1976-10-08 第78回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
東海道新幹線、東海道線、国道一号線も全部通っている地域ですし、地震学の権威である力武常次先生がこの問題などに触れておられますが、もしこの地域で巨大地震が起きたならば東海沿岸は壊滅的な被害を受けるだろう、こういうこともかねがね警告しておられるわけでして、しかも相当広い範囲にこの被害は及ぶだろう、多分静岡県一県ではないだろうと私は思うのです。
東海道新幹線、東海道線、国道一号線も全部通っている地域ですし、地震学の権威である力武常次先生がこの問題などに触れておられますが、もしこの地域で巨大地震が起きたならば東海沿岸は壊滅的な被害を受けるだろう、こういうこともかねがね警告しておられるわけでして、しかも相当広い範囲にこの被害は及ぶだろう、多分静岡県一県ではないだろうと私は思うのです。
それから高潮につきましても同様に二分の一でございますが、これは主として東海沿岸とかあるいは鹿児島湾等において実施されております。それからそのほかに、市街地を守る高潮対策として十分の四という補助率が、ございます。これは東京の葛西海岸とか、川崎海岸とか、あるいは兵庫の尼崎海岸、そういったものが十分の四で実施しております。
したがって、この計画の立て方によっては、それぞれ過去のそういう特徴を持っていますけれども、それが将来調整される機能があれば、必ずしも日本海沿岸に大企業――大企業というか、原料産業を興さなくとも、そういうような過去に持っております機能を生かして、そうして繊維産業の大部分が日本海沿岸にいき、重工業的なものが東海沿岸にいく、そうしてその間に道路等が自由につき、あるいはこのごろはトンネルを掘ることは何でもございませから
○説明員(高林康一君) 航路の分布につきましては、全体の七十航路について申し上げますれば、北海道沿岸が一つ、それから北海道−本州間が二航路、関東東海沿岸が二航路、それから本州の日本海側が一航路、それから本州−四国間が十八航路、それから瀬戸内海沿岸が三十一航路、四国−九州間が一航路、四国沿岸が二航路、九州北西の沿岸が三航路、それから有明海・天草地区に百航路、南九州沿岸が二航路、計百十航路。