1973-08-24 第71回国会 参議院 災害対策特別委員会 第11号
○参考人(井元光一君) 現在ほぼ完成しております東部幹線水路は、香川県の渇水対策連絡協議会の要請によりまして、緊急通水を実施しておることは御存じのとおりでありますけれども、上流部のただいまの導水トンネル、いわゆる阿讃トンネルの巻き立ては途中でありますが、さらに今後このままの渇水が続きまして通水の要請を受けたときは万障を排しても通水可能の処置をいたしたいと思っております。
○参考人(井元光一君) 現在ほぼ完成しております東部幹線水路は、香川県の渇水対策連絡協議会の要請によりまして、緊急通水を実施しておることは御存じのとおりでありますけれども、上流部のただいまの導水トンネル、いわゆる阿讃トンネルの巻き立ては途中でありますが、さらに今後このままの渇水が続きまして通水の要請を受けたときは万障を排しても通水可能の処置をいたしたいと思っております。
まず、鶴橋市役所において県当局から愛知県農林漁業の概況説明を聞いた後、豊川用水の二川サイフォン、三ツ口池と東部幹線水路施設の状況を見、次いで、上水道と工業用水両方の供給源となっている上野浄水場及び佐布利池、それから東郷調整池を視察し、またその間、蒲郡柑橘農協と常滑市の鬼崎漁業協同組合の視察を行なったのでありますが、まず、豊川用水の工事進捗状況から御報告申し上げます。
次に、三輪川から取水する大野頭首工とこれに続く大町導水路は国営事業時代に完成されておりましたので、それに接続する東部幹線水路の大沢、大坊、風越工区工事約二千五百メートル並びに浅間、風越及び塩沢トンネルグラウト工事を竣工し、風越トンネル及び宇利川サイホン延長約千百メートル、中藤トンネル延長約二千二百メートルの工事を前年度に引き続き施行し、さらにその下流部に当たる湯三、三多、岩二の各トンネル工事をはじめ
総事業費は約三百五十七億であり、そのうち宇連ダム、大野頭首工、大野導水路、東部幹線水路の一部などに要した約五十億円の工事はすでに終了し、残工事も九月十五日をもって豊川用水事業を引き継ぐ愛知用水公団が、今後約七カ年間で竣工する予定ということであります。 以上が本事業のあらましであります。