下げてくれというようなことはございませんでしたが、おそらく、そんたくしまするに、ほかの時期の関税より高いものですからそれを考慮して何らか下げろという趣旨と思いますが、計数的に幾らといったわけではございませんが、私どもは、いずれにいたしましても、その時期はわが国のミカンの出回る時期でありますから
○松元政府委員 これは年によって多少の差がございますが、私どもは、やはり六月ごろかというふうに目標を置いて検討している段階でございます。
○松元政府委員 久保田も通達を出しております。
○松元政府委員 さよう承知いたしました。
○松元政府委員 十月まででございます。