2016-03-16 第190回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
東芝大分工場の労働者と大分市民も、昨年十月二十八日、大分工場の大規模なリストラを報道発表で突然知らされました。画像用半導体事業をソニーに売却し、従業員二千四百人のうち千百人をソニーに転籍、残る従業員は一〇〇%子会社の岩手東芝エレクトロニクスと統合、新設する会社や他工場に再配置か遠距離配転、または早期退職という内容です。
東芝大分工場の労働者と大分市民も、昨年十月二十八日、大分工場の大規模なリストラを報道発表で突然知らされました。画像用半導体事業をソニーに売却し、従業員二千四百人のうち千百人をソニーに転籍、残る従業員は一〇〇%子会社の岩手東芝エレクトロニクスと統合、新設する会社や他工場に再配置か遠距離配転、または早期退職という内容です。
次に、東芝大分工場でソニーに転籍するように言われている労働者のことについてお聞きします。 きょうは厚労省にも来てもらっていますけれども、事業譲渡に伴う労働条件と権利義務の承継に個々の労働者の同意が必要だとなっておりますけれども、この根拠は何でしょうか。
ところが、その手続を定めた労働契約承継法について、東芝大分工場の多くの労働者がアンケートでは知らなかったと答えておりますし、また、一月二十七日に、大分工場に、先ほどの考える会の皆さんが要請に行ったときに、同工場の総務グループ長、この人も知らない、そんな法律のことを知らなかったというふうに言ったそうなんですね。東芝大分工場の労働者も、そして使用者も労働契約承継法を知らない。
さらに、東芝大分工場における国内最大のLSIの量産開始とか、キヤノンの大分工場でデジタルカメラの新規大型工場がくわ入れをする等々、非常に活発な動きがあるわけであります。 こういう点から見ましても、この工業集積のあるところになぜ高速道路が通らないのかという問題があると思います。
また、東芝大分工場の敷地からわずか二百メートルしか離れていない地点でトリクロロエチレンが環境基準の三倍強の汚染で発見をされております。ところが、この三年間、十分な原因究明もされずに放置されたままになっているということは、極めて問題だと思います。
第二班は、藤井理事、安恒理事、佐藤理事、大島委員、石原委員、合馬委員、片上委員、寺崎委員及び私、坂野の九名で編成され、二月十九日から二十一日までの三日間、福岡県、大分県に赴き、産業経済の現況及び地方財政の状況等について概況説明を聴取し、福岡県においては、福岡市博物館、宮田工業団地、スペースワールド等を、大分県においては、東芝大分工場及び一村一品事業等の現地視察を行ってまいりました。