2005-05-17 第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第23号
そこに旧北東公庫をくっつけたわけで、旧北東公庫というのは、例の苫小牧の東部開発会社とかむつ小川原開発会社とか不良債権を多額に抱えているところを合併させて、本来だったら旧開銀から国庫に入るはずだった準備金を使って旧北東公庫の抱えていた不良債権を処理するという、ある種、政策の失敗を覆い隠す合併という感じを私は持ちました。
そこに旧北東公庫をくっつけたわけで、旧北東公庫というのは、例の苫小牧の東部開発会社とかむつ小川原開発会社とか不良債権を多額に抱えているところを合併させて、本来だったら旧開銀から国庫に入るはずだった準備金を使って旧北東公庫の抱えていた不良債権を処理するという、ある種、政策の失敗を覆い隠す合併という感じを私は持ちました。
五全総で推進する苫小牧東部開発にはこれまで三千六百億円余の巨額の基盤整備費をつぎ込んできましたが、第三セクターである苫小牧東部開発会社の負債は千八百億円、年間収入が八億九千万円に対して、支払い利子が八十七億円、拓銀の経営破綻で新規融資が停止の状態になっています。 首相に伺いますが、こうした破綻した国家的なプロジェクトの見直しは行わないのですか。
時間もなくなってまいりましたので、さらに進みますけれども、この第三セクターとして発足した苫小牧の東部開発会社でございますけれども、資本金が六十億、昭和四十七年の七月十五日設立されたと聞いておりますが、かなりいろいろな方面から借金しているのですね。北海道東北公庫からの融資も、かなりあると聞いておりますが、年次別にどれくらいあるのか御説明願いたいと思うのです。
○山田(嘉)政府委員 簡単に申し上げますが、これは主として、この工業基地の先ほど申しました道が先行取得しました用地を東部開発会社に最初に売却いたしましたのが本年の三月末でございますので、それに先立ってそれに必要な基本的な事項について定めたものでございます。
○山田(嘉)政府委員 ただいま御指摘ございました、いわゆる第三セクターでございます苫小牧東部開発株式会社、この会社が、道庁が先行取得いたしました土地を買い受けましてこれを造成するという役割りをになうことになりますので、本年の三月に北海道庁と東部開発会社との間に、工業基地開発並びに土地の売買に関しまして基本協定をすでにつくってございます。
○渡辺(惣)委員 その北海道庁ですが、事業主体の北海道庁との間に、第三セクターである北海道苫小牧東部開発会社と開発協定がまだつくられていないと承っておりますが、その点はどうですか。