1990-04-13 第118回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号
もちろんこれには若干の条件がついておりますが、こういうようなことが既に東独側の連立政権の政策協定にも盛り込まれているわけでございます。
もちろんこれには若干の条件がついておりますが、こういうようなことが既に東独側の連立政権の政策協定にも盛り込まれているわけでございます。
これにつきましては、既にコール西独首相が十項目の再統一へ向けての熱意を示されているようでありますし、それに対して東独側ではちょっとにべもない態度を、これは外交上の都合があるからでしょうが、されておるようでございます。
この間相互の地位に関する東西両独の立場は、東独側が二国家説に立っていたのに対しまして、西独側は、全ドイツを代表する唯一の政府は自国政府であるといたしまして、いわゆるハルシュタイン原則を堅持いたしました。
これに対してはポーランド側もあるいは東独側も、そうした考え方はわかるけれど、しかし防御的であるといってもこれはこれまでの経験から見てもやはり防御的な兵器というものがどうしてもこれが核拡大、軍拡というものにつながってきたという歴史があるじゃないか、ですから非常に危険だということでございまして、同時にまたSDIについては日本もまだまだ研究が十分足らないと。
加えて、東独側からはこの条約を一刻も早く発効させてほしいという要望が参ってきております。こういう状況を考えまして、現時点でこの条約の発効をおくらせるという、そういう積極的な理由はないと私どもは判断しております。
日本側といたしましても、このような東独側の希望を踏まえて、近く日本、東独双方の都合のよい時期に交渉しようではないかというふうに考えております。 それからまた、最初の質問でございますが、日本が結んでおります通商航海条約は、現在三十六本ございます。このうち東欧諸国では七つ、チェコスロバキア、ポーランド、ソ連、ユーゴスラビア、ルーマニア、ブルガリア、ハンガリーと締結しております。
この問題につきましては、今後東独側と十分話し合いをいたしまして、東独内の邦人保護が確保されるよう、これから万全の措置を講じてまいりますとともに、いませっかく接触を持って開設を準備いたしております公館の設置の仕事も促進してまいりたいと考えます。 —————————————
○国務大臣(大平正芳君) 東独との外交関係の設定交渉は、去る三月七日、モスクワにある日本大使館におきまして、日本側が新関大使、東独側がビットナー大使の間で第一回の交渉が行なわれまして、第二回の交渉は、昨日、三月二十六日、東独の大使館で行なわれておるはずでございます。
○大平国務大臣 日本といたしましては、東独との外交関係設定交渉を来たる三月七日からモスクワで開始することで東独側と合意を見ております。交渉当事者は、日本側は新関駐ソ大使、東独側はビットナー駐ソ大使が当たることになっております。
ドイツ民主共和国の場合は、この前も私質問のときにいったように、一応東独側はビザを出そうという意思表示をした。それに基づいて日本政府としてもそれでは渡航を許そうということになったにもかかわらず、国名がドイツ民主共和国と書いてないために向こうが心証を害して、当初ビザを発給するつもりだったのがこれがだめになった、こういう事例もあるわけですね。
同時に東独側は、すべての宇宙士に対して保護をする義務があるとき、日本の宇宙士だけ差別待遇をしたときに、日本のほうから東独に対して正式に、これを条約違反として抗議できるかどうかについては、その点法律上は非常に疑問だぐらいに考えておかないと、私は変なことになると思う。たとえば天体の非軍事化という条文があるでしょう。
○参考人(青木半治君) 重量挙につきましては、去年の十月の二十二日に、東独側からぜひ東独のほうに訪問してほしい、そうしてまた自分のほうとしては、プレ・オリンピックに参加をしたいという申し出が参っているそうでございます。そうして本年の二月の三日に、日本の重量挙協会のほうから、東独に対して自費参加ならば、五名程度なら招待をしたいという手紙を出しております。
ただ、まだ出先から報告が来ておりませんけれども、最近東独側が、東ドイツから東ベルリンに入ってくるドイツ人の流入を阻止する態度に出ておるということが新聞報道として伝わっております。かようなことは、どう発展するかは相当われわれは大問題であると思っています。
そのほか道につきましても、たとえば自動車道路を通っていく、それを検問する、検問区に応じて東独側のスタンプを押さなければ通さぬということは、ときどき現在といえどもソ連側がやっておることでございまして、それを今度は東独が自分で引き受けてやる。
ただ、自由市である、従って、この自由市に至る陸の交通路というものは、東独側もソ連側も保証するということを言っているだけでありまして、自由市の内容はいかなることについては、具体的に説明はないということであります。
それで、あるとき東独側から、日本に来て必要なものをよりたい、選択したい、それで日本に人を派遣したいという申し入れを受けたことがあるのですか。
三十年一の六月か、七月、そのころと思いますが、東独側から東独に要る見返り物資を——それまでは綿糸だけでございましたが、綿糸以外の商品も買いたい、見たいという希望がございまして、それで日本へ来たいという希望がこっちに漏らされましたのは事実でございます。
○鷲見証人 東独側から日綿の石橋さんが行かれたということは聞きましたが、他のグループのことは私もつい聞いておりませんので、もう一ぺん開いてみたいと思います。
結局私も十二月の初めに日本を立って渡欧いたしまして、東独の政府、貿易商及びカリ公団と、ただいま申しました二点についての交渉を約一週間行なったのでありますが、その結果につきましても御説明資料として提出をしてありますが、東独側としましてはFOB取引の開設という点については原則的には了承をするということであったのであります。